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えこれコメント1番のりだ!!! とうといデスネ‼️‼️ まじ最近ジヨンのストーリートの月とかうさぎとかイカゲームとか絶対トプさんのこと意識してるやん!!ってなる🥲ほんまに付き合ってるであれや、。ネタ系でもめちゃ面白いとかなにごつ?!
!アテンション!
攻🐉×受🔝の捏造まみれのジヨタプ小説。ご本人様たちとは全くの無関係。ご都合主義の矛盾まみれ解釈違いもろもろですがたくさんの愛はある。
『月〈前編〉』『月〈後編〉』のおまけ。
この話は割とシリアス系だったのでおまけくらいはふざけてみよう作戦。本当にこれのおまけ?くらいギャグみ。今回全く内容にタイトル関係ないし。
故にいつも以上にキャラ崩壊甚だしい。特に☀️。
覚悟の上読んでくださる方はそのままお進みください…!
side.ヨンベ
2人が上手くいって本当によかったと思う。
誰よりも近くで見てきて、2人はとても不思議な関係だと常々思っていた。他にはない2人だけの空気があって、お互い程よい距離感があるように見えて当然隙間もないほどぴったりと合わさる感じとか。上手く表現はできないけど、俺はそれが不思議だったし、なのに酷く心地よかった。
トップが抜けて、ジヨンがまるで空っぽになってしまったようになってからは、更にそれを強く感じていた。し、彼が戻ってきてからはまた全てが満たされたようになったから、やっぱり2人は、2人で1つなんだと思った。
ジヨンの新曲を聴いたとき、ああこれはきっとトップに向けて歌っているんだとすぐにわかった。そしてそれは同時に、彼らに感じていたその不思議な感覚は、恋というものが生み出していたんだと知った。お互いが好きで、それ故にすれ違って。ジヨンもトップも苦しんだ。
だからこそ、トップが帰ってきて2人が恋人同士になったと報告を受けたときは心底安心したし、嬉しかったし、同時に納得もした。
2人が上手くいって本当によかったと思う。
けど。
「タプヒョン〜」
思ってる、けど。
それにしてもちょっとベタベタしすぎじゃないか?
「…」
ここ楽屋だぞ。え、お前ら俺たちのこと見えてない?と思うくらい2人の世界に入り込んでる。離れていた期間を乗り越えて、俺たちにも関係を明らかにして、しがらみがなくなったことは理解できる。百歩譲ってジヨンの所謂メンヘラソングも今となっては可愛いとさえ思う。
にしても、さっきからずっとジヨンはトップに抱きついて離れないし、なんだかんだトップも嬉しそうにしてるし。たまにならまだしも、いつもだぞいつも。いや、いいんだけど。いいんだけどさ、テソンの顔見てみろよ。なんとも言えない顔してるぞ。お前ら弟に変な気遣わせてんじゃねーぞ!
「……ちょっと、いいかな」
遂に耐えかねて、2人に声をかけた。きょとんとした顔をするトップとジヨン。
「話がある。1回ここに座れ」
「え、なに?」
「いーから!」
ビシッとソファを指さしながら言えば、2人はいそいそと並んで座った。おい、くっつきすぎだろ。
「…あのさ、俺も2人が上手くいって本当に良かったと思ってるよ?やっと恋人同士になれたんだな、て嬉しく思う」
2人は顔を見合わせると、照れたように笑った。なんだこの空気甘すぎる。見てるこっちが恥ずかしい。
「だけどさ、ちょっと限度というものがあると思うんだよね」
「?」
「2人きりのときはどうぞ好きにしてくれと思うが、みんながいるところでもイチャイチャイチャイチャ、見てるこっちが恥ずかしいんだよっ、」
「ちょ、ヨンベヒョン落ち着いて…」
テソンが宥めるように言う。優しいな、テソン。俺は泣きそうだよ。
「え、ごめん。そんなつもりじゃなかったんだけど…」
ジヨンの言葉に、脳の奥で何かが切れた。
「そんなつもりじゃなかった?なら、」
俺は立ち上がって徐にトップの襟元を掴むと、ぐっと下に引っ張った。
「うわ!ヨンベ!なにすんだっ、」
「これ!見てみろ!」
項の下の方。そこには小さな赤い鬱血。
「こんなとこにキスマークつけておいてなにがそんなつもりじゃないだ。説明してみろ」
「えっ、」
