急遽此の時間は理科となり権藤先生が入って来る
理科の時間は憂鬱だ
何故なら権藤先生が半分受け持つ様になって昨日から理科を権藤先生が教えているのだけど…
なんかめっちゃ見られててよく当てられんだよ
切実に辞めて欲しい
其れに眼鏡からはみ出たら傷がなんか怖…
…目に傷?
いや…まさかな
確証が無いから駄目だな
憶測を簡単に話してはいけない
薬屋の○とりごとの○猫の親父さんもそう云ってたじゃないか!
其れに違ったら恥ずかしいからね!
理科が終わって休み時間
僕達が談笑しているとビッチ先生が入って来た
僕達は皆席に着く
そんな様子を気に留めない様な素振りで黒板の前まで行き黒板にYou’re in creditable in bedと書いた
絶対に読まない
意味知ってるから
イリーナ「You’re in creditable in bed!
言って(リピート)!!」
クラスの殆どが宇宙猫を背負った
イリーナ「ホラ!!」
全員「…ユ,ユーアーインクレディブル イン ベッド」
殆ど全員が口を揃えて云う
イリーナ「アメリカでとあるVIPを暗殺したときまずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ
その時彼が私に言った言葉よ
意味は「ベッドでの君はスゴイよ…♡」」
敦「中学生になんて作文を読ませてるんですかぁ?!」
みさき「いや,枕投げとかかもしれないし…?!」
みぃちゃんそりゃ無茶があるよ
イリーナ「外国語を短い時間で習得するにはその国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ
相手の気持ちをよく知りたいから必死で言葉を理解しようとするのね
私は仕事上必要な時…その方法(ヤリかた)で新たな言語を身につけてきた
だから私の授業では…外人の口説き方を教えてあげる
プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ身につければ実際に外人と会った時必ず役立つわ」
岡島&中村「(外人と…)」
あの2人の考えてる事が手に取る様に分かるよ
イリーナ「受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい
私が教えられるのはあくまで実践的な会話術だけ
もし…それでもあんた達が私を先生と思えなかったら
その時は暗殺を諦めて出て行くわ……
そ,それなら文句無いでしょ?
…あと悪かったわよいろいろ」
其の言葉を聞いていた皆は笑った
『さっき迄は殺すなんて云ってたのにね〜』
前原「なんか普通に先生になっちゃったな」
岡野「もうビッチねえさんなんて呼べないね」
イリーナ「……!!あんた達…
わかってくれたのね」
恋奈「良く考えると先生に対してめちゃ失礼な呼び方だよね〜
呼び方変えようよ」
紫花「そうだね
じゃあビッチ先生で」
イリーナ「えっ…と
ねぇキミ達せっかくだからビッチから離れてみない?
ホラ,気安くファーストネームで呼んでくれても構わないのよ」
紫花「でもすっかりビッチで固定してしまいましたし…
イリーナ先生よりビッチ先生の方がしっくり来ます
そんな訳でよろしくお願いします,ビッチ先生」
紫花は立ち上がりお辞儀をし乍ら云う
変なところで真面目なんだから〜
キブシ「授業始めましょうよビッチ先生!!」
煽る様にキブシが云う
イリーナ「キーッ!!
やっぱりキライよあんた達!!」
僕達は笑った
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