テラーノベル
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⚔「がっくんが、がっくんが怖いぃ…!」ガタガタ
🦊「誤解だから!誤解なんだって!」
⚔「がっくんに犯される…!」ブルブル
🦊「やめろ!」
🦊「とやさん、誤解なんだよ!」
⚔「そうなの…?」
🦊「うん。」
⚔「じゃあ…あの本はがっくんのじゃないの?」
🦊「いや、それは… 俺のなんすけど……」
⚔「犯される…! がっくんに犯される…!」ガタガタ
🦊「ち、違うんだって!」
⚔「……がっくんも大学生でもう大人だし、そういうことに興味を持つこと自体は否定しないけど…」ビクビク
🦊「うん…」
⚔「そういう本を読むのも、全然悪い事だと思わないけど…」ブルブル
🦊「……あの、とやさん。」
⚔「…な、何?」ビクッ
🦊「な、なんで距離とってんの?」
⚔「…怖い、犯される……!」ガタガタ
🦊「やめて!」
⚔「すごいマニアックな方法で犯される…!」
🦊「しないわそんなん!」
⚔「…急にがっくん家に呼び出されて、『まんまと引っかかっちゃってかーわい♡相方だからって、信用のし過ぎは厳禁っすよ?♡』とか言いながら犯される…」
🦊「抜粋するのやめて!さっきの本から抜粋するのやめて!」
⚔「…何かBL特有のマニアックな言葉責めとかするつもりなんだ…!」
🦊「しないから!やめて!」
⚔「『ここ、さっきまでハジメテだったとは思えないくらいぷっくりしてるな♡』とか言いながら犯すんでしょ…!」
🦊「抜粋やめて!音読やめて!」
⚔「がっくんがマニアックな言葉責めを身につけてる…!」
⚔「……とにかく、そういうマニアックなプレイをしようとしてるんでしょ…?」
🦊「違うから!そういうのじゃないから!」
⚔「さ、さらにマニアックな…?」
🦊「違うから!というか、さっきとやさんが言ったみたいなやつは全然マニアックの範疇じゃないし!」
⚔「……………え?」
🦊「……あ」
⚔「……あ、あれくらいは基本なの…?」
🦊「なんでもない!さっきのはなんでもないから!」
⚔「……正直、さっきのでも相当エグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」
🦊「聞いて!さっきのは間違いだから!」
⚔「…もうあれくらいじゃ、満足出来ないの…?」
🦊「やめて!」
⚔「がっくんがどんどん遠くに……」
🦊「遠くに行ってるのはとやさんっすよ…。物理的に距離とってるし…。」
⚔「だって、犯されるから……」
🦊「しないから!」
⚔「…接し方が悪かったのかな……。知らず知らずの内に、がっくんに寂しい思いをさせてたり…」
🦊「やめて!重い感じにするな!」
⚔「…僕、未成年だし…ちゃんとがっくんの相手をしてあげてたら…何か変わってたかな……」
🦊「ゔっ…それ、とやさんを知ってる俺からしたら一番聞きたくないタイプのやつ…」
⚔「…でも、プレイ的な観点からしたら未成年っていうのも興奮のポイントに…?」
🦊「やめて!嗜好を探るのやめて!」
⚔「だって…さっき言ったくらいはもう基本なんでしょ………?」
🦊「間違いだったんだよ! さっきのは無し!!」
⚔「…だったら、なかなかヤれないっていうのも焦らしになっちゃう…?そしたら、焦らしプレイとなそっち系に行かざるを得ないんじゃ……?」
🦊「というか何でちょっと協力的なの!?さっきまで犯される!とか言ってたよね!?」
⚔「さ、逆らったらもっと酷い目にあう…」
🦊「そ、そういう事か! いや、しないから!」
⚔「…じゃ、じゃあ面と向かって言って欲しい……」
🦊「何を?」
⚔「『私は、自分の相方を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って…」
🦊「何その宣言!?」
⚔「……言わないと信用出来ない…。獣と相方なんて無理……。」
🦊「獣って言うなよ!」
⚔「と、とにかく…言って貰えれば安心出来るかもしれないから……」
🦊「……うーん………」
⚔「…やっぱり、虚偽の申告は出来ない?」ビクビク
🦊「虚偽じゃないから!」
⚔「…いいんだ、僕はがっくんを嘘つきにしたい訳じゃないし……。」
🦊「その感じやめて!」
⚔「がっくんにその場限りの嘘をつかせる位なら…僕はがっくんの嗜好と向き合うよ…。」
🦊「言うから!言うから重い感じやめてくれ!」
🦊「えーっと、な、なんだっけ…『私は』……」
「『自分の相方を犯したいと思っていないし』」
🦊「そ、そうだった。『自分の相方を…』」
⚔「………ど、どうかしたの?」ビクビク
🦊「あ、あの、一応確認」
⚔「…ど、どうしたの?」
🦊「こ、この『犯す』の範囲って……?」
⚔「!!」
🦊「い、一応っすよ!!」
⚔「…それって、つまり範囲によっては………」
🦊「一応!もしかしたら二人の間で食い違ってるかもしれないじゃん!」
⚔「範囲によっては… ありえるって事?」
🦊「いや、だからその確認!」
⚔「…そうだね。がっくんの基準は少し…アレだから。」
🦊「アレとかやめて!」
🦊「じゃ、じゃあ少しづつ確認しよう…?」
⚔「う、うん。…ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……」
🦊「………うん。」
⚔「がっくんが…さっきの宣誓を出来なくなる可能性が上がるってこと……」
🦊「いや、まあ多分というか絶対大丈夫だからね!?」
⚔「…そうかなぁ。」
🦊「えっと、それじゃあ『犯す』の基準決めスタート!」
⚔「ん〜、まずは…『キス』」
🦊「えっ!?」
⚔「…えっ?」
🦊「ストップで!一旦ストップしよ!」
⚔「怖い…怖い怖い……」
🦊「違うんだよ!普通にするでしょ!キスってするでしょ!相方と!」
⚔「…しないしないしない怖い怖い………」
🦊「俺がするかどうかじゃないよ!?一般的にだからね?!一般的な基準として、相方とか友達でのキスはセーフだよ!」
⚔「しないよ…」
🦊「アレだよ?キスって唇同士の方だよ!?『下の口同士で』とかそういうのじゃないからね!?そのつもりで俺はOKにしたんだよ?」
⚔「…当たり前だよ。……というか、今言った方をOKにしてたら本当に相方辞めようと…………。」
⚔「…というか、キスが基準だとアウトなの?あの、言わなくていいけど…。」
🦊「 (心底屈辱的……) 」
⚔「あ…というか、もう聞くね。 ど、どこのラインにしたらさっきの宣言が出来るの…?」
🦊「………え?」
⚔「……がっくんが決めてくれて良いよ。 俺はそれを聞いてから対処するから…」
🦊「…う ん ………」
🦊「………………」
⚔「………………」ドキドキ
🦊「……あの、とやさん。」
⚔「ひっ……!?」ビクッ
🦊「そ、そこまでビビんなくても良いじゃん!」
⚔「ご、ごめん…。少し驚いただけだから。ごめん、犯さないで……。」
🦊「やめて!」
⚔「……というか、これって長考した時点で相当………」
🦊「言うから!今すぐ言うから!」
🦊「え、えっと……」
⚔「…言ってくれていいよ。受け止めるから……」
🦊「えっ、と……」
⚔「もう……驚かない。」
🦊「えっと…多分、何をラインにしても、その…無理……というか…」
⚔「え……?」
🦊「だって、あの、したいし……」
⚔「…うわぁああ、やっぱり本当だったんだぁぁ……!!」
🦊「ごっ、ごめん!! でもしたいんだよ!!」
⚔「……最初のであってた…!! 最初のリアクションで正解だった……!!」
🦊「ごめん!本当にごめん!でも、さっきの言葉責めとか凄くしたい!」
⚔「それは聞いてない…!怖い怖い怖い……!!」
🦊「し、静かにしろ!! 犯すよ!?」
⚔「……すごく本性出してる…!!」
⚔「…配信の時、リスナーの前でするのは?」
🦊「基本」
⚔「玩具と書いて?」
🦊「オモチャ」
⚔「監禁は?」
🦊「極上」
⚔「背徳感は?」
🦊「正義」
⚔「怖い……!がっくんが怖い……!!」
🦊「静かにして下さい! 女の子みたいな格好させて犯しますよ!?」
⚔「…なんで!?」
🦊「よくあるんですよ!」
⚔「よくあるの…!?」
🦊「リリっち達に見せつけるようにキスしたい!」
⚔「…何急に!?」
🦊「ご、ごめんとやさん。もう我慢しなくて良いと思ったら願望出ちゃって…。」
⚔「怖い…!そんなことを内に秘めてたとか怖い…!」
🦊「玩具つけながら配信させて俺が強弱弄りたい…!」
⚔「…やめて怖い!!」
🦊「そんな時に限ってリスナーが優しい!」
⚔「細かな設定とか怖い…!」
🦊「ああああ願望出るぅぅ!!!」
⚔「……がっくん、落ち着いて! もうやめて……!」
🦊「ろふまおの皆が帰っていなくなったスタジオで、とやさんとえっちしたい!!」
🦊「褒めて褒めて褒めちぎられて真っ赤になったとやさんをじっくり眺めたい!さらに追い打ちでDキスしたい!!!」
🦊「咎人コラボしたい!」
⚔「最後は普通のことを言ってる筈なのになんか怖い……!!」
🦊「そういうことだから、これからもよろしくっす!」
⚔「何をヨロシクするの……?」
🦊「……じゃあ、俺はこれから配信があるんで。」
⚔「……このタイミングで引き上げられると余計に怖いんだけど…!? というか、ホントに何をヨロシクすればいいの…?」
🦊「また明日も絶対に来るんで!」
⚔「ええ……、来たら絶対何かあるよ……。」
⚔「本当に嫌だ、本当に怖い………」
⚔「……なんであんな本見つけちゃったんだろう………」
⚔「皆にはなんて言おうかな…。 い、言えない…。こんな稀有な悩み……。」
⚔「僕は一体どうすれば……。」
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控え室でのこと…
「はあ゛ぁ゛~~~~…」
「なんで僕はアッキーナとのコラボを了承しちゃったんだ…」
「ん?アッキーナ…なんか本持ってきてる?」
「なになに…」
「『ショタ化した刀也くんとラブラブえっち♡優等生はえっちも極上?!』」
「は?」
続くか続かないかは主の気分次第なんやで
そんじゃばいばい
コメント
3件
参考になります😊😊
ちょッとカオスやけど何か好き