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登場人物_
明里→『』
無一郎→「」
正直すぐにでもお断りしたい、でもお父さんの為なら頑張らなければ行けない…!
『つ、着いたけど…す、凄い大きい場所だなぁ…フムフム』
??「君何してるの」
『ぎゃあ”あ”あ!』
びっくりして私は飛び跳ねてしまった_
「…なんか用でもあるの…?」
『えっと、あっと…お見合いの為に教えられた住所がここで…違いますよね…流石に…』
「君がお見合い相手?」
『は、はい…!と、所で…お名前は?』
「聞いてなかったの?」
『すみません…!聞いてません。』
お見合い相手変人かと思ってたらちゃんとした人と言うか…無愛想っぽいけど、顔立ちは整ってる…私より年下の子供に見えるんだけど…違うのかな…?
「時透無一郎…」
『時透さん…!なるほど…私は季咲明里って言います!お手数お掛けしますが…よろしくお願い致します』
「うん中に入るなら勝手に入っていいよ」
『は、はい。』
な、なんか無愛想…冷たい…?え、本当にこの人とやってけるのかな私…でもお父さんの為だ!!
『し、失礼します〜…』
『あ、あの…荷物ってどこに置いたら良いんですかね…?』
「僕の部屋に置いといていいよ」
『え、えっと…どこの部屋…です?』
部屋が沢山ある気がするんだけど…どこがどの部屋か分からない、所謂迷路みたい!
「そんなのも分からないの」
めっちゃ冷たい、塩対応だ…!こんな人と永遠に愛を育むのか…、マジですか?
『分かりません!だって、そいう情報をお父さんから聞いてないんです』
「そうなんだねじゃあこっちに来て」
『分かりましたー!』
いやぁー、なんか言葉が冷たく聞こえるだけであって、ちゃんと言えば教えてくれるのか…優しい〜!
「ここに置いて」
『あ、はい』
『で…あの、私の寝る部屋は…』
「ここだけど」
『ん?ん?』
寝る場所を聞いて指さされた場所は、時透さんのお部屋、ん?あーなるほど、時透さんの部屋で寝るけど布団は用意してくれてる感じかな?
「なにか文句ある?」
『いやなんでもないです!』
「そう」
『あ、あの…ご飯はいつ頃作ればいいですかね?』
「君の好きな時間でいいよ」
『あ、はい。』
見た目とか声は最高に癒し枠なんだけど…性格というか、言葉がたまにぶっ刺さる…。
「僕これから任務だから」
『あ、はい!』
「外は危ないから絶対出たらダメだから」
『わ、分かりました?』
外は危ないのは鬼がいるからか、なるほど…?正直鬼とは遭遇した事もないし、なんなら噂かと思ってたけど…居るらしい。
私は言われた通り家で、大人しく座って帰りを待つことにした_