保健の先生と不良少年

ポケside

今日で保健室登校1週間。もう一週間経ったのかって感じ 今日はゆぺの他に体調悪くした生徒が1人

ｺﾝｺﾝ

💙「入っていいよ」

❤️「失礼しまーす…」

具合悪そうに入ってきたのは2年生のまいたけくん この子体調崩しやすいからよく保健室に来る

💙「今日はどうした？」

❤️「吐き気とめまいがすごくて」

💙「そっかそっか。一旦熱はかろうね 終わるまで少し待ってて」

💜「せんせー…ってあれ？‪wまいたけやん」

❤️「え、？あーゆぺお前保健室に登校なんだっけ？」

💜「そうそう。お前は？また体調崩したん‪w‪w？」

❤️「まぁそんなとこ‪w‪w」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

💙「37.5…微熱だね〜今日は早退しとこうか。親に連絡しとくから荷物取りに行ってまたここに来て」

❤️「ありがとうございます」

💙「さて。この間にゆぺはテスト範囲の課題と今日の分のプリントやるよ」

💜「えー…」

💙「ほら座って座って！ゆぺやればできるんだから俺は電話かけてくるね」

💜「わかったよやるよ〜」

今日はゆぺの元気がない気がする…プリントはこの時間で終わりそうだし次の時間少し話聞くか

❤️「先生来たよ〜」

💙「親迎えきてくれるから少し待ってて」

❤️「わかった。」

💜「んー……」

❤️「わかんないの？俺教えよっか？」

💜「え、お前3年の範囲わかんの？‪w教えて」

❤️「なんとなく。えーっと…まずここがこうで…ここのXにこの数字代入する」

💜「はいはい」

❤️「そうしたらXの値が出るからＹの値をさっきと同じように求めておわり 次の問題はこれの応用だからこれ分かれば簡単」

💜「えーすげぇ天才だな‪w」

❤️「まぁなこれくらい簡単よ 3年の範囲結構簡単なんやな‪w」

💙「まいたけくん迎え来たよ」

❤️「はーい じゃ、ゆぺまたね」

💜「うぃー」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

💙「ゆぺプリント終わった？」

💜「まいたけのおかげで全部終わった」

💙「お、いいね〜じゃ少しお話しようよ」

💜「いいけど‪w何話すの？」

💙「そうだなーゆぺ悩んでることとかないの？」

💜「あるっちゃあるけど…話していいの？」

💙「うん。なんでも聞くよ」

💜「なら…」

ゆぺは自分のことを全て話してくれた。僕っ子の理由。父親が離婚してからゆぺが暴力的になったこと、父親の再婚相手と仲良くできなくて今すぐ家に出ていきたいこと…そして恋してる相手が同性で年上なこと全て話してくれた

💙「そっか…辛かったね」

💜「まぁね…でもあと数ヶ月我慢すれば僕家から出ていけるんだ。一人暮らしする」

💙「へぇーいいじゃん‪wねぇゆぺ俺も話していい？」

💜「いいけど…」

💙「…んー‪wやっぱやめた‪wまた今度言うわ さぁー仕事戻ろ」

💜「うわ、けち」

ごめんなゆぺ俺はまだ言い出せそうにないや