こんにちーわ!!!
私の名前はあろまちです!
今日から物語を投稿していきます!
ファンタジー、コメディを中心にirxs様の二次創作作品を作らせていただきます。
気軽にみれるような物語を作りますので、どうぞよろしくお願いします。
では!!私の第1作目は無夢様のコンテスト参加作品!!
それでは、どうぞ!!
※イラストは最後に載せます
これは、魔界と呼ばれる場所で人間に嫌われ、魔族にも嫌われた魔王と唯一魔王を愛し続けた従者たちの物語___
魔王side
「はぁぁぁぁ……」
俺は魔王。単刀直入に言う。
タスクが一向に終わらん。誰か手伝え
『魔王様、ダラダラしてると一生終わりませんよ。』
「少しくらい休んだっていいだろぉ?!」
こいつは俺の従者であり、護衛。
『俺も手伝いますから。』
『終わらせましょ。そうじゃないと寿司は無いですよ』
「今日寿司?!✨」
「よーっし!!!早く終わらせるぞー!!!」
『キャラ崩壊……』
と言ったは良いものの…
「ぁぁぁぁぁぁあッッッ!!!!」
『ちょ、うるさッ?!うるさいですよ魔王様ッッ?!』
「終わんないんだもん……(泣)」
『魔王様がいつまでもほったらかしてるのがダメなんでしょうが』
「それはそう。」
一向に終わる気配のないタスクともう既に崩壊しかけてるメンタル。
どっちの方が終わるのが先か。
まぁ確実にメンタルだろうが。
「もうやっぱりサボろうぜ(泣)」
『わかりました。今日から一生寿司出しません』
「あぁぁぁごめんって!!」
「やる!!やりますから!!!」
と言ったが、今残っているタスクは
事務処理、見回り、現世の調査進行状況確認etc…
ありすぎる。
さすがに今日中は無理があるので現世の進行状況確認は明日に回すことにする。
その他は今日中に終わらせるように頑張ろう。
みんなに嫌われていて仕事が出来ない俺とみんなに好かれていて、仕事人で真面目な従者兼護衛。
俺たちはこんなにも真反対なのにどうしてこんなに相性がいいのか、今でも不思議に思う。
というかなんでこんな俺についてきてくれているのかが不思議でたまらなかった。
『現世行ってきますね』
「え、あ、行ってらっしゃい」
🐤side
『はぁぁぁぁぁッッッ……』
『無理無理〇ぬ〇ぬ…』
『魔王様の近くにいるだけで軽く〇ねる…』
先程とは180度ちがった。
俺はいつもあんな感じで魔王様に釘を刺しているが、本当はこんなにも魔王様のガチオタなのだ。
そう。缶バッジとか作りたい。
怖がっている魔族や人間の気が知れない。
知らなくていい。
俺だけが知っている魔王様の1面。
普段、魔王様はみんなに圧力をかける感じで話す。
その後、本当に同じ人物か疑うほどに心配性になる。そこが可愛い。
『現世の調査に来ました。』
『入れてください。』
(あっ、はーい!!!)
(りうちゃん入りまーす!!)
こいつはほとけ。
魔界と現世を繋ぐゲートの守護神。
こんなにかわいい感じだが、くそつよい。
そして俺の限界オタク。
〔ガシッ〕
(ぎゃッッッ?!)
『邪魔です、どいてください。』
(ごめんなさい)
(はーい、飛ばすよ〜?)
(準備いい?)
(現世の方ではいふくんがやってくれるからね、頼んでね〜♪)
『了解です。』
(はぁぁぁぁぁッッッ……)
(開けっ!!!)
『おぉ……』
ゲートを開く瞬間だけはいつまで経っても慣れない。この瞬間だけで俺より強いのだな、と分かってしまう
(はいっ!!)
