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一瞬で勝負がついたようだった。犯人2人は倒れ込んでいた。私達が見たことのない総司と平助だった。

平助は走ってどっかに行ってしまった。連絡をしに行ったのだろう。すると総司が叫んだ。

「どなたです?出て来てください。斬りますよ。3つ数えます。」

と言った。私とお初はやばいと思いながらも、足が動かない。

「1」

「2」

やばいこのままじゃ顔見る前に斬られる。

私は、ごめんなさい。と叫んだ。

「え、遥?とお初さん。どうして」

「ついて来てしまって、総司が3つ数えてる時足が動かなくて。ごめんなさい」

「沖田君ごめんなさい」

「遥頭上げて。お初さんも。」

「怖いところ見せてしまったね。」

間も無くして、平助が戻って来た。

「帰ろっか」

「うん」

あんな場面初めて見て、手の震えが止まらなくて、ずっとドキドキしていた。それを総司は気づいていた。

「遥、久しぶりに一緒に寝よっか!」

「え?なんで、いや、大丈夫」

「なんで〜?手、震えてるよ」

私は何も返せなかった。総司は優しい声で

「ほら、おいで」と手招きした。

私は総司の腕に頭を置き包み込まれた状態で布団に入った。その空間がすごく落ち着いた。すぐに眠りに落ちた。夢を見た。前の続きみたいな夢。

(留樹弥!強いぞ!いいぞ!そうだ!)

(っは!っほ!お父さん、これで強くなれるかな)

またもや顔は見れなかった。空想なのだろうか。未来の幻想なのだろうか。

朝になり目が覚める。総司と一緒の布団に寝ている事を忘れていた。

目を覚ましたら、総司の顔が目の前にあった。びっくりしたものの、昨日のことを思い出し、顔をまじまじ見つめる。

「総司ってかっこいい顔してるよね」

って言いながら右手の親指で総司の眉毛 鼻 唇をなぞった。すると私はゴロンと仰向けの状態になった。

私の上に総司がいた。

「我慢できたくなるからやめて」

総司が同じように私の眉毛 鼻 唇を親指でなぞって来た。変な気持ちになった。この気持ちが理解できなかった。その時、安心し切っていたのだろうが、総司の目をずっと見つめていた。すると総司はゆっくり顔を近づけて、鼻が当たるぐらいまで近づけ止まった。私の反応を見ていたのだろうか。それから口づけをした。

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