桃 赤 水 × 紫
地雷の方は自衛お願いします🔙
それではスタート
?『紫?』
紫『え…?』
聞き馴染みのある声がした。
おそるおそる顔を上げてみるとそこにはこちら
を見下ろしている赤がいた。
紫『赤…!』
赤『やっぱ紫だよな!こんな遅くまで残業?』
紫『ああ。クソ上司が残業押し付けてきやがった。』
赤『うげぇ。俺もあの人苦手なんだよなぁ〜。お疲れ様。』
紫『うおっ!やめろってw』
急に赤に頭を撫でられたが、 恥ずかしすぎて すぐに振りほどいた。
赤『そんないやがんなよなぁ』
紫『ごめんってw』
ちょっと拗ねる赤に母性本能がくすぐられる。
その後は、クソ上司への愚痴やこれまでの経緯などを話した。
しばらく2人で色々話していると
?『…….誰かいるのか?』
角の奥からかすかに声がした。
紫『ヒェッ』
反射的に赤に飛びついてしまう。
赤『ちょっ!紫…!』
紫『すまん!赤、少しこのままで頼む。』
赤『いや…別にいいけど…』
そう言うと赤はそっぽ向いてしまった。
申し訳ないと思っているけど、このまま1人に なる訳には行かない。
だんだん足音が近づいてくるとおのずと俺の赤 の腕を握る力も強まる。
だんだん近づいてくる足音と恐怖に耐えられ ず、目をつぶった。
赤『桃さん?』
足音が止まった瞬間、赤が呟いた。
紫『え?』
顔をあげるとそこにはスマホのライトをかざし た桃さんが立っていた。
紫『桃さん?どうしてここに…?』
桃『いや、忘れ物を取りにきたんだけど…
君たちこそなにやってんの?』
桃さんが少し不機嫌そうな声で俺たちの方を指 さしてきた。
赤の腕にしがみついていた事を思い出し急いで 離れる。
紫『いや、これは違うくて… 』
桃『君たちどういう関係なの?』
赤『だからその…』
質問攻めしてくる桃さんに今までの経緯を話し た。
桃『そうだったんだ。紫、怖がらせてごめんね?』
紫『いえ、大丈夫です。』
赤『えっ?俺は?』
桃『あっ、赤もごめん。』
赤『ひどっ』
紫『www』
少し話して見てわかったけど、桃さんも赤のこ とが苦手なのかもしれない。
赤も桃さんのことが苦手って言ってたし、案外 似た者同士なのに。
そんなこんなで桃さんと赤の会話を聞き流していた。
?『何してるんですか?』
赤と桃さんの会話を聞きながしていると後ろから声をかけられた。
2人をみても会話を止めて、俺の後ろを見てる。
一気に鼓動が早くなり、体がビクついたのもわ かった。
ゆっくりと振り返ると…
そこには水が立ってい た。
水『うわぁ!紫せんぱいだ!さっきぶりですね!』
紫『…ッああ。そうだな。』
体が緊張から解き放たれ安堵すると同時に抱き つこうとしてくる水をかわす。
水『あー!紫せんぱい逃げないでくださいよ!』
めげずに抱きつこうとしてくる水に頭を抱えて いると、急に横から手が伸びてきて水の首を掴 んだ。
水『ぐぇ。』
見ると赤と桃さんが水の首根っこを掴んでい た。
赤『あのなぁ。あんまり先輩をからかうもんじゃねーぞ?』
桃『そのとおり。あと、先輩には敬語が常識だから。』
水『先輩たち厳しいですよー。紫せんぱい助けてくださいー!』
紫『ちょっと無理かもなぁw』
か弱い水を初めて見て面白くてつい笑ってし まう。
3人に会えたおかげでさっきまでの恐怖はいつ の間にか消えていた。
その後は3人で色々話し、早30分。
そろそろお開きにするかとみんな帰る準備をしていた。
その時、 チャポーン と音が聞こえた。
紫『ひゃあっ…』
ただの水道水の音だったのだろうけど、油断し ていたのもあり、驚きすぎて変な声も出してし まった。
3人の会話も止まり、気まづい雰囲気が流れる。
勇気を出しておそるおそる顔をあげると、目を 見開いてこちらを見ている3人と目が合う。
