不破はつぷつぷと雲雀の後孔を指でいじる。
意外にもそこは柔らかく、しかし緩いこともなく。指先が呑まれただけで思わず感動の声が漏れる。
「…ひばのここ、えっちやなぁ…俺もすっごい興奮するわ」
「〜〜〜〜ッ!!!」
「にゃは、ひばがそんな顔しても全然俺は怖ないよ、」
喋りながらもひたすらに後孔を弄り続ける
「ん゛ッ────!♡」
「お、ひばのメスイキスイッチはここか?」
肉壁の中、僅かにぽこりと膨らみを持ったそこをぐりぐりと押しほぐした
「や゛め、……てぇっ!!」
「だからそんな顔されても、な?こどもみたいに弱い力で蹴られても俺なんともないって♡」
「ゔぅ……ぁぅ……ぐ……」
ぎゅっと口を食いしばり、声を抑えようとする雲雀。彼なりの、最後に残された僅かな抵抗。
腕はまとめて抑えられているし、残されている脚もうまく力が入らなくてまともに蹴る事すらままならない。
元々明那に抱かれて散々開発されているせいで、悔しいながらも身体は快感を拾ってしまう。雲雀はそれが何よりも嫌だった。
ーーー
(明那さんのための身体なのに)
守っていた大切なものが、徐々に徐々に、ほんの少しずつ削られてゆく。
少しでも気を紛らわしたくて、ちらりと明那さんの方に視線を移すと、こちらの目線に気がついたのかひらひらと手を振った。
違う。俺がほしいのはそれじゃない。
「ん〜?ひば、明那のこと気になるん?まあひばの彼氏やもんな明那。…でも今からひばを抱くのは俺だから、…まさかひばのこと好き勝手していいって言われるなんてなぁ…流石の俺も驚いたわ」
不破さんはカチャカチャと音を立てながらベルトを外し、外し終えると俺の目の前にそれを突き出した
「どう?俺のちんこ、明那のと違う?どう?」
「しっ……知らない…です…!!!」
「……悪い子はこう」
不破さんは俺を転がして、自身に俺の臀部を向ける形をとった。
バチン!と破裂音が部屋に響き渡る。一瞬、突然の事で何が起こったのかわからなかったが、臀部から広がるじわじわとした痛みで現状を把握した。
「い゛…たぁ…ぃ…何す…るん…でッ、ゔっ!!!」
べちん。
「『反抗的な態度をとってごめんなさい』って言えたら許してやるから…それともひばはこっちのがいい?」
一気に指を後孔に二本入れて、前立腺をぐちぐちと音を立てながら刺激する。
「ゔっ、ぁっ、いや、だァ……っ!!やめっ、あ゛っ、ん゛……っ!」
「そっかそっか、ひばはこっちのほうが弱いか笑、じゃあ俺のちんこ入れちゃうか」
「は?え?やだ、まって、やめ────んぐッ!!」
「……っはぁ……ひばのナカあったか……」
前戯もそこそこに後ろは不破さん陰茎を咥え込み、下腹部の圧迫感に視界が白黒する。
さっき不破に質問されたが、明那と不破のモノの大きさはさしたる違いもなく、ほぼ同じぐらいの大きさだったのだ。しかし、自身が望んだものではないとなると、大きさも何も関係なく、異物でしかない。
普段の明那との行為ではここまで圧迫感に襲われることも無いというのに。
「ゔっ、うぅ……っ、あ、ぐ、やだ、ぁ」
「嫌なら謝らなきゃ、ひば。それに……ほら、明那もこっち見てる。そんなに声を我慢することもないんじゃない…?明那も声が聞けたほうがきっと嬉しいと思うし。」
気が付く。気付かされた。思い出させた。
自身が、明那ではない男に犯されている所を見られているという事に。
「やだっ、見ないで……!みないであきなさっ、いや、やだ、みな、ァッ!!」
「大丈夫だよ、ひば。俺もカメラも、ひばのことちゃんと見てるから。安心して犯されてね」
ソファに座り、作り笑いのような不自然な表情の明那の真意は読めない。酷く自分を突き放した。
「ははっ、明那も見てるって。あー……ひばんのナカ、気持ちぃーわ…やばっ明那…羨ましいなぁ、こんなトロトロの尻を日頃好きにしてるの、はぁーーー…でも俺も今日は好きにしていいって言われてるから…気持ち良くなろうな?ひば。」
「いや゛っ、ぅあ゛っ、ん゛……!!」
乱暴な律動に、振り回される。時折快楽を拾うも、それを彼氏に見せたくなかった。でも。
「俺ぇ、ひばの声聞きたいな」
ばちん、と脳内の回路を嵌め直される感覚がした。
「イヤイヤ言う割にはすっごいナカきゅうきゅうに吸い付いてるけどな…?んはっ、俺のちんこ持ってかれそ、ほらっ大好きな明那からのお願い、聞いてやり?」
「ゔぅ……っ、い、や゛……あ゛ぁ゛っ?!」
突然べちん、と臀部を叩かれ、その衝撃で背中がしなる。
「締まったっ…これが好き…?」
「は…?そん、な、わ、け……痛っ!!!」
べちん。ばちん。ぱちん。べちん。
「ちょ、痛、やめ……って゛ぉ!!」
「ん〜、やっぱり締まる、ちんこ出し入れしながらやるな?♡」
「だ、から、嫌……っあ゛!!ゔっ!んくぅっ!!ぅ〜〜っ!!」
不破は自身の腰を雲雀に何度も打ち付けながら、雲雀の臀部に平手を打ち続ける。短いスパンで複数の衝撃を与えられた雲雀は徐々に感情が追いつかなくなり始めた。
「くぅ……っ、ぁっ、あ、は、は、はぁっ──♡」
「そろそろ気持ちよくなってきた?それじゃあほら、そのトロ顔、ちゃあんとカメラにおさめてもらおっか、ひば♡」
「んッ……」
ずるり、と自身の陰茎を一度全て引き抜き、雲雀を膝の上に乗せる。
そのまま軽く雲雀を抱き上げ、後孔に陰茎を一気に奥までぶち込んだ。
「ひっ───ぐ───ぅ!!!♡♡♡」
急激な挿入の勢いに負け、鈴口からぴゅ、ぴゅ、と精を吐き出す。
「や、だぁ……っ、明那さん以外に、イかされ、あきな、さん以外にぃ……ぅう、やだぁ、あきなさっ、ねえ、あきな、さ、んっっ、ぅうう〜……!」
ぼた、ぼた、と、雲雀の目からは大量の涙が溢れていた。大粒の涙はいたずらにシーツを濡らしてゆく。先程吐精した量よりも、涙のほうがよほど大きくシーツにシミを残す。
「あき、な…さ、……ぐすっ、ゔ……っ」
「泣き始めちゃったけどこれ本当にええの?明那…」
「概ね想定通りだから全然だいじょーぶ」
「だってさ、ひば」
「ひぎっ……!」
不破は雲雀の細い腰を鷲掴みにし、勢いをつけて腰を打ち付ける。皮膚がぶつかり合う音が、先程のスパンキングを彷彿とさせる。
「俺もそろそろ出させてもらうから、なぁ…?」
「ゔっ、くぅ、ぁ、あ、あ゛〜〜っ♡」
休むこともなく、速さを保ったまま、ひたすらにナカを蹂躙していく。腰を打ち付けられた所から、ぱじゅん、ぱじゅん、と水音を含んだ音が響く。
雲雀はもう、陥落寸前だった。
声を押し殺す事もままならず、濁った音と喘ぎ声が口から漏れている。
「あ、きな、さ……っ」
満面の笑みが瞳に映る。
(ごめんなさい、明那さん、俺、駄目になっちゃった…。)
律動が速まる。
きっと不破さんも限界が近いのだろうか。だとしたら、おそらくそのまま中に出されて、身体の内側から穢されていくのだろう。
「あは、は……っぁ、ぅ、っん」
もう、笑うしかなかった。
「ひば、受け止めろよっ!!」
「っゔあ…………っ!」
ごぷ、どぷ、とナカに大量の精液を吐き出し、しばらくゆるゆるとした律動を続け、最後まで出し切る。
「……ふぅ、いっぱい出たわ…。最高…♡さ、ほら、カメラにピース。」
ーーー
ふわっちに色々持たせてシャワールームに押し込んだ。
さて、ひばの様子は、というと、完全に放心状態だった。よほどショックだったのだろう。やり過ぎてしまったのだろうか。あれだけ抵抗して為す術もなく犯されて、射精して。カメラの前で醜態を曝された。力なく明那さん、あきなさん、と助けを求める声が、俺を骨の芯から興奮させた、
「…ごめん…なさ、い」
コメント
2件
最高すぎ可哀想な推し大好きです
うほほほほほほとっても好きです