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※都合のいいように実際とは異なったものに改変している箇所があります
※自分が九州育ちのため関西弁と九州弁が混ざっているかもしれません。エセ関西弁注意です
※誤字、脱字あるかも💧
※主の妄想です。他所に持ち出さないでください💪🏻
______________
lrfw - 🗝️💸 × 🥂✨
・fw愛着障害。結構病んでます
『 愛着障害とは?の方へ 』
乳幼児期に特定の養育者との愛着形成がうまくいかず問題を抱えている状態のことを指します。 愛着障害の人は対人関係において不安定で依存的、さらに拒絶などの恐怖を感じやすく、しばしば自己肯定感や自己価値感にも問題を抱えていることが少なくありません。(※コピペ)
・同棲中
・不穏
・自傷行為匂わせ有り
・OD表現有り
・アルコール依存
・仲良い二人は居ません
ㅇ登場人物 - ( fw、lr、kid、mb )
fw _ lrのことは好きだが、純愛というより依存に近い。lrが自分のことを好いてくれているのはわかっているが、もっと愛されたいと思っている。けどいつかlrが自分の重さに呆れて見捨てられるのだろうなと思っている。だからlrには言っていないが、いつか別れることを前提に付き合っている。
lr _ fwのことが恋愛的な意味で好き。fwが自分のことを好いてくれているのはわかっていて、ちょっと周りより重いのは感じているがまだfwの重さを全然知らない。自傷行為の跡はいつも丁寧にコンシーラーやインビジブルステッカーなどで隠されているため、fwの自傷行為には気づいていない。
kid _ fwが何かを抱えて孤独に生きていることは察している。rfmoのLiveの際、衣装に着替えているfwの腕や足に自傷行為の跡をkgm達と見つけてからより気にかけている。対してfwはkid達にバレていることには気づいていない。
mb _ モブ男さんはfwの昔のセフレです。お互い恋愛感情は一切なく本当に身体だけの関係。
二人はどっちかが告白して付き合ったとかではないので、ちょっと複雑な関係だが一応両想いではある。
二人が恋仲であることを知っているのはrfmoとmsyだけ。
START
lrside
目の前の状況に頭が追いつかない。
思っていたよりも早くパタ姉達と解散して、愛しの恋人が待つ家へ帰宅した。玄関には俺のでも湊のでもない靴が一人分。誰か遊びに来てるのかと思ったが廊下から見える部屋には電気が付いておらず“やっぱ寝たか”と思ったが、ではあの靴はなんだ?てかこんな時間に呼び出す友達って誰だよ。今朝はどこにも行く予定はないと言っていたし、急遽決まったことなのだろう。まぁそれなら尚更なのだが。色々試行錯誤したが答えは出ず、ドアノブを握った。
「な、にしてんの?みな、と…」
俺の目には湊が甲斐田さんに跨っているように見える。それになんだあの距離は。もう少しでキスでもできちゃいそうなくらい顔が近い。嫌でもこんな状況、何かあるのではと勘ぐってしまう。
「ろ、ローレン!?違うからな!!僕は何もしてないからな!!」
「ロレ…」
「流石に近すぎじゃない?お二人さん。電気もつけてないしさ、説明して?湊」
湊は目撃されたというのに何もやましいことはしていないという顔で、いや、なんの感情ものっていない、すべて抜け落ちたような顔で静かに甲斐田さんの上からどいた。
「ごめん、甲斐田。ちゃんと弁解しとくから今日は帰ってくれん?俺から呼んだのにごめんな。寝とったのに駆けつけて来てくれてありがと、嬉しかったで」
弁解?駆けつける?何の話だろうか。てか寝てたのに来るほど何か大きな問題でも起こったのだろうか。俺にはなんの話も見えない。けど“嬉しかった”は言っちゃ駄目だろ。何か問題があったのならば一番最初に俺を呼ぶべきなのでは?それからこの部屋に入って一番最初に気づいたのは煙草の匂いだ。俺が吸ってるやつの匂いじゃない。これはしっかり話し合いの時間を設けなくてはいけないようだ。
「……アニキ、ごめんね。ローレン、ちゃんと不破さんの話聞いてあげてね」
「え?あ、はい。もう車とかも通ってないんでめっちゃ暗いっすよ。気をつけて帰ってください」
