ちょい題名変えました。
あと500にしたのに1000行ってるの最高すぎて泣きますけど???
苦手な方は回れ右!
⚠️注意⚠️
・口調迷子注意
・キャラ崩壊注意
・誤字脱字あり
・出ないキャラいます、ご了承ください🙇🏻♀️
・アニメ未登場キャラいるかも?
・下手くそです。
死んだはずの四季が、再び目を覚ます。
だが、これはただの生き返りではない。
記憶を抱えたまま、運命をやり直すチャンス。
胸に抱えるのは、変えられなかった過去。
そして、変えたい未来。
四季
「…ん…」
剛志
「お、四季!起きたか!」
目の前に立つ父の姿。
四季は違和感とともに、自分の置かれた時間の異質さに気づく。
四季
(…そんな年齢変わってねぇな、?
あの桃と出会う前か…)
〝あの悲劇の前に戻ってることを。〟
四季
「なぁ親父。」
剛志
「どうした?」
四季
「親父、俺〝鬼〟なんだろ?
事情は全部知ってるぜ。」
剛志
「お前、どこでそれを…」
四季
「親父は〝桃太郎〟。
鬼神の力を継ぐ俺を何で拾ったんだ?」
問いは直球で、父の胸を突き刺す。
しかし四季の目は真剣だ。
運命を変えるための、初めの一歩だと知っているから。
剛志
「…悟られないように育てたはずなんだけどな…
そうか、四季…お前知ってたんだな。」
四季
「…親父は俺を殺すのか?」
剛志
「殺さねぇし、殺せねぇな。
我が子を殺す親がいるかよ。」
その答えに、四季の胸は熱くなる。
“やり直し”の中でも、この絆だけは変わらない。
四季
「そうだよな、親父ならそう言うと思った!
…なぁ、俺らでどうにか鬼と桃が一緒に暮らしていける世界を作らないか?」
剛志
「…四季…お前…
俺も思ってたぜ…」
四季
「だろうな!親子だもんな!!
でもなぁ…やりたいと思ってもどうやるかだよな…」
剛志
「その前に四季ぃ。」
四季
「ん?なに?」
剛志
「お前変わったなぁ。」
四季
「えッ、どう変わった?!
もしかして馬鹿になったとか?!」
剛志
「いや、かっこよくなったんじゃねぇか?」
四季
「えッ、そ…そうかよッ…」照
剛志
「ま、馬鹿には変わりねぇんだろうけどな!」
四季
「おい、シンプルに悪口言うなよ!」
剛志
「はッ!退学野郎が何言ってんだ?」煽
四季
「おい!!」
剛志
「んでよぉ、四季ぃ。」
四季
「ん?」
剛志
「ここ移動しなきゃな…」
ドゴーンッッ!!!(衝撃音)
懐かしさに浸ってるなかで、運命の音が鳴り響く。
避けられなかった“あの日”が、再び始まる。
時間は戻せても、結果は変わるか。
四季
「…もしかして、」
(少し早くねぇか、?
確か親父が配達行ってからだったような…)
剛志
「四季!すぐ車乗れ!!」
四季
「お、おう!」
剛志
「ここから離れた方がいいな…
どっか遠く行くぞ!」
四季
「…っ、どうにか話聞いてくれねぇかな…」
剛志
「…無理だろうな…」
四季
「そうだよな…くそッ…」
(これじゃあの時と一緒だ…!
考えろ!考えろ俺ッ!!)
ガコッッ
剛志
「ちッ、もう追いついて来やがったッ!」
四季
「どうにかなんねぇのかッ…」
(考えろ考えろ考えろ!!
あ~、何も思いつかねぇッ!!)
バコンッッ
四季
「ゲホッ…ゲホッゴホッ…」
(くそ、これじゃ本当にループしてるだけだ!)
剛志
「四季ぃ!」
四季
「うわッ…くそ、離せッ!!」
四季
「ちッ、とれねぇッ…」
トコットコッ(足音)
五月雨
「鬼の血を継ぐお前は人間にとっての害虫。
その害虫を駆除するのが我々桃太郎機関だ。」
四季
「ッ…待ってくれッ、話を聞いてくれッ!」
必死に叫ぶ声は、遠くには届かない。
桃太郎の耳は閉ざされている。
だが、四季の心は折れない。
五月雨
「鬼の話を聞く意味はない。」
剛志
「まあ四季、そこで見てろ。
こっからは大人の時間だ。」
四季
「だめだ、親父ッ!!」
(それじゃ何も、変わらないだろッ…
やめろ、やめてくれッ…)
「やめろぉぉおおぉ!!!!」
剛志
「四季ッ…?」
四季
「おいそこの桃太郎ッ!
頼むから話をきいてくれッ!!」
剛志
「ッ、四季ぃッ!!
黙って見とけ!」
四季
「うるせぇッ!
俺は、運命変えるためにここにいんだ!
お前らが戦ったら、何も変わらないんだよッ…」
五月雨
「知らないな。鬼は全て駆除する。
当然、鬼を守る貴方も一緒に。」
四季
(なんでだよッ…頼むよッ…)
剛志
「四季、取り敢えず黙って見とけ。」
四季
「だからそれじゃッ…」
剛志
「な、?男同士の約束、守ってくれよ。」
四季
「ッ…!」
(だめだ、なんで親父も戦うんだよッ…
負けるって分かってんだろ…?
なんで戦うんだッ…
なんで聞いてくれないんだッ…)
???
