橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
リクエスト作品です。
作り話としてのライブです。実際のライブとは関係ありません。
※ななもり。くんが出てきます
桃side
今日はナゴヤドームでのライブ2日目。
今は最終調整の最中だ。
紫「……、よし!これでいいでしょう!」
なーくんが最後の確認を終えたのか、その一言で会場の空気も温まる。
赤「わぁ〜!そろそろじゃん緊張する〜!」
青「お腹すいたわ」
黄「ころちゃんは緊張感なさすぎます」
子供組がステージに座って戯れている姿を見つめる。
心の中は楽しみな気持ちと僅かな不安。
失敗なんてしたらどうしよう。
歌詞とか飛びませんように…
あ、あそこの振り付けもう一度だけ確認しようかな…
なんて色々考えていると背中に重みを感じたと同時にふわりと良い香りに包まれた。
橙「さとちゃん眉間にしわ寄ってるで〜どんな顔しててもかわええけどなぁ♡」
桃「ジェル…」
青「うっわこんな所でもいちゃつくの?」
マジうざいわ〜と頬を膨らますころん。
こっちもその気はねぇよと睨むが無視してなーくんと話し始めた。
桃「ジェル、離れろ」
橙「え〜だってライブ始まったら一緒に居られないし…」
桃「ほんの数時間だろーが」
橙「うぅ〜」
どうせライブが始まったらいつもりすなーさんに見せている王子様の姿になるくせに、俺の前だと大型犬になってしまうジェル。
俺の不安の原因はこいつにもある。
桃「お前、わかってるよな?」
橙「うん!ライブで俺とさとちゃんがラブラブだって事を言わない!」
桃「ちょっと違う気がする…付き合ってる事を言うなよ?」
橙「はーい」
桃「絶対だからな???」
橙「わかってるって〜w」
何笑ってんだよ、割と大事なことだぞ…?
俺とジェルは去年から付き合っている。
しかし、この世の中で普通ではない関係である俺らのことを知っているのはメンバーとスタッフだけだった。
ジェルはとても素直な性格だ。
だがそれが仇となってしまう時もある。
なのでつい俺たちの関係をバラしてしまったら…、考えたくもない。
橙「でもりすなーさん達は優しいから知ったら知ったで応援してくれそうやけど」
桃「だからって皆がそうでは無いだろ…ただでさえ男同士なのに」
橙「えーさとちゃん女の子でも生きていけそう」
桃「ふざけんな一応お前より長く男やってるんだからな」
橙「そうじゃん。え、かわいいな?」
桃「斜め上の返答しないでくれる?」
あはは、と笑うジェルから離れて自販機に向かう。
赤「あれ、イチャイチャタイム終わった?」
黄「ジェルくんとさとみくんのイチャイチャタイム長いですからね〜」
スポーツドリンクを持ちながらこちらに向かってきた莉犬とるぅと。
赤「今日も何もなければいいねw」
桃「笑い事じゃねぇよ…」
黄「いいじゃないですかカップルでライブとかも面白そうですし」
桃「需要無いだろ」
赤黄「一部の人にはありまくり」
桃「何でそれがハモるんだよ…」
ライブが始まり、今はるぅりーぬのパートだ。
隣りにいるころんは「ペンライトの色がオムライス」なんて変な独り言を言っているのでスルーする。
「さとちゃん!」
後ろからコソッと声をかけられ振り向くとまたもや嗅ぎ慣れた匂いに包まれる。
橙「ふふ〜さとちゃんチャージ♡」
青「きっしょ」
橙「聞こえてんで〜妬みか〜?」
青「うるせぇ!」
……動けねぇ…
桃「ちょ、ジェル動けない」
橙「待ってぇ〜もう少し」
桃「はぁ…?」
何だコレ。完全に抱き枕状態やん。
てかなーくんなに笑っとんねん。
この犬退かしてくれ頼む。
桃「………じぇる」
橙「なぁに?♡」
桃「…どけて、?」
橙「ハゥアッッッッ」
桃「よっし」
演技は上手いほうだ。ちょっと涙目になって上目遣いで頼めば何とかなる。
ころんの冷たい目線には気づかなかったことにしておこう。
手をブンブンと振りながらステージの方へ行くななジェルを見送り、俺たちもスタンバイする。
今回はななジェルがセンターステージ、俺たちさところがバックステージを使うことになっている。
俺たちが移動しているとななジェルのMCが聞こえてきた。
紫「いや〜!遂に2日目だよジェルくん!」
橙「そうやな〜!いっぱい楽しもうな〜!」
うん、順調そう。これならポロリと言うこともないだろう。
紫「俺ね〜投げキッスしてみたい!」
橙「いいやん!今日のファンサでやってみたら?」
紫「でも恥ずかしいな〜w」
橙「なんでやねんwww」
うんうん、微笑ましい
紫「でもジェルくんとか慣れてそう」
橙「そりゃあもう、さとちゃ…あ」
おい?????????????
