テラーノベル
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💛⇋💜 両片想い 彼氏は未定))))?
「奇跡(1)」から読んでね。
読んでない人🔙
side.💛
朝起きると、
ふっかからメッセージが来ていた。
「また行こうね。絶対、約束。」
💛『…ふっかが早起きなの珍し、笑』
送られてきた時間は5時。
そして今、5時半。
「いいよ。いつでも。」
俺はそう返信し、スマホから手を離した。
ベッドから身を起こし、カーテンを開け、
朝日を浴びる。
昨日は急遽、ふっかとドライブに行ったが、今日はシンプルに仕事が同じだ。
そこら辺にあったクッションに顔を埋める。
💛『…やった、』
💛『今日もふっかといれる…!』
俺はふっかのことが、
いつの間にか好きになってた。
9月になっても残っていた向日葵を見て、
彼が水を一生懸命にやっていたところを見た時、
俺は恋に落ちた。
もう伸びないと分かっていても、
とても賢明に世話をしている彼を見た。
💛『…もう向日葵の季節終わったじゃん。』
💛『枯れてもしょうがないよ』
そう言えば、
💜「しょうがないとか軽く言って
消される命なんて、
絶対あっちゃいけないんだよ。」
💜「…せめて全力は尽くさないとさ、」
そう真面目に返ってきたことも全て、
俺にとっては宝物だった。
ふと、昨日の会話を思い出す。
昨日はふっかが可愛くて…
…かっこよくて。
初めてメンバーの前で照れたかもしれない。
どうかふっかが覚えていませんように。
今日は彼と一緒に駅前で約束をしている。
時間になり、さっさと準備をして、家を出た。
💛『…。』
ふっかのことを待たせたくなくて、
いつも集合の15分前に来ている。
駅前にはカラスの群れが黒く形を作っていた。
💛『…大丈夫かな、』
連絡先の既読が付かない。
俺は1分…いや、30秒ごとくらいに
スマホをチラチラ見る。
集合時間まであと4分だ。
💛『…寝てるな、これ。』
俺はそう確信し、
電話をかけながら道を歩いた。
何度かけても、不在着信。
俺はマネージャーさんに
遅刻の連絡を済ませた。
💛『…はぁ、笑』
遅刻なんて…。
ため息をつくほど憎らしくて、
それでも憎めないほどに愛おしくて、
複雑な心情になる。
俺はふっかの家のインターフォンを押した。
…開かない。
💛『…前日にドライブ行くの辞めようかな。笑』
俺は仕方がなく、
合鍵を使って中に入った。
シンと静まり返ったその家は、カーテンも開いておらず、彼が起きているとは思えないような状況だった。
寝室に入り、身体を揺する。
💛『…んねぇ、』
結構激しく揺さぶっているのに、
起きる気配はない。
💜「んぅ…、」
そんな無防備すぎる姿に、俺は目を細めた。
…かわいいな、なんて思って。
昨日は“最年長”として、かっこよかったのに、今の彼の姿は、こたつで眠る猫のよう。
💛『…ふっか。』
💛『起きてよ。遅刻。』
彼の手にはスマホが握られている。
朝5時に俺にメッセージを送ったあと、
寝てしまったのだろう。
暫く揺すっていれば、彼はやっと目を開いた。
💜「…ん、?」
目が合う。
この瞬間だけでも、俺が生きているどの時間よりも大切だと思えた。
💜「…え?」
💜「照???」
俺は時計を指さす。
すると、ふっかの顔はどんどん青ざめていった。
💜「や、やば!!!」
彼は飛び起き、準備をする。
俺はそれを手伝った。
職場に着く。
💜「すっ…すみません!!!」
💛『すみません。』
遅刻の件について、2人で必死に謝る。
マネージャーさん達は優しくて、
すぐに許してくれた。
今日は雑誌のインタビューと撮影だった。
[では、インタビューよろしくお願いします。]
俺たちが遅れてきた影響で、
個々のインタビューは無しになった。
…申し訳ない。
💛『よろしくお願いします。』
💜「よろしくお願いします。」
[では早速始めさせていただきます。]
最初の質問。
[お互いのことをなんだと思っていますか?]
王道来たな。
俺達は目で合図を送り合って、決して話すタイミングが被らないように徹する。
💜「…えーと、照は、俺の、」
💜「…半分です。」
💜「照がいなきゃ俺は立てないし、輝けない。」
その真っ直ぐな言葉に、嘘偽りが混じっていないことを祈るよ。
続いて、俺のターン。
💛『…もう一人の俺、です。』
💛『でも本当の俺なんかより器用で、』
💛『…尊敬してます。』
そう言った。
記者は頷く。
長い長いインタビューも、
そろそろ終わりを迎える。
[最後の質問です。]
[お互いの心配なところを教えてください。]
また目配せする。
その時間すら愛おしい。
💜「…頑張りすぎちゃうところですね。」
💜「岩本自身、ストイックすぎて
すぐに極限まで突き詰めるので。」
かなりの図星だった。
ふっかがそれほど、俺のことを気にしてくれていると思えば、嬉しい他なかった。
そちらに目をやっていれば、
彼と目が合ってしまう。
逸らそうと思ったその時。
ふっかは不意にウィンクをした。
💛『っ…/////』
それでも声のトーンは変わらない。
プロ意識高…
…かっこよ。
[では、岩本さんは?]
話題を振られてしまい、
俺はすぐ本調子に戻す。
💛『…優しすぎるところです。』
💛『ちょっと、ふっかのと似てるんですけど、』
💛『…自分より他の人が
大事だと思ってる所が、逆に心配です。』
俺は本音を言った。
嘘はつかない。
…だから、今度は俺が守るんだよ。
なんて、言葉にできればよかったのにね。
恥ずかしくて、ふっかの方は見れなかった。
深夜の帰り道。
💜「…今日のインタビュー、
いろんなことありすぎ。」
懲りたように言うそのセリフの裏側には、少し楽しそうな彼の微笑みがあった。
そんな顔も、声も性格も。
好きで好きでたまらない。
口から零れ落ちそうになるその言葉を、
喉奥で受け止めた。
💛『…ね。』
💜「…照?」
💛『?』
💜「…俺、2日も連続で照と一緒嬉しい。」
急にそんなことを言い出す、ふたりきり。
💛『…俺も。』
2人で街を歩いていれば、急に片手を握られた。
💛『…っ!?/////』
💜「…照が迷子にならないようにね。」
そういう彼の耳は少し赤く染まっている。
男同士で、どちらかが今すぐにでも振りほどくのが、正解なのかもしれない。
だけど誰一人、この状況を嫌がらなかった。
💛『…。』
💜「…。」
ふたりだけの甘さが、
夜空を飾っていく。
これからも、「幸せ」を抱きしめて。
fin.
#地雷さんはまわれ右
junp_
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コメント
7件
え、また涙腺が……😭 二人が可愛くて尊いのはもちろん、 物語もとても綺麗で…… 二人のセリフも最高すぎて… 読んでいて、心が癒やされました😭 素敵な物語をありがとうございます!
一心同体な2人が出会えたことって本当に奇跡なんだな…✨ SnowManに出会えたスノ担も、junp達スノ担と出会えたことも奇跡だ✨
「俺の半分です」ってかっこいい…