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物語書くの、すごく上手ですね。
この世に彼のアルバス・ダンブルドアよりも偉大な魔法使いはいるのだろうか。世界的認識はNOだ。しかしその認識はとある魔女がこの世に生を受けるまでの事だった─
ある夏の日。ケイティ・グリフィンドールは目が覚めた。階段を降り、広いリビングへ行くと母のローズがにこやかな表情でケイティを迎えた。
「ケイティ、おはよう。よく眠れた?」
「おはよう、ママ。実はあまり眠れなかったの。クィディッチ今昔に読みふけってしまって」
クィディッチとは魔法界で最高峰のスポーツだ。7人のメンバーから成り、チェイサー、ビーター、キーパー、シーカーのポジションがある。いわばマグルのバスケットボールとサッカーを融合させたようなスポーツだ。
「本当にケイティ、お前はクィディッチが好きだな」
「あら、ルーク、おはよう」
「ああ、おはよう」
父のルーカス(ルーク)は魔法省の魔法法執行部の部長だ。魔法界のありとあらゆる法律に関わり、法を犯す者には適切な処罰を下す。
「きっと母さんに似たんだよ。」
そう言うのは3つ上の兄、ラフだ。ローズはクィディッチのプロ選手だ。女性のみで編成されるホリヘッド・ハーピーズというチームの名シーカーである。
そんなことを話していると外から三羽のふくろうがやってきた。─ふくろう便の時間だ。
「ルーク?申し訳ないんだけどふくろう便を受け取って下さらない?」
「ああ。…ラフ、ウィーズリーさんの双子からだ。あと…ホグワーツ。ケイティの分もあるぞ」
「ホグワーツ!私もやっとホグワーツに行けるのね!」
ホグワーツとはイギリス中の魔法使いの卵が通う魔法学校だ。イギリスの魔法使いのほとんどはここを卒業している。
「なるほど…学用品を揃えに行かなくちゃ。ルーク、明日の予定は?」
「明日は特に何も無いよ。魔法省から緊急の通達がなければだが」
「ならちょうどいいわ。明日学用品の買い出しに行きましょう」
そしてケイティにとって夢のような日々が始まるのだった。
To be continue…