トップが目を見開いた。え、知らなかったの?もしかしてジヨンが勝手につけた?たしかにトップは普段から露出の少ない服を着るし見えてないが、私服に着替えるときやふとした瞬間にそれが見えるのだ。
「ジ、ジヨン、お前っ」
途端にトップが顔を真っ赤にして、急いで項に手を当てて隠す。ジヨンはばつが悪そうな顔をしたあと、べっと舌を出した。
「ごめん、つい」
ああ殴りたい。
「ついじゃねーんだよ!たしかに衣装で隠れるけど、楽屋とかではみんなに見えてるからな!俺たちがどんな気持ちでいると思ってんだよ!?」
「そ、そうだよなヨンベ、ごめん、」
トップが慌てたように謝る。なんだか彼が可哀想になってきた。えらい奴に捕まったぞ、ヒョン。
「ごめんて〜そんな怒らないでよ」
「まだある」
「「まだあるの!?」」
「2人から同じシャンプーの匂いがしたり、互いの服着てきたり、それくらいならもう驚かないけど、タプヒョンの声が微妙に掠れてたり腰痛そうな歩き方したり、知りたくもないのにああ昨日はさぞかし甘い夜過ごしたんだろうなって嫌でもわかるんだよ!」
「わ、わーーー!ヨンベ!」
「……ヨンベヒョン、キャラ変わってません?」
トップの顔なんてもうゆでダコだ。
「……話を戻す。とりあえず2人のことをとやかく言うつもりはないが、もう少し自制しろ。いたたまれない気持ちになる」
「「……ごめんなさい」」
一気に捲し立ててなんだか疲れた。俺はため息をつく。
「……まあこんなこと言ったけど、本当に嬉しいとは思ってるから、そこは誤解しないでほしい。ある程度自制はほしいけど」
「「……気をつけます」」
ハモる声に思わず笑ってしまった。トップは眉間に皺を寄せ、横のジヨンを睨みつけている。が、ジヨンはそんなことどこ吹く風で、むしろにまにまとだらしない顔をしていた。
(怒ってるタプヒョンもかわいーとか、思ってるんだろうなぁ…)
お前本当に俺が言ったこと、理解してるか?
side.テソン
「ちょっと、ジヨンくっつきすぎ…!」
「え〜いいじゃんこれくらい」
「この前ヨンベに怒られたばっかだろ!また怒られたいのか!」
「だって今ヨンベいないし」
いや僕は居ますけどね。小声で話してるつもりでしょうけど、ジヨンは全然気にしてないから丸聞こえです。僕は小さくため息をついた。
互いを想いながらもすれ違って、離れていた2人が紆余曲折を経てやっと再会した。離れていた期間、こちらが心配になるほど、まるで心をどこかに置いてきてしまったようだった2人が、付き合うようになって前のような顔つきに戻った。そのことはとてつもなく嬉しい。仲間として、友達として、弟として、2人をずっと見てきたから。もうあんな顔はしてほしくないし、あんな思いはしてほしくない。幸せになってほしい。
のは、きっとヨンべも同じだろう。しかしあの優しいヨンベがはっきりと言葉にして伝えたにも関わらずこれ。トップはかなり気を遣うようになったが、ヨンベがいない間のジヨンは全然変わってない。
まあ、寂しそうにしていた頃に比べれば今の方が断然いいのだが。幸せを分けてもらっていると思えば微笑ましい。と、思う。
「そういう問題じゃない!」
「だって、仕事はちゃんとしてるじゃん。ステージの上ではしっかりと前と変わらないG-DRAGONだよ?」
「そう…だけど、」
「本当はみんなに公にしたいくらいなんだからね」
「な!それはだめだろ!」
「……だって、ずっと寂しかったんだもん。タプヒョンがいない間」
「ぅ…」
「ごめんね、多分俺、すごい舞い上がっちゃてる。こうやってまた出逢えたから、嬉しくて……でもタプヒョンが嫌なら…」
「…っ、」
ジヨンがわざとらしく眉を下げ、悲しそうな顔で呟くように言った。トップはそんな彼に慌てふためいたように、優しく肩を撫でた。
「嫌とか、そういうことじゃなくて…悪い、傷つけるつもりはなかったんだ」
おーーーい。騙されてますよーー。俯くジヨンヒョンの、口角上がってますよー。
思わずツッコミたくなる光景に、僕はもうお手上げだ。
「……うん、ありがとう」
「で、でも…公にするのはだめだ。ファンのみんなが悲しむだろ?俺たちをずっと応援してくれて待っててくれてたんだ、それをまた…裏切ることはできない」
「…」