〝お前の話なんか誰も聞かねぇよ。
なんでかわかるか?お前が弱いからだ。〟
??
〝鬼はなんで戦うかわかるか?
話し合いの席に座らせるためだ。
だからこそ戦って武力を見せつけるんだ。〟
胸に刻まれた記憶が、再び心を突き動かす。
届かない声を、力に変えるために。
四季の血が、静かに熱を帯び始める。
四季
(…そうか、話をしてくれないのは俺が弱いからッ…
くそ、血が使えればッ…動けないせいでッ…)
(いや、何諦めてんだよッ…
暴走はしたくない、頼む、指切れてくれッ…)
ギギギギッ(拳握
四季
(くそッ…頼むッ…切れろよッ…!)
ガリッッ
四季
「来たッ…!」
〝血蝕解放!銃葬神器。〟
カチャッ(銃構
剛志
「…?!四季ッ!」
五月雨
「あの拘束を破ったか…」
四季
「頼むから聞いてくれッ…
お前を殺したくないんだッ…」
五月雨
「お前が私を殺す?
無理に決まって…」
バァンッッ
五月雨
「ッ、?!」
四季
「威力は制御してる。
次は足だ。
…頼むから聞いてくれないか。」
五月雨
(制御してこの威力…
やはりほおっておいてはいけないな。)
「…鬼は全て、滅ぼす。」
四季
「聞かないんだな…分かった。」
五月雨
「だが、お前は、これを見てもまだ続けるのか?」
剛志
「…ッ、ガハッ…」吐血
四季
「はッ、?親父ッ…
おい、親父ッ…!」
剛志
「ッ…」
四季
「何をしたッ…」
五月雨
「鬼を守る人も排除する。
それが桃太郎機関だ。」
四季
「ッ…うわぁぁああぁあッ!!」叫
五月雨
(此奴、暴走した?)
カチャッ…ガガガガガガッッッ!!!!
五月雨
「ッ…」
剛志
「四季ぃッ…」
四季(暴走)
「ヴゥゥゥヴゥッ!!」
ドサッ
血が熱を帯び、暴走の力が体を支配する。
また親を失う恐怖からの叫び。
誰も守れないなら、せめて自分の力で道を切り開くために。
五月雨
(倒れた…やはり危険だ。)
五月雨は酷く冷静だった。
四季の力を恐れるだけではなく、その心を計算に入れる。
四季
「…暴走、してたのかッ…」
五月雨
「鬼は全て滅ぼす。」
四季
「ッ、あ…」目瞑
グサッ
恐怖で、四季は咄嗟に目を瞑る。
四季
「…え、?」目開
自分の身に何も起きないことを疑問に思い、四季は目を開けた。
そこにあったのは、四季を庇って刺されている親の姿。
剛志
「ッ…」
父の沈黙が、今までで最も重く、胸を突く。
四季は、守られる側ではなく、守る側の責任を実感する。
四季
「おい、親父ッ…何してんだよッ…」
(また、守られたッ…
くそ、くそッ…)
五月雨
「あの鬼を見ても、先輩の判断は正しかったと言えますか…?」
四季
「親父ッ!!」
剛志
「幸せには、なれたぜ…」
父の言葉が、四季の胸に焼きつく。
悲しみを力に変える少年。
もう、後戻りはできない。
ザワザワ…
五月雨
「…チッ…」
(外が騒がしくなってきた…
ここは退避するか。)
四季
「おいまてッ!
まだ話はッ…」
剛志
「ゴフッ…」吐血
四季
「あッ、親父ッ…!
大丈夫かッ…
いや、大丈夫じゃねぇよなッ…」
剛志
「四季ぃ…最後くらい、ゆっくり話そうぜ…」
四季
「ッッ…」
剛志
「俺はもう、そばにいてやれねぇからよ…
強くなってくれよ…」
そばにいてやれない。
四季は心の中で「また同じことをしてしまった」と後悔をしている。
そのとき、父が再び口を開く。
剛志
「桃太郎にも、鬼の血にも負けないくらい…
幸せを邪魔されないためにも、男同士の約束ってやつだ…」拳握
四季
「ッ…あぁッ…」
剛志
「そんで、お前の言ってた〝平等〟な世界、作ってくれよ…」
四季
「当たり前だッ…
向こうで見てろよ、ぜったい!」泣
剛志
「あぁ…
…鬼も、桃も…肩組んで生きられたらいいのになぁ…」
そうして父は息を引き取り、四季にすべてを託す。
平等な世界への祈りも、守るべき約束も。
四季
「ッ…
…ふぅ…ッ」泣
悲しみを胸に、四季は立ち上がる。
もう二度と、誰かを失わないために。
無人
「ここじゃ人目につくな。」
四季
「ッあ…
…無陀野ッ!」
無人
「なんだ、俺を知ってるのか?」
四季
「あぁッ…なぁ無陀野ッ…
俺を、羅刹に連れてってくれッ!」
無人
「…効率が悪いことは嫌いだ。
着いてこい。」
四季
「!あぁッ!」
父を失い、涙を拭った四季は、 また歩き出す。
鬼と桃が肩を組む未来を信じて_。
運命の試練は今、幕を開けた。
☂.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ☂.·
モチベのために♡押させます。(?)
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝ 500以上
コメント
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うぅ゙〜親父さ〜ん!!( ;∀;) 四季守ってくれてありがとう!! やっぱ何度見てもこの2人の関係大好き!!💖