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Hayato side
自分の口から言葉が出た事に驚いたのであろう仁人は、口を開いたまま動かない
じんとの口から紡がれた言葉はそれはそれは嬉しくて
初めて本当の仁人の気持ちを聞いた気がして、思わずきつく抱き締めた
「うん」
「はやとが、好き」
「…うん、俺も、仁人が好き」
「はやとが…好き」
今まで塞き止めていた気持ちが溢れたように何度も俺の名前を呼び、好きだと言う仁人に、目が潤む
「俺…も、好きだよ」
「愛してる、仁人…」
涙声になる俺の背中にゆっくりと仁人の手がまわされる
その手に力がこもって、抱き締められた時、目から溢れるものを止める事が出来なくなった
今までうわごとのように好きだといい続けていた仁人は抱き締める力と同じ強さで言った
「勇斗、愛してる」