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ガラッ
隊「河合さんっているー?」
晴明「え!?隊長さん!?」
愛衣「いるよー何か用事?」
隊「あっちゃんg」
愛衣「学園長先生の話!?ちょっと場所変えよ」
晴明「ちょっと河合さん今授業中だよ!?」
愛衣「テストで100点取るからいいじゃん」
晴明「たしかに!」
愛衣「じゃーね」
パタン
屋上
愛衣「で!?学園長先生の話ってなに!?」
隊「テンションの差すごいね」
隊「一昨日偶然鉢合わせたじゃん?」
愛衣「うん」
隊「電車で会った時とナンパ止めた時で河合さんの態度が違ったから気になってさ」
愛衣「なんだ学園長先生の話じゃないのか」
隊「いやいやあっちゃんも最近なんか河合さんがそっけないって言ってたよ?」
隊「嫌われたんじゃないかーって」
愛衣「え、学園長先生が私の対応をいちいちきにしててくれたなんて…!」
隊「あっちゃんに冷めたの?」
愛衣「そんなわけないじゃん私が学園長に冷める事なんてありえないわ」
隊「じゃあなんで最近態度変えてるの?」
愛衣「これを教えるからには私の恋に協力してね?」
隊「んーまあ面白そうだしいいよ」
愛衣「よし!あ、これ学園長先生には内緒だかね?」
隊「分かってるよ」
愛衣「学園長先生が全然私に落ちてくれないから友達の案で「押してダメなら引いてみろ」ってやつをやってるの」
愛衣「もし学園長先生が私の事が好きで自覚してないだけだったとしたらこれで自覚するかもって」
隊「なるほどね~」
隊「効果あってよかったね」
愛衣「え?今の所全然効果が見えないんだけど」
隊「でもあっちゃん河合さんに嫌われたかもって落ち込んでたよ?」
愛衣「え、なにそれかわいい」
隊「かわいい?あっちゃんが?」
愛衣「うん学園長先生はかわいいよ?」
隊「えーあんな口悪い性格悪い女癖悪い三拍子そろった男のどこがかわいいのさ」
愛衣「え、ちょっとまって女癖悪いってなに」
隊「え?言葉の通りだよ?」
愛衣「学園長先生の意外過ぎる一面」
隊「ああ、あと酒癖も悪いね」
愛衣「え、酔った学園長先生とか絶対かわいいじゃん」
隊「そんなことないよ~?愚痴ばっかだしほぼ確で吐くし酔ったときの記憶なくなるし」
愛衣「お酒弱いの?」
隊「んー特別弱いわけではないけど強くもないかな」
愛衣「学園長先生の貴重な新情報だ…!」
隊「本題(?)に戻すけど、まだ続けるの?それ」
愛衣「続けるよ?」
隊「なんで?」
愛衣「だって私への対応は変化ないもん」
隊「え”あっちゃんほんとになにもしてないんだ」
愛衣「うん、何もされない」
愛衣「もっと表に出してほしいんだけどな~」
愛衣「やっぱり生徒だからダメなのかな…」
隊「いや、あっちゃんは生徒っていうより未成年だからダメって言ってたよ」
隊「犯罪になっちゃうからって」
愛衣「え、じゃあ成人したら付き合ってくれるってこと!?」
隊「さあ?」
愛衣「いまさらだけど名前何?」
隊「烏丸蘭丸だよ~」
愛衣「歳は?」
隊「ん-どうだろ2000歳くらい?」
愛衣「めっちゃ年寄りじゃん」
隊「いや~ぼくはまだまだ現役だよー」
愛衣「じゃあおじいちゃんって呼ぶね」
隊「名前聞いた意味ないじゃん!」
愛衣「まあまあ細かい事は気にすんなって」
隊「まあいいけどさ」
愛衣「てか学園長先生がおじいちゃんに私の話してたのが意外すぎたよ」
隊「まあそうだね、あっちゃんって生徒のことそんなに正確には覚えてないしね」