青「やっばwwwwww」
桃「だ、大丈夫、バレてないバレてない」
紫「ん?さとみくんがなんだって?」
ななもりぃぃぃいぃぃいぃい!!!!
橙「あ、えっと…」
会場がざわつき始める。
焦るなジェル。お前ならカバーできる。
ネタに走れ。後で俺もフォローするから。
そしてななもり。お前なに笑っとんねん。
橙「あ、えっと、その、、」
青「あれヤバくない?wジェルくんテンパってるでしょwww」
桃「~ッあいつ…!!」
橙「さ、さとちゃんが時々やっくるからさw」
………は?
青「wwwwむりwお腹痛いww……え、さとみくん?」
桃「嘘つくんじゃねぇよジェル!!!!!」
バックステージの中央に立って叫ぶ。
桃「ふざけんな!いつもいってきますの投げキッスしてくるのはお前の方だろうが!!!」
橙「さ、さとちゃん?!?!」
紫「あははッwwwwwwwww」
桃「こっちが恥ずかしい思いすんだよボケ!!!大体、恥ずいからやめろって言ってるのにお前がしたいって言ったんだろ!!なのに今になってそれを俺に擦り付けるんじゃねぇ!!!」
青「さとみくんwwwライブ、ライブだからね?」
…………あ
うぁぁぁあぁ!!!やらかしたぁぁ!
桃「あ、えっと、これは…///」
橙「さとちゃんが言ってどうするん…///」
紫「まぁまぁw取り敢えず進めて詳しいことは後で聞きましょう!w」
青「はぁいwww」
桃「……やらかした」
青「なんとかなるでしょ〜w」
桃「そんな現実は甘くねぇだろ…」
青「あ、ななジェル終わるみたい紹介始まるよ〜」
紫「続いては〜?ハイテンションな爽やかイケボのころちゃんと〜?」
橙「俺の愛しのさとちゃんで〜す!」
桃「ばかぁぁぁぁ!!!!////」
紫「いや〜ね?w」
赤「ねwww」
黄「事情聴取します?w」
青「するでしょ〜www」
ラストのMC、残り僅かとなったライブなのに何故か地獄が出来ている
赤「これは〜逃れられなくないですか〜?」
桃「ナンノコトデショウカ」
黄「カタコト過ぎますよ」
桃「うるせぇ…」
紫「でもね〜りすなーさんに秘密はイケないよね〜?」
ペンライトが激しく左右に振られる。
おかしいだろ何だよこの状況。
橙「もうええやん、ここまで来たんやから」
桃「お前ッ…!」
橙「みんな〜!!実は俺とさとちゃん付き合ってて、毎日たーっくさんイチャイチャしとるんよ〜!!!」
桃「おい!!!////」
橙「嘘じゃないもん仕方ないよな?♡」
桃「~ッ////………そうだよ、付き合ってるよぉ…」
会場中に歓声が沸き起こる。
なんだろう…凄くスッキリしてる。
橙「もちろん!みんなの前ではしっかりと王子様やから安心してな〜!」
ジェルもとびきりの笑顔だし、まぁ結果オーライかな。
紫「じゃあラストの曲いっちゃいますか〜!」
子供組「お〜!!!」
橙「さとちゃん、歌おう!」
桃「……、おう!!!」
紫「めでたしめでたし〜!!!」
桃「バレた元凶なーくんだからな?」
紫「あれ」
ゆんさんー!!!
大変遅くなりましたぁぁぁ!(土下座×∞)
リクエストで頂いた「MC中に付き合っていることをさらっと言ってしまう橙桃」いかがでしょうか…?
感想お待ちしております…!!!!
熱下がりましたァァァ!!いぇぇぇい!!
今日の動画橙桃の協力プレイ尊すぎて天に招かれた…😇
このペアいいよなぁ…(当たり前)
まだ自棄糞投稿終わってないのでお付き合い下さい〜w(ゑ
いじょー!!
ベリーベリーグッバイ☆
コメント
3件
え、最っ高やん