(どーぞ!!行ってらっしゃーい♪)
『ありがとう、行ってきます。』
現世
🤪side
[……んぉ。]
[ほとけから通信か。]
‹今からりうちゃんがそっちに行くからね!›
[りうらこっち来んのか。]
[りょーかい、っと。]
‹よろしくねーっ!!›
[っはw元気やなw]
〔ぬっ……〕
[お。]
[よーこそ。]
『こんにちは。魔王様の代わりに調査に来ました』
[りょーかい、行ってらー。]
『行ってきます。』
俺よりも何百年も年下だというのにしっかりしているりうら。
安心してないこのことを任せることが出来る。
🐤side
『現世の調査に来ました。』
【お、りうらやん。】
『あにき。』
この人は悠佑。
よくお世話になっているので、本当にあにきというあだ名が似合う人だな、と思っている。
【ないこじゃないんやな。今日は】
『魔王様はほかのタスクをやって貰ってるからね』
【もうどっちが親かわからんなw】
『一応魔王様が産みの親だよ』
【やなw】
『初兎ちゃんは?』
【あっちにおるで。】
『状況聞いてくるね』
《お、りうちゃーん!!》
こいつは初兎。
ほとけと同じ部類。
うるさいけど割と賢くて勉強熱心。
オマケに強い。
『進行状況どう?』
《えっとなー、こんな感じ!》
『ん、めっちゃ綺麗にまとまってる』
《あっ、また癖が出てもーた!》
『全然。めっちゃ見やすいから逆に助かる。』
勉強熱心で綺麗好きで賢くて強い。
ハイスペックすぎる初兎だが、ドジなところもある。
『あれ、ここ……』
《んぉ?》
『こうじゃなくない?』
《え、まじ??》
《ほんまやミスってる!!》
《ありがとりうちゃん!!!》
《ちょっと用事出来たから行ってくるな!》
《ばいばーい!!!》
そして行動に移すのが早い。
行動力鬼か???
『帰るね、』
【ん、りょーかい。】
【まろに通信しとくな】
『わかった。』
『じゃーね。』
🤪side
[ん、ん。]
[あ、あーにきぃ]
[からつーしんだ…]←眠い
[あ、あ、ぅー……]
‹りうらもうちょいでそっち行くでー›
[りぃうらねぇ〜……りょか〜い]
‹よろしくな〜!›
[ほぉけ(ほとけ)と一緒やないか…]
[あにきのが可愛いけど]
[まぁないこたんかなぁ〜ん]
『何独り言言ってるんです?』
[おぉわっ]
『すみません、びっくりさせちゃいましたね』
[全然]
こいつはどこまで良い奴なのだろうか。
自分だって早く帰りたいだろうに人の心配もできるなんて。
[帰る?]
『はい。』
[そいじゃ、行くよーん]
[ぇーい]
『お、おぉ……✨』
🐤side
ほとけほど豪華ではないけどすごい力を感じる。←失礼
『ありがとうございます、それでは。』
[じゃぁねーん]
絶対この人眠いな(確信)
『ただいま戻りましt』
〔がばぁッ〕
『おわわッ?!』
『っとと……』
『魔王様…』
「疲れた……寂しかったぁ」
『終わったんですか?』
「そりゃもう豪速球で」
『ボールじゃないんですから』
「早くっ、寿司!」
『わかりましたから、どいてくださいw』
「あ!笑ったぁ!」
『うるさいです』
『もう寿司あげませんよ』
「ごめんなさい」
🍣side
「……」←見回り中
〔うわ、魔王様だ。〕
〔こぇぇぇ……〕
聞こえてるんだよな……
辛いな、嫌われ者って。
『魔王様が通られますよ、道を開けてください』
〔あ、従者様だ。〕
〔きゃっきゃっ〕
🐤side
いや俺より魔王様を見ろよ。
見ろ?!こんなに悲しそうな顔してるんだぞ?!
『魔王様、』
〔コソッ〕
「ん、?」
『帰りましょ。』
「あ、っうん……」
まだ慣れない様子で魔王様は先を行く。
顔をそむけられてしまった。
照れているのか、泣いているのか。
🍣side
あっっぶねぇ〜……
泣いてるとこ見られるとこだった…
りうらに見られたら〇ぬ……
まぁ……
「いっか。」
『???』
「なんでもなーい!」
HappyEND?
じだんだ🐇さん
ありがとうございました!!
それじゃ!ばばい!
コメント
1件
本当に!なぜっ!あんなにっ!可愛くて!かっこよくて!完璧な!ない君を!嫌うの!?意味わかんない!お前らの目は節穴か!?