TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

私は支度をして玄関を出た。総司と私が向かっている方向から音が聞こえて来た。賑やかだ。なんだろう。楽しそうな声も聞こえる。そう。夏祭りだ。

「お祭り!!え!総司!言ってくれたら浴衣着たかったのに」

「今からでもいいけどどうする?」

「やっぱり足痛くなるからやめとく」

「なぁんだ」

2人で笑いながら金魚掬いをして、少し歩いたところに射的があった。したい。と私が言い、総司と勝負することにした。

「あのお菓子が欲しいのに全然あたらないじゃん。」「お嬢ちゃん、簡単に当たったら面白くないやろ。」

と笑われた。悔しくて最後の弾で当てようとした時、総司が、貸して。と言って構えた。私は当たれ!とずっと思っていた。すると本当に当たってお菓子をもらう事ができた。そして歩きながら、

「総司ありがとう!かっこよかった」

「遥。話が合って、俺らもう時期戻らないといけなくなる。」

「そうだね!新撰組。かっこいい名前だね!しかも総司一番隊組長って凄いじゃん!」

「ありがとう!ねぇ遥。」

「ん?なに?」

「けっ…こ…よ」

私の総司の間に子供達が走り込み言葉を遮ってしまった。

「ごめん聞こえなかった。」

「遥は、俺のことどう思ってるの?」

「大切な幼馴染だよ!」

「そっか。」

すると後ろから、私の名前を叫ぶ2人の影が見えた。

「遥!」「はるちゃん!」

「はっちゃん!平助!2人も来てたんだ!」

平助は総司の方に行き、何かを話していた。

「はっちゃん気持ち伝えたんだ!」

「そうなの!緊張した〜」

「そっか!おめでとう」

「ありがとう」

平助は私を諦める為に新しい恋を探している途中だとは山南さんから聞いた。平助には幸せになって欲しい。もちろんお初と。

「総司!行こ!お二人の邪魔しちゃダメだよ!」

「そうだな」

その時、後ろから、泥棒!と叫び声が聞こえた。

すると、2人は職業柄耳を傾けて、ごめん行ってくる。と言って走って行った。

私とお初は、危ないと分かっていたけれど、後を追ってみない?と話し追うことにした。気づくと、山の中、人気が無く暗闇で、犯人らしき2人と、総司と平助が前にいた。私達はやばいと思い、草に隠れた。

その瞬間(カキン カキン)と斬り合いが始まった。

loading

この作品はいかがでしたか?

48

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