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18 - たまにはな? 🐉×🔝

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2025年11月04日

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!アテンション!


攻🐉×受🔝の捏造まみれのジヨタプ小説。ご本人様たちとは全くの無関係。

ご都合主義の矛盾まみれ解釈違いもろもろですがたくさんの愛はある。

『たまにはね?』の続きとまではいかない続き。今回もただただ2人がセックスするところを書きたくなっただけのIQ低めの話。またしても頭空っぽにして読んで欲しい。

覚悟の上読んでくださる方はそのままお進みください…!

















ソファの手触りはやはり気持ちいい。色艶も良く座り心地も最高だ。デザイン含め一目見たときから気に入ってこれにしたが、大正解だった。ちなみにこれはジヨンに買ってもらった訳だが、結構値段の張るもので。さすがにこれは…と難色を示す彼を無視して即決した。だって俺は悪くない。前のソファだって普通に使っていれば買い替える必要なんてなかったものを、彼のせいでこうなったのだから、彼に断る権利などない。


そう、全部ジヨンが悪い。

そうに決まってる。


あの日こっそりと俺のワインに媚薬を混ぜられたことが全ての始まりで、思い出すだけで頬が熱くなるようなセックスをした。今までだって彼との行為に不満を持ったことはない。のに、ジヨンは多少なりと思うところがあったようだと知ったきっかけでもある。理由を聞けばまあ許したくもなるというか、最終的にはちょっと可愛いと思ってしまったことは本人に言うと調子に乗るので内緒だ。


そんなこんなで俺は醜態を晒された代わりにソファを買ってもらい、そこでこの問題は解決した。はずだったが、今度は俺にいたずら欲が芽生えてきたのだ。仕返しとしてジヨンに媚薬を飲ませてやりたい、なんて。考え出したら止まらなくて、ついに同じものを買ってしまった。あの日ゴミ箱に捨てられていた空き瓶をこっそり盗み見て買った同じもの。


「……こんなもの入れてたのかあいつ…」


見るからに怪しい薄ピンク色。いやらしい色。ついあの夜を思い出して顔が熱くなる。振り払うように頭を振った。


「よし、覚悟してろジヨンめ」


今度はお前が醜態を晒す番だ。








「ただいま〜」


帰ってきたジヨンの声に、台所から返事をする。もうすぐで帰るというメッセージをもらっていたから料理を始めたが、ちょうどできあがったときに帰ってきた。


「おかえり」

「うわ〜いい匂い!なに、作ってくれたんだありがとう!」

「腹減ってると思って」

「もうお腹ペコペコだよ〜」


本当は帰ってくる前に注いだワインに仕込んでおくつもりだったが少し計算が狂った。彼は手を洗ったあとそのまますぐ食事を始めようと席に着く。ここからではさすがにバレる。


(まあいくらでもチャンスはあるだろ…)


お互い明日も休みだし、とりあえず目の前の酒と食事を楽しもう。目の前でニコニコと嬉しそうに「いただきます!」と言っているジヨンを見て、俺も微笑んだ。



皿も空になりお腹も満たされた頃、ジヨンがトイレに立った。今がチャンスと俺は急いで彼の残り1杯分注がれたワインに媚薬を入れる。いい感じに酔いも回ってきて忘れかけていたが、危ない危ない。本来の目的を見失うところだった。いそいそと瓶を捨てたところで彼が戻ってくる。セーフ。


「はぁ〜久しぶりに飲んだなぁ。料理も美味しかった。ありがとうね」

「ああ、簡単なものだったけどな」

「何言ってんの。タプヒョンが作ってくれただけで嬉しいよ」


にゅっと口角を上げ、細めた目でこちらを見つめながらそんなことを言われるとなんだか照れてしまう。思わず目を逸らすと、彼は声をあげて笑いながら、グラスに残っていたワインを一気に飲み干した。


「あー…と、もう少し、飲む?」

「んーどうしようかな…割とお腹もいっぱいだけど…でも明日休みだしね」


もう既に2本のワインを空にしたが、なんだか飲めそうな気もする。もう1本あけてしまおうか。たしかハーフボトルがあったような。


「…そうだな。俺ももう少し飲みたいし、ハーフボトルでもあける?」

「わー賛成」

「じゃあとりあえず先にこれだけ片付けるか」

「料理作ってくれたし洗い物くらい俺がやるよ」

「いいって。ジヨンは今日仕事だったんだから。俺がやる」

「え〜なに、珍しく優しいじゃん」

「珍しくってなんだよ」

「ふふ、冗談。ありがとうね。じゃあお言葉に甘えて、俺はワインの準備する」


皿とカトラリーを纏めて立ち上がる。シンクに置き、壁にかけていたエプロンをつけた。前に洗い物の際に大量の水が跳ね返ってきて洋服をびしゃびしゃにしてから台所に立つときはなるべくエプロンをつけるようにしている。まあ今日はルームウェアを着ているから別にいいのだが。そのときタプヒョンは変なところで不器用だね〜と言われたのを今でも覚えている。うるせーよ。