「うん、ありがとう」
「で?甲斐田さんと何してたの?てか今日何してたの?朝から服装とか髪型とかも変わってないよね」
「ロレが出てってからずっとベッドおったよ」
「はぁ?んなわけないでしょ。そんな長い時間…普通に考えて無理あるって。全部教えて?いつ風呂入ったとかいつ飯食ったとか」
「風呂も入ってへんし飯も食っとらん」
湊が言うことは嘘か本当かほんとにわからない。ポーカーフェイスにも程がある。いやポーカーフェイスではなくただほんとに感情がないだけなのだろうか。こっちにはそれを見分ける能力はないため、他で確認するしかない。冷蔵庫を開けると、すぐに今朝見た時より食材がだいぶ減っているのがわかった。
「はぁ、変な嘘つかないでよ。めっちゃ食ってんじゃん。ずっとベッドにいたって言ってたけどご飯作ったんでしょ?だったらキッチンも使ったよね?もぉ、絶対まだなんか隠してることあるでしょこれ。なに、なんかやましいこと?まじで教えて?湊」
「……日が暮れてからやっと寝室から出て、夜は家で食べるかなって晩飯作ったんやけどいらなくなっちゃったから捨てた。俺も食う気失せて食っとらん。そんまま男とホテル行って、家に帰ってからも甲斐田呼んで抱かせようとした。ロレにした時と一緒やよ、俺が強引に、無理矢理したの」
「……は?…はぁ…待って、てかアレはなに?ずっと気になってたんだけど」
煙草と一緒に置かれているのはどこでも買えるライターではなく、ブランド物のZippoだった。つまりそんな物を所持しているということは長く喫煙をする予定、もしくは既に長い間喫煙している、していた。ということだ。そして乱雑に並べられている大量の酒は全て空になっている。数えたりしなくても、いや、正確に言えば数えられないのだけれど、致死量だということは見てわかる。何より一番驚いたのは大量の薬だ。眠剤とは別で向精神薬置かれていた。
fwside
「見ての通りって感じやな、ははっ」
「誤魔化さないでよ湊。俺、湊が煙草吸ってんの知らなかったし、酒も営業の時と俺がいる時だけって、寝酒はしないって言ったよね?それに向精神薬もう使わないって約束したの忘れた?全部捨てたって言ってたよね、湊。もしかしてこれまでも隠れて煙草吸ったり薬飲んだり、男とホテル行ったりしてた?ずっと嘘ついてたの?」
なんやねんこいつ。質問ばっかりしてくるくせに俺の返答は信じないわ、そもそも答える隙もくれないわで全然俺の話聞いてくれへんやん。「ちゃんと、不破さんの話聞いてあげてね」もう忘れたんか?てか使わないって約束したのは眠剤だけやろ。俺が今日飲んだのはちゃうから。付き合ってからも今日も眠剤は飲んでないわ、阿呆。
「ねぇ、どうなの湊。黙ってちゃわかんないよ」
何を言っても自分に都合のいいように解釈するくせに。
「当たり前のように俺が今まで隠れて煙草吸って酒飲んで、薬使ってって言っちゃうんやね。俺を信じることはローレンの選択肢にはなかった?それに“嘘ついてたの”ってロレに言われたくないんやけど」
「違うの?今日は偶然で〜って?そんな都合のいい話ないでしょ。俺に言われたくないってなに?俺なんか嘘ついた?嘘ついたのは湊でしょ。ねぇ湊は”何がしたいの”」
なにがしたいのって、そんなんただローレンに信じてほしかっただけ。愛してほしかっただけ。捨てられたくなかっただけやよ。ほんまは俺が捨てる側のはずやったのにな。それにさっきのも嘘なんかじゃない。本当なのに、ほんまに今日だけやのに…。ローレンはそんなに俺を信用してなかったんやね。ローレンを悲しませたくなくて、失望されたくなくて、今までずっとローレンと付き合うまで煙草、薬、酒をセフレ、摂食障害を全部やめて、色んな人断ち切ったのに、約束破りたくなくて、代わりに自分の体傷つけて確かにそれだけは必死に隠してきたけど。それでもローレンを想って頑張って生きてきたで?酒も営業以外で飲んでへんし、煙草も吸ってない。眠剤以外の薬は確かに怖くて捨てれんかったけど。捨てろとも言われてへんし。それでも、ローレンがいない夜の日でも眠剤使ったことなかったよ。もちろん眠れないから次の日寝れたフリして、笑顔貼り付けてって、俺頑張ってたんだよ。ねぇ、ローレン、俺間違ってた?
