夜、有明りんかい基地の執務室。普段なら聞こえるはずのない音が響くこの部屋は、甘い空気と喘ぎ声に包まれていた。
初めて明確に鳴海から誘われたこともあり、保科は言いようのない興奮を感じていた。前に1度身体を重ねた時よりも、ずっと。
ぱんッぱんッぱんッぱんッ♡
「あ”、ぁッあ♡んッ〜〜…ふ、ぅっ♡」
ずるるッ
「ん”ぁッ♡」
どちゅんッ
「あ”ッ〜〜!?♡」
ビュルルルルッ
「ふふ、きもちいですか?鳴海隊長」
「な、ことなぃ…ッ」
「…そないな嘘吐く余裕、まだあったんですねぇ」
ばちゅッばちゅんッ♡ぐぷぷッぐちゅっ♡
「ぁあ”ッ♡ぅ、あ…ッ!?♡」
「素直に気持ちええって言えばいいのに」
「だれ、が言うかぁ…ッ♡」
「誘ったんはアンタですよ?もっと善がってくれてもええんとちゃいます?笑」
「〜〜ッ////」
「ま、可愛ええから許しますけど」
「ッな…!?////」
「ふふ」
「ほな、鳴海隊長」
「今度はトばんといてくださいね♡」
「ぇ」
ごちゅんッッ♡
「ぃあ”ぁ…ッ!?♡♡((チカッチカッ」
ビュルルルッビュクッ
人間の身体から鳴る音とは到底思えない音が、鳴海のナカに響く。
心臓がへこむような、圧迫されるような。強過ぎる快感が襲ってきた。頭が焼き切れそうになる。
「はーッ、はーッ…♡((ピクッビクビク」
「って、ちょい意識飛んどるし…」
「僕まだイッてへん、よッ」
ばちゅんッッッ♡
「ぁがッ”ッッ〜〜〜!?♡♡((カハッ」
「さ、僕がイくまで付き合うてくださいね♡」
「む”り、だッ、ばか…ッ♡」
「…んー…」
「僕、実は鳴海隊長にばかって言われるの嫌いじゃないんですよ」
「ぇ、特殊性癖…?」
引き気味に聞かれたので、
「ちゃいます」
と即答してやる。
「子供レベルの暴言吐くので精一杯なんやろなって思ったら」
「なんやめっちゃ興奮するんですよねぇ…♡」
妖艶な笑みを浮かべて、鳴海の目をじっと見てそう言った保科。
「〜ッ…♡((ぞくぞくッ」
瞬時に背筋に快楽にも似た何かが走る。
やっぱり自分はコイツを求めてやまないのだ。この目に見つめられるだけで興奮してしまうくらいには。…そう、認めざるを得ない。
「…なぁ、保科」
「ん、どないしました?」
保科の首にスルッと腕をまわし、ぐいっと引き寄せる。
「っ…!?」
コメント
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やばい…これのせいで課題が一向に進まない…主さん天才かよ
三途の川が一瞬,,,
神ですか? 次のも楽しみです