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最初の熱量であ、負けたと思った (なんの勝負かは知らんけど) うわー、なんか純粋なオタク感! 可愛い、めっちゃ若いな 青春かよ、高校生だな そうか、ペアってなりたい人と なれるかは別な話になるんだ ころ.すって結構こわい 唐突な好き宣言
奪われたら奪い返すは神です!() ヤンデレ好きすぎるです、、!
何か 意図 が ある ようで 全く 意図 ない です から あまり 深く は 考え ないで ください ^^;
※ attention ※
・ stxxx
・ nmmn
・ 青紫 ( 黄紫 前提 )
・ 青さん ヤンデレ
・ 強姦 ( レイプ ) 有
・ 🔞 ( ぬるめ )
黄さん あんま 出て きません
僕には、大好きでたまらない人がいました。
僕の好きな人は、学校で出会った人ではなく、同じ関東に住んでるものの、違う県に住んでいる、本名も顔も知らない。ネット上で出会った相手でした。その相手の名前は「ななもり。」ななもり。ことなぁくんは、トークも面白くて、声がカッコよくて、めちゃめちゃストイックな人。でも、たまにドジで天然で、子供みたいに無邪気で可愛い人でした。
彼のことを知る度に、僕は彼をどんどん好きになっていきました。それが、もう引き換えしようのないほどの大きさになるとは知らず。
そんか彼に認知してもらった時、僕は飛び跳ねるほど嬉しくて、思わず涙が出てしまいそうなほど感動して、そんな彼に、DMで
『会わない?』
と言われた時は、本当に嬉しくて、心臓がこれまでにないほどバクバクしてて、恋って楽しいな。なんて、高校時代の恋愛か。なんて思うほど、僕には甘酸っぱい記憶でした。
そして、僕は彼と他4人で、歌い手グループを作りました。グループ名は「すとぷり」となりました。全員で6人いるので、2人チームを3人ずつ作ろうとなりました。僕は彼と組むつもりでしたが、彼は僕を選びませんでした。僕は本気で悔しかったです。思わずペアになった相手を殺したいと思うほどに。
しばらくして、ペアを変えることになりました。前と同じように、僕は彼と組もうとしましたが、その願いが叶うことはありませんでした。
「なぁくんっ…ねぇ、なんで……」
ただペアになれなかっただけでしたが、僕は本気で悔しくて、1人ベッドでただ彼を想いながら、一晩中泣き続けました。
そして、僕が本気で崩壊したキッカケとなったのは、元ペアだったるぅとくんからの宣言だった。
「ぼく、なぁくんのこと…好きなんです」
「……へぇ」
僕は、心の中では信じきっていたのです。彼は、なぁくんは、僕が好きだということを。少女マンガなんて1回も見たことないけど、そんな少女マンガのようなハッピーエンドしか、目に見えていなかったのです。だから、余裕ぶり、るぅとくんの恋を応援する。と言いました。るぅとくんが、嬉しそうに微笑んでいるのを見て、僕は心の中でほくそ笑んでいました。
ですが、それが間違いだったのです。
「ころちゃん!」
「るぅとくん、どうしたの?」
ある日、もう日にちなんて覚えてないほど、昔のことだけど、その出来事は焼き付いて、毎日毎日、るぅとくんを恨むようになりました。この日を気に。
「ぼく、なぁくんとお付き合いすることになったんです!」
「……は、?」
「応援してくれてありがとうございます、ころちゃん!」
嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!
僕はその一言で、地に突き落とされました。なぁくんが、僕以外の人と付き合った事実。僕の力では壊れない地面を叩きつけ、恨むように爪を立て、そして、最後には我に返り、しょっぱい涙を流してを繰り返しました。毎日毎日、反吐がでるほど。それほど僕は、彼のことが好きで仕方なかったのです。
けれど、僕はそれでも、本人たちの前では純情ぶりました。明らかにカップルだという素振りを見せつけられても、僕は今にも殴りかかりそうな手を血が出るほど握りしめ、笑い続けました。それが僕には、とても辛いものでした。
「運命なんてクソ喰らえッ……!!」
力が溜まった右手で壁を殴り、情けなく涙を流しました。盗られるくらいなら、初めから奪ってしまえばよかった。僕は後悔の涙を流しました。その涙は、なぜだか凄く熱く感じられました。
そんな生活をしているからか、とうとうピークがきました。ただ疲れて、もう死んでしまってもいいかもしれない。とすら思えてきました。そのとき、脳裏に浮かんだ思考『奪われたんなら奪えばいいだろ。』という、なんとも強欲で身勝手なこと。でも僕に、それ以外の考えは思い浮かばず、有言実行。つまり、その思考のとおりに動いてしまいました。
「ころちゃん、なんで…っ」
「僕ね、好きなら何してもいいと思うの」
なぁくんは怯えたような表情をしていました。その姿すら、僕には愛おしく思えました。
「奪っても…犯しても…殺しても、ね」
「ころ、ちゃ……」
「なぁくん、僕達。ずっと一緒だよ……♡」
そんな彼を、合意を得ず、僕は自分の欲情のままに犯してしまいました。なぁくんから「るぅとくん」という名前が聞くたびに、僕は怒り狂いそうになりましたが、なぁくんの首筋に噛みつき、なんとか暴走を凌ぐことに成功しました。
僕は、後悔なんてしてない。
「ぁう゛ッ、ころぉ゛ッ…もぉ゛、やだぁあ゛……ッ、ひぐっ、ぅ゛……♡」
「すき、だいすき。なぁくん、かわいい。ねぇ、すきだよ、なぁくん。ずーっと前から、誰よりも。」
だけど、僕には罪悪感が残っていました。
やっとの思いで手に入った想い人、嬉しくていっぱいのはずなのに、どこか虚しさだけが僕の中で残りました。わけも分からず、横たわれているなぁくんの泣き跡を撫で、僕も泣いてしまいました。けれど、それは良心ではなく、なぁくんとの合意でセックスが出来ないことの悲しみでした。僕の心には、ぽっかりと穴が空いたような喪失感がありました。
「僕だって、好きなのになぁ…っ」
いっそ、夢だったら良かったのに。いっそ、いっそ。あの頃に、なぁくんと初めて出会い、学生のような甘い恋をした頃に戻れたら。良かったのに。時はどう足掻いても戻ってくれない。その事を、僕は理不尽に妬みました。
僕の想いは縮まるどころか、どんどん膨らんでいきました。とうとう、強姦したなぁくんのあの表情を「可哀想」と思う慈悲な心もなくなり、代わりに「可愛い」なんて思うようになりました。そして僕は行き過ぎたのか、とうとうなぁくんの彼氏を_るぅとくんを殺してしまいました。そこで得たのは、悲しみや殺してしまったことの罪悪感なんていう綺麗な感情ではなく、ただ喜びだけが、僕の中で芽生えました。
「くふ、♡」
なぁくん、僕の愛おしい、恋人へ。
「これからは、死ぬまで_いや、死んでもずーっとずぅっと一緒にいようね、♡」
それを最後に、僕はこの世で最も愛おしい存在を殺めました。死体になったなぁくんにキスを落とし、僕は自分に包丁を掲げました。
「待ってて、今度は__逃がさないから」
そして僕は、それを合図に、自分で包丁を突き刺しました。
それは、一瞬のようで永遠な、僕と彼との出会い。僕には、好きな人がいました。それは……
▶︎ 人生 ヲ リセット シマシタ 。