あれ?俺ローレンになんて言われて付き合ったんやったっけ?確か“俺のこと利用していいよ。要らなくなったら捨てていいから”こんな感じやったよね。あ…れ?なんで俺こんなに頑張ってんのやろ、なんでこんな無理してんの?利用していいって言われたから付き合ったのに、今利用されとるのってどっち?捨てていいって…俺今ローレンに捨てられないようにって必死になってない?これじゃ俺が利用されて捨てられる側やん。それに愛着障害も自傷行為もローレンと付き合う前より明らかに酷くなっとる。結局自分を傷つけて、犠牲にして、「湊は何がしたいの」俺何がしたかったんやっけ。もうええか、もう全て吐き出してしまおう。そして終わりにしよう。
「ローレンが毎日一緒に寝てくれるって約束してくれたからもう眠剤使わへんって約束したんよ?約束破ったのも嘘ついたんもロレの方やん。俺、眠剤使ってへんし、営業以外で酒飲むのも煙草吸うのもセフレと会ったのもローレンと付き合ってから今日が初めてやで?俺にとって煙草、薬、酒、セフレ生きていくのに必用不可欠なものだったんよ。ソレの代わりになるって言い出したのはロレやんか。アレの代わりになるってのは俺が生きようって思える存在になるってことやろ?それに利用していいってロレが言ったんやで?なぁ、今まで俺を救えとると思っとった?こんな生活で救われるほどのもんやと思っとった?そうなんやったら、もう俺ら一緒におるのは無理やよ。これでも俺我慢しとったほうなんやもん。それに、うん、今日のことではっきりしたわ。……本当の俺を知っちゃったら、ローレンは“絶対”俺のこと捨てるから」
lrside
最近ずっと忙しくて、最後一緒に寝たのは2週間前とかだった。そして今日、久しぶりの休日だった。あぁ今朝湊がちょっと違和感のある言動をしていたのは俺のせいだったのか。今思えば少し悲しそうなどこか寂しそうな顔をしていた気がする。そんな湊に俺は笑顔で“いってきます”と言った。本当は一緒に“いってきます”も“ただいま”も言いたかったんだろうな。晩飯作ってくれてたのか…湊電話で話してた時明るい声の裏でどんな顔してたのかな…晩飯捨てたって、湊それどんな気持ちでっ、そしてさっきの話し方からすると今も眠剤を使わないと眠れないのだろう。けれど俺が捨てさせたせいで使えない。だからいつも一緒のタイミングでベッドに入りたがっていたのか。つまり一緒に寝れない日は寝てなかったということか。ならこの2週間きっとまともに寝れていなかったのだろう。それなのに今日も俺は“先に寝てて”と声をかけた。寝れないのにだ。だから煙草、薬、酒、Sexを片っ端からしてみたというところか。確かにこんな生活ずっとなんて無理だ。ほんとこんな生活で救われるはずがない。
「っ…ごめん、ごめんね湊。湊の心全然埋めれなくて。それなのに〃まで取り上げて、利用していいって捨てていいって言ったのは俺なのに俺が湊を縛り付けてた。ごめん」
ただ湊を想って謝ることしかできなかった。自分のせいでさらに深く湊を傷つけて疑って、怒って、本当に最悪だ。きっと湊のことだからまだ自傷行為があるのだろう。俺は湊の気持ちを裏切って湊からの信頼を失った。けど湊を信じてあげられなかった自分も湊を信頼していなかったというわけだ。それでも湊を好きだという気持ちは変わらなかった。
「俺ら別れよっか」
「っ……わ、かった。今までごめん、けどこれだけは言わせて。どうか死なないで。これが最後の約束だから」
「ははっ、大袈裟やな。まぁそうやな、ローレンの前では死なんようにするよ。約束する」
「ローレン、こんな俺を愛してくれてありがとう。次は変な奴に捕まらんようにな。……今この瞬間からローレンを俺から解放します、なんて、にゃはは」
そう言って結局湊は、他の奴らにするように俺にも笑って魅せた。俺も他の奴らと一緒だ。湊のこと何一つわかってやれなかった。それなのに、そのくせに、最後の瞬間俺は、やっぱり湊は綺麗だとそう思った。儚く、控えめに笑って、一筋の涙を流す湊はこれまでで一番綺麗で、苦しそうだった。
この作品まだバドエンかハピエン、もしくはメリバかなど決めていなくてこれから考えるのでとりあえず別れさせてみました☆真剣に次どうなるんだろって自分でも思ってます。