愛衣「どんぐらい話してるの?」
隊「酔うと絶対にでてくるよ」
愛衣「そんなに聞いてるなら学園長先生が脈ありかどうかぐらい分からないの?」
隊「それはあっちゃんから言わなきゃでしょ」
愛衣「うぐぅ確かに」
愛衣「学園長先生にもし告白okされたとしても先に知っちゃってたらインパクトっていうかが激落ちしちゃうもんな」
隊「そーそーだから僕からは言えないよ」
隊(本当は言っちゃったら面白くないからだけど)
愛衣「おじいちゃんって学園長先生と仲いいの?」
隊「いいよ~」
愛衣「じゃあ学園長先生の好きな物とかって分ったりする?」
隊「しってるよ」
愛衣「なに」
隊「お金、お酒、女の子!」
愛衣「え、クズが好きな奴じゃん」
隊「ギャンブルもやってるよ~」
愛衣「典型的なクズ…」
愛衣「ん?ちょっとまって女好きってことはもしや経験済み…?」
隊「遊郭行ってたしそうじゃない?」
愛衣「いやー!!学園長先生が経験済みとか信じたくないー!!」
隊「あっちゃんもああ見えて1000歳超えてるしね~」
愛衣「まあでもそっか、学園長先生も大人だし経験あってもおかしくないか…」
愛衣「じゃあ学園長先生にはすでに恋人が…!?」
隊「いないよ」
隊「多分いたこともない」
愛衣「じゃ、じゃあ体だけの関係をもった女の人が何人も…?」
隊「最近はあんまりしてないみたいだよ」
愛衣「最近はってことは昔はやってたって事じゃん」
愛衣「すっごい羨ましい!嫉妬する!」
隊「あ、いやとかじゃないんだ」
愛衣「そりゃ嫌ではありますよ」
愛衣「でもそれより私はもっと昔に生まれたことにしとけばよかった!」
愛衣「そしたら学園長先生と付き合えたかもしれないのに…!」
隊「年齢をい偽ってもいつかバレちゃうよ?」
愛衣「いや私今偽ってる状態だよ?」
隊「え、そうなの!?完全に17歳にしか見えない!」
愛衣「これでもビジュには自信があるのよ!」
隊「本当は何歳なの?」
愛衣「んー600くらい?忘れちゃった」
愛衣「でも…いや、やっぱり何でもない!」
隊「?そっか!」
隊「それにしてもメイクとかしないでこんなに若く見えるのすごいな~」
隊「僕が貰いたいくらい♡」
愛衣「だめー、この身ははすべて学園長先生のものだから」
隊「あはは笑冗談だよ」
愛衣「てかそろそろ授業終わるから戻るね」
愛衣「じゃ、ありがと」
隊「ばいばーい呼んでくれたらいつでも行くからね~」
愛衣「頭の隅の隅には入れとくね」
隊「ど真ん中に入れといてよ!」
ガラッ
隊「あっちゃーん!」
学「ああ、戻ってきたんですか」
隊「うん!聞いてきたよー!」
学「な、なんて言ってました?」
隊「それは言えない!」
学「は?」
隊「痛い痛い痛い!ごめんってば!」
学「わざわざ授業中に聞きに行ったのに言えないってなんですか」
隊「河合さんに言わないでって言われたの!」
学「…でも何も言えないなんてことはないでしょう」
隊「うん」
隊「とりあえずあっちゃんは河合さんにもうちょっとわかりやすい対応をしたほうがいいよ」
学「わかりやすいとは…」
隊「大胆にいってみなよ!」
学「大胆?」
隊「積極的に話しかけるとか距離を少し縮めるとか!」
学「…まあやってはみる」
学「とりあえず嫌われたわけではないんですね」
隊「そうみたいだよ!」
学「よかった…」
隊「…ねえあっちゃん」
学「なんですか?用は済んだでしょう早く帰ってください」
隊「河合さんってもしかしたら――」