「ワイン見つかったか?」


キュ、と蛇口を締めながら声をかけた。ワイン棚は俺の趣味なので基本俺が管理している。セラーと棚はキッチンからは少し離れたところにあった。取りに行ったままなかなか戻らない彼に訝しむ。


「…ジヨン?」

「んー…ちょっと待って」


何にするか悩んでいるのだろう。ならいいか、と手を拭いて冷蔵庫をあける。ツマミにチーズでも食べるかな。


「……ねぇ」

「ぉわ!」


真後ろから呼ばれて思いきり肩が跳ねる。いつの間に戻ってきたんだ。足音全くしなかったぞ。


「びっくりしたー…なに、!」


振り返るとすぐそこにジヨンの顔があって、あっという間に唇を塞がれた。噛み付くようなそれに思わず口をあけるとすかさずぬるりとした舌が入ってきた。


「ん、ぅ…ぐ」


蠢く舌がとてつもなく熱い。もしかして。


「ふ、ぅ…ん……は、ぁ…」

「はぁ…はっ……」

「…じ、じよん…?」

「………ねぇ、タプヒョン?」

「ひっ、」


彼がぐっと腰を押し付けてくる。服の上からでも分かるほど固くなったそれ。やっぱり。


「なんか…入れたでしょ?俺の酒、に…っ」

「ぇ、あ…」


ジヨンが息を上げながら言った。よく見ると額に汗が滲んでいる。


「もしかして…同じ、薬、?」


しかもすぐバレた。


「……えっと…、その」

「はー……どおりでさっきから身体が熱いわけだ」

「ジヨン、」

「仕返しのつもりかもしれないけど、気付いてる?」

「え?」

「俺に飲ませるってことはさ、俺の欲がおさまるまでタプヒョンもぐちゃぐちゃに抱かれるってことだよ?」


……………え、確かに。


「覚悟、できてんだよね?」


完っっ全にミスった。言われてみれば確かに。何してんだ俺。覚悟してろって思ってたけど見事にブーメラン。この薬のやばさは誰よりも俺が1番知ってたはずなのに…!











「ま、まってジヨン」

「待たない。てか待てない。ヒョンもわかるでしょ?」


うん、痛いくらいにわかる。


「…て、ことで」

「ぁ!」


彼は首筋に顔を埋めながら早急に服を脱がせていく。腰を動かして俺の足に固いそれを擦り付けるその姿に顔が熱くなった。


「ん、ちょ…まって、」

「だからむりだって」

「いやここキッチン…!」

「……そうだ」

「…?」


ジヨンは目を細めてにんまりと笑ったあと、つけていたエプロンを外さないまま器用に俺のシャツとズボンと下着を脱がせた。これって、


「や、やめ!」

「わーやーらしい。たまんない」

「やだ、はずかし…っ」


所謂裸にエプロンってやつ。まさかさせられる日がくるなんて。どこからどう見ても正真正銘男の俺がこんな格好して嬉しいのか?つーか恥ずかしすぎて死ぬ。


「やだぁ…みな、見ないで!」

「なんで?すごい興奮する」

「ひ、ぁあっ」


耳に舌が入ってきて背筋がぞくぞくする。縁を甘噛みしながら乳首をきゅっとつままれた。布越しでもわかるほど立ち上がったそれを引っ張られ思わず腰が跳ねる。


「ぁ、ん…や、やぁ…っ」

「きもちい?」

「んぅ…あ…ぃい、いい…からぁっ」


布に擦れて痛いのに、なんとも言えない快感が腰を重くした。背中にあたる冷蔵庫が冷たくて、でも頭の奥は熱くて、わけがわからない。


「ふふ、タプヒョンも勃ってる」

「あっ」


つんつん、と指先でつつかれる。すでに溢れ出した先走りでそこには小さなシミができていた。彼は自分のズボンと下着を脱ぎ捨てる。ジヨンのも痛いくらいに勃っていて、それをