第5話 読んでいただきありがとうございました!!
前回に引き続き、ぷりちぐ展開、そして、ぷりっつ目線でのお話です!
💙「・・・ぷりちゃん、あのね、実は・・・」
ちぐの口から出たのは、けちゃおから見た最近のまぜ太の態度。
まぜ太の様子を、いつもいち早くけちゃおが気づくんやけど、今回の件はちぐあとに相談するほど分からないと聞くと、まぜ太のことを放っておいてはいけないと思った。
その話を聞いて、俺はAMPで焼肉に行った夜に話したことを思い出した。
おそらく、あの話は無関係ではないはず。。
そして、ちぐに話すことにした。
💚「あんな、ちぐ、、最近けちゃまぜの切り抜き動画の投稿が増えてんのは知っとるやろ?」
💙「あ〜、確かに増えてきているね。俺は可愛いなぁって見ているけど、そこに問題があったの?」
さすがはリーダー、アンプ全体のリークもしとるし、話が早い。
💚「せや。それによって、まぜ太がけちゃおに普段通り接することができひん言うとんねん」
💙「なるほど、それでけちゃによそよそしくなっていた訳なんだね。」
💚「そういうこと」
すると事を察したちぐは、苦しそうに返した。
💙「でもでも、俺さ、、あんな辛そうなけちゃ見てられないよ、
けちゃもまぜたんも一緒にいることで、お互いにいい影響を与え合ってるんじゃないかなって思うんだ。
だって、けちゃ、最近すごくポジティブになったと思わない?!
どんな切り抜きが増えたって何も変える必要がないはずなのに、、、
まぜたん、気にしすぎだよ、、、」
そう、あの穏やかなけちゃが、辛そうにしている。
この状況がどんなに異常事態であるか、ちぐの不安が手に取るように伝わってきた。
確かにちぐの言う通り、AMPTAKを結成した時よりもけちゃがすごく前向きになったし、それがまぜ太の影響が少なからずあることを俺も感じていた。
💚「せやなぁ、俺もちぐの考えに同感や。ただな、、まぜ太がけちゃおに夢中になりすぎるところがあんねんな。」
💙「そこが、リスナーのみんなからだと恋愛感情があるように見られちゃうってことでしょ?」
💚「ちぐ、残念ながらそう感じてしまうリスナーが多いのは事実や。
そこに、まぜ太は違和感がするらしいで。
せやから、まぜけちゃ配信とか絡みとか減らしてみるか?って話で今の状態になっとる。
やけど、そこまで、二人が拗れているとはなぁ、、」
スマホを持つ反対の手で、俺はこめかみをおさえた。
あの時だけしか見せなかったまぜ太の、苦しそうな、でもどうしたらいいのか、、、そんな困惑した様子を思い浮かベた。
まぜ太、お前は何をそんなに気にしとるん・・・?
すると、ちぐが一息ついてある仮説を唱えた。
💙「俺はそれだけじゃないと思う、そして、それはきっとまぜたんも辛いことなんじゃないかな」
💚「ちぐ?」
苦し紛れに、ちぐは言葉を続ける。
💙「まぜたんが、けちゃに対して、恋愛感情に近しいものを持っているのかもしれない」
それは、俺が一番聞きたくなかったこと。
そしてグループを組む時に恐れていたことだった。
💚「っ、、、!!!お前、何を言って、、、!!!」
その途端、俺は、しまったと我に返った。
ちぐに声を荒げてしまった。。。
💙「!?っ、、、」
途端に、スピーカーから、ちぐの静かな嗚咽が聞こえてきた。
💙「ぷりちゃん、俺だって考えたくなかったよ!でも、あのまぜたんのけちゃへの行動を思い起こすと、その可能性があるかもしれないって思う俺自身が怖いんだ!!」
怯えながらも涙まじりに叫ぶちぐの声。
そうだよな、ちぐだってアンプ以外で配信活動をしてきた過去がある。
大好きなメンバーを守りたいとアンプのリーダーとして奮闘する、ちぐの背負っている重荷の大きさを、俺は改めて感じた。
💚「ちぐ、ごめん!!!!落ち着いて話そ?」
💙「うん、、、」
彼のすすり泣く声が次第に落ち着くのを待ちながら、俺は茫然としていた。
グループで配信活動をする中で、メンバーの誰かがメンバーに対して恋愛感情を持つと活動を維持することが、どれだけ大変なことなのか。
そしてそれが破滅を意味するということを俺らは痛いほど知ってきた。
実際に、活動者やインフルエンサーの間で、恋愛感情が存在しても長く活動が成立している人が、ごく僅か。
だから、ちぐの言う、この可能性が、存在して欲しくないと俺は思ってしまった。
あとがき
けちゃまぜの話なのに、まさかのぷりちぐ展開で驚かれた方も多いのではないでしょうか?
実は書いている私も戸惑っていますww
文章が今回はいつにも増して多いので修正加筆を行っています
少しでも読みやすくなっていたらいいな📣🩷💜❤️💛💚💙🌈
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