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少女レイの曲パロ使うべ
いてら
…「ははッ…」
本能が狂い始める。まるで追い詰められたハツカネズミだね。
ieさんは絶望の淵に立ち、俺の目の前で踏切へと飛び出した。
そう、ieさんは親友。
俺の手を掴んでくれないかな。
そう、ieさんは一人さ。
居場所なんてないだろ 。
「2人きりこのまま、愛し合えるのかなッ?_」
何度も繰り返した、フラッシュバック。
「っ…」
蝉の声。
「ieさッ…グスッ」
二度とは帰らぬ君。
永遠にちぎれてった、
あの日買った御揃いのキーホルダー。
あの時の夏が消し去った
「ieさん、肌白くないw?」
「rkの方が白いだろッ!?」
白い肌の少年に。
「グスッ…ieさん、、逝かないでよ。」
取り憑かれてしまいたい。
俺の本能が暴れ始める。
キーンコーンカーンコーン
九月のスタート告げるチャイム。
「おはよー、、、」
「…え、、?」
次の標的に置かれた花瓶。
仕掛けたのは
僕だった。
「そう、ieさんが悪いんだよ、、」
「僕だけを見てくれていないから、」
「そう、ieさんの苦しみ、」
「助けが欲しいだろ、、?」
溺れてく、其の手に
「チュッ」
そっと口吻をした。
「ぶははは笑」
「ちょ笑笑笑い過ぎです笑笑笑」
薄笑いの獣達。
その心晴れるまで、、
爪を突き立てる様な
不揃いのズボンがあった。
夏の静寂を、
切り裂く様な悲鳴が、
谺する、
教室の窓には、綺麗な青空。
そう、ieさんは
「友達ッ__…」
俺は、ieさんが居ないと居場所なんて無いんだよ。
もう一度透き通った世界で、
また愛し合えるさ___
永遠に繰り返すフラッシュバック、今も鳴き続ける蝉の声、
永遠には帰らぬ貴方。
二回目の夏が消し去った、
永遠に白い肌のままの少年に、
「グスッ…」
哀しい程、取り憑かれてしまいたいのさ_____
「ニコッ」
「ッ___ieさん、?」
「有難う。」
「さようなら。」