恥ずかしくなり、顔が赤くなり始める。
どうしようと頭が混乱していたとき、
赤『っ…えろっ..。』
不意に赤の声が聞こえてきて、赤の方を凝視する。
紫『そんなっ…ことないからっ。』
焦りすぎた俺はそんなたどたどしい言葉しか、 返せなかった。
桃『破壊力えぐ。』
水『かわいっ。』
2人までも意味がわからんことを言ってくる。
それに…
紫『3人とも…?』
3人の目がいつもの目じゃないことに気づく。
まるで、獲物を見定めるような。
俺は本能的に危険を感じおもわず、後ずさりする。
が、
3人に追い詰められ、気づくと後ろは壁で3 人にかこまれる形になっていた。
ドンッ
紫『ヒッ 』
急に赤が俺の真横に手をつく。
いわゆる壁ドン的なやつだろう。
さらに赤が近づいできたので、より赤との距離がちかくなる。
紫『なぁ、赤?なんかいつもと違っ…
んぅ!?』
一瞬何が起こったのか理解出来なかった。
赤『くちゅ、レロックチャ♡』
紫『んッ..はぁ”ッ』
赤にキスされた。
それを頭で処理するのにどれだけ時間がかかっ たんだろう。
ずっとキスされ続けて、頭がふわふわとなってくる。
赤『クチュッレロックチュッ♡』
紫『んぅッ…いやッ..やめッ///ビクッ』
息継ぎはする暇すら与えてくれない赤の肩を力いっぱい押し返す。
が、びくともしない。
流石に息が持たなくなってきて、視界がぼやけ始める。
桃『赤…そろそろ。』
赤『!…ぷはっ』
紫『ぷはぁっ、はぁはぁ。』
キスを続けようとする赤を桃さんが制しれくれた。
ふやけた顔を見られたくなくて下を向いて俯く。
桃『…紫?大丈夫か?』
そう言って桃さんの手が俺の頬に添えられ、無 理矢理前を向かされる。
紫『もッ…やめてくらしゃいッ』
(涙目、赤面、困り顔)
赤,桃,水『…ッ!』
やめてくれと桃さんに懇願すると、3人がいきみ飲むのがわかった。
水『せんぱい、可愛すぎですよ。』
そう言って、水が手を伸ばしできたが赤のその 手を叩いた。
水『いった!何してくれるんすか!』
赤『こうゆうもんは、年下は出しゃばってくんな。』
水『えぇ〜?ひっど〜いっ!』
赤『〜?〜ッ!』
水『〜!〜?』
赤と水が騒いでいるけど、頭が回らず何言って いるかも分からない。
桃『グイッ(紫の顎をつかむ)』
紫『…ッ?』
急に桃さんに顎を掴まれ、桃さんと目が合う。
桃『あいつらなんてほっといて俺と遊ぼ?』
そう言って、強引に口付けされる。
桃『くちゅ…レロクチュッ♡レロクチュチュゥ♡』
紫『んはっ…ふぁっ…』
口の中に舌が入ってきて中をかき乱され、意識 が飛びそうになる。
桃『ぷはっ♡ 』
紫『ぷはぁっ』
やっと息ができるようになったのは体感からし て5分後くらいたってからだった。
水『赤先輩と桃先輩ばかり紫先輩を独り占めしてずるいですよ!』
腹が立っているのか、大きな声をだす水の声で 我にかえる。
赤『お前は年下なんだから我慢しとけって』
桃『そうそう。あと、うるさいから。』
水『ねぇー!ひどいですよ!ねぇ、先輩? 』
ちらりとこちらを向いた水だが、俺はそんなんに構っている余裕は無い。
フル無視をかますとより不機嫌になったのか水が急に俺の腰を引き寄せた。
紫『ひゃあッ』
先程の2人のキスのせいか、水に腰を触られただけで感じてしまう。
そんな俺を水は2人から隠すように丸め込んで耳元で囁いてきた。
水『先輩より水の方が身長高いからこんなことも出来ちゃいますよ?』
そう言って水は容赦なく俺の耳を噛んだ。
紫『ふぁッッ!?ポロポロ』
水『ペロ レロクチュ クチャ』
俺はその快感から逃げるように顔を背けた。
𝐧𝐞𝐱𝐭↪️
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