「ジヨンは特に女性のファンが多いんだから。恋愛感情を持ち合わせながらお前を見てる人 だってたくさんいる。誰のものでもないG-DRAGONを応援してる人だって。だから、恋愛するのは自由だが、立場上ちゃんとした線引きは必要だろ?」
トップは言葉を選びながら必死に諭す。彼の言いたいことは痛いほどわかった。特にジヨンとトップはずば抜けて人気だ。特に女性から。アイドルとしてみんなに応援してもらう以上、ある程度の制限に文句は言えない。
「……そうだよね、ごめん」
「いや、謝ることじゃ、ないけど…」
「俺だってファンのことはなによりも大事だからさ」
そう言って笑うジヨンに、トップも安堵の表情を見せた。
「あ、そのことでさ、タプヒョンに言いたいことがあったの」
「ん?」
「ファンのみんなは俺たちのSNSの動きとかもさ、気にしてくれてるんだよ?コンサートにはどうしても限りがある。みんなに会えない代わりに、画面越しだけでも俺たちの姿をどんどん積極的に見せてかなきゃ」
「まあ、たしかに」
「だから、タプヒョンももっとインスタとか更新して?別に些細なことでもいいんだよ。タプヒョンが元気に健康で過ごしてて、今これやってるんだーとか、今これが好きなんだーとか、そういうことでもファンのためになるんだから」
トップはもともとインスタ含めSNSの更新が酷く鈍い。そういうものが得意ではないのだろう。ジヨンの意見は一理ある。
「ね?」
一理ある、はずだ。
「……そうだな、頑張ってみる」
「うん!わかんないことあったら俺でもヨンベでもテソンでも聞いてくれたらいいし」
はずなのに、なんか企んでるようにしか見えないのは僕の気のせいだろうか。
(あーあ。またやってる。)
携帯を見つつそう思ったとき、トップが物凄い勢いでトイレから戻ってきた。
「ジヨンっ!!」
ズカズカと歩み寄ると、バッと携帯をジヨンの顔に近づけた。
「ちょ、なに?」
「なに?じゃねーよ!お前またやったな!?」
そう、最近のジヨンのインスタは所謂「匂わせ」ばかりだ。しかもトップとの。
トップがワインの投稿をすれば、同じワインであろうものの微妙に違う角度からの写真を上げる。タバコを吸っている自撮りをのせればすぐ同じようなものを上げる。満月のストーリーを上げれば同じように。時間差でお揃いのものを上げることも。どう見ても一緒の場所に…というか隣にいますよね?というのがわかる周りの景色もいれて。
今しがたトップが上げた自撮り、そのあとジヨンが上げた自撮り。には、トップの肩らしきものまで見切れてる。絶対わざとだ。
「お前、これじゃ公にしてるのと一緒だろ!」
「えー別に明言はしてないじゃん」
「だから同じだっつってんの!」
「じゃあさ、タプヒョンはその投稿とかストーリーについたコメントとか見た?」
「え?」
「見てみ?祝福してる言葉ばっかだから」
「は?」
「ねーテソン?」
いきなりこちら側に振られて思わず肩が跳ねた。
「そ、そうなのか?テソナ?」
僕は頷くと、画面をトップに見せる。
「えーと…はい、ジヨンヒョンの言う通りです」
そう、ジヨンがトップとの匂わせ投稿をするたび、ファンから歓喜の声が上がってる。トップは怒りのコメントで埋め尽くされるだろうと思っていたようだが現実は真逆だ。
『またジヨンがたっぴよんと匂わせてる!』
『絶対一緒にいるよね?これ笑』
『GD&TOPのプライベート♡』
『もしかしてあの歌詞…』
『ジヨンの曲ってたっぴょんに向けてだったんだ笑』
『ジヨンとたっぴょんなら推せる』
『幸せそう』
『かわいい〜』
『絶対付き合ってる。最高』
文字を追うトップの顔がだんだんと赤くなってく。それと同じように、ジヨンの顔がどんどん緩んでいく。
「な…っ!うそだろ…?」
「嘘じゃない。見えてるでしょ?」
トップはどう答えていいか分からないようだ。口がハクハク動くが、音が出ていない。
「テ、テソナ…」
やめて。こちらまで巻き込まないで。そんな助けを求めるような目で見ないで。
「………お、お幸せに、?」
僕は精一杯の笑顔でそう答えた。
皆様お付き合いいただきありがとうございました!ヨンベのキャラ崩壊すみませんでした。周りもいろいろ言うけど、結局2人の幸せを願ってる。といいなって願望。てか癖。
読んでくださりありがとうございました♡