コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主人公:仲野春虹(ナカノハルキ)くん
小4。
誕生日:4/19
ビーエル 一次創作(小4のビーエルは無いよ)
本編
今日は学校で難聴について学んだ。
次は手話を習う。
今日もう勉強したのに、「本を読んで学んで」と言ってたので仕方なく市内の図書館に来た。
何気に初めての図書館だ。
どこに何の本があるのか全然分からない…
今日はひとりで来たからお母さんに頼れないし、…
誰かに聞くしか無いかぁ…
僕は人見知りで、コミュ症?ということもあってあまり人には話しかけられないのだ。
確か、先生から読んで欲しいのは… 手話の本だっけ。
そんなことを考えていると、独りの少年を見つけた。
少年は僕と同年代くらいで、大人しそうな性格だった。
この人なら大丈夫かも。
他人には初めて思った言葉だった。
「あの、すいません」といいながら軽く肩を叩く。
「、?」
「えっと…」
本題を喋ろうとしたとき、
彼が耳を指差しその後罰印を手でつくった。
一瞬戸惑い、
ああ、そっか。
この人は耳が聞こえないのか。と気づいた。
でも、僕が他に喋れそうな人はいないし…
そうだ!筆談だっけ、!
書いて話そう!
たまたま、読んだことをメモに取る用に
筆記用具とノートを持ってきていたのだ。
僕は手で何かを書く素振りをしながら首を傾げた。
少年は快くOKとサインを出してくれた。
※{}は書いている内容です
{どうしたんですか?}
彼の字は綺麗で読みやすかった。
{手話のことについて勉強したいから手話の本を探してるんです。}
ちょった乱れた字で答える。
{なら、俺が教えてあげましょうか笑}
と、彼は提案してきた。
僕は長い字を読むと直ぐ飽きてしまうので、やった方がわかりやすいのだ。
しかも、実際に手話で話せる、あってるか分かるから一石二鳥だ。
{良いんですか!}
と問うと、今度は筆談ではなく実際に彼は頷いた。
{さっそく、あいさつから行きますね}
今は、
ちょっとドキドキしたような、安心したような、そんな気持ち。
きょうはありがとう。
手話を使って礼を言う。
彼は優しかった。
僕は友達が少ないから、ぜひ友達になって欲しい。
彼の優しく分かりやすい教え方のおかげで、案外時間が余った。
そうだ、何か礼をしたい!
名前はなんていうのか。
ぎこちない手話で彼に問う。
そうしたら今度はまた筆談で
{白根睦(しらねりく)って言うよ。}
{ありがと。白根さんは、何か夢はあるの?}
{白根じゃなくて、睦でぜんぜんいいよ!
夢は耳が聞こえるようになる事、かな?}
{やっぱそうか~…
僕はサッカー選手!}
僕たちは拳を合わせた。頑張ろう、とお互いに気持ちを乗せて
本が好きなのか?
彼は物語の本が置いてある場所に居たため、ふっ、と頭の中に湧いてきた。
*本、好きなの?*これまた手話で問う。
うん、と頷く
(ヌッシは毎回手話で…って言うのめんどいから*斜め*にするよ)
{いつも図書館にいるから、また会いたい日に来てね。
いつでも待ってるからな。}
{う}「ん」と書き始めたその時、お母さんの迎えが来た。
もう少し一緒に居たかったな。
なんて。
初めての作品です。
まだまだ未熟なので生ぬるい目で見てください。
1,350文字お疲れ様です!
nextいいね1