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# 第15話
✨第2章✨
「新たな監視者」
食堂。
重たい空気が流れていた。
テーブルの上には例のノート。
誰も笑っていない。
潔「……。」
蜂楽も珍しく静かだった。
玲王がノートを閉じる。
「筆跡は別人。」
千切が頷く。
「つまり。」
凪が続ける。
「犯人がもう一人いる。」
潔の背筋が寒くなる。
やっと終わったと思った。
なのに。
まだ終わっていなかった。
その日の夜。
潔は自室に戻っていた。
もちろん。
部屋の前には。
玲王。
蜂楽。
千切。
凪。
凛。
潔「だからなんでいるんだよ。」
蜂楽「護衛。」
玲王「護衛。」
千切「護衛。」
凪「護衛。」
凛「護衛。」
潔「息ぴったりだな。」
少しだけ笑う。
でも。
心は落ち着かない。
ガチャ。
部屋へ入る。
机の上。
何もない。
窓も閉まっている。
異常なし。
潔はほっと息を吐いた。
ゆっちもん
36
18
夢腐腐な碧音
230
その時。
ピコン。
スマホが鳴る。
全員の表情が変わる。
潔が画面を見る。
知らない番号。
『こんばんは。』
潔「!!」
玲王がスマホを覗く。
『怖がらないで。』
次のメッセージ。
『前の人とは違う。』
蜂楽「気持ち悪い……。」
さらに。
『君を傷つけるつもりはない。』
凛の目が細くなる。
『ただ。』
『見ていたいだけ。』
部屋の空気が凍った。
潔「……。」
その瞬間。
窓の外で何かが動いた。
カタン。
全員が振り向く。
誰かいる。
凛が真っ先に窓へ向かう。
勢いよく開ける。
しかし。
誰もいない。
その代わり。
窓の下に落ちていた。
一輪の青い花。
蜂楽「……なにこれ。」
花には小さなカード。
玲王が拾う。
そこに書かれていた文字。
『君のプレーが好きだ。』
『誰よりも。』
『だから見ている。』
千切「やばいだろ。」
凪「めちゃくちゃやばい。」
潔は花を見つめた。
怖い。
でも。
少しだけ違和感があった。
前の犯人とは違う。
敵意がない。
それが逆に不気味だった。
その頃。
施設の外。
暗い森の中。
一人の人物が笑う。
「やっと届いた。」
スマホの待ち受け。
そこには。
サッカーをしている潔の写真。
人物は小さく呟く。
「大丈夫。」
「絶対守ってあげるから。」
しかし。
その笑顔は。
どこか歪んでいた。
コメント
1件
はる。だわ!第16話読んだよー。 ストーカーが2人目って……まだ終わってなかったのか!!青い花とカードの「君のプレーが好きだ」が逆に不気味すぎる。前の犯人より怖いわ。護衛8人で固めてるのに窓から花投げ込めるのヤバすぎでしょ。歪んだ笑顔のラストカットでゾッとしたわ。潔くんのサッカー写真待ち受けにしてる時点でガチだな…次回が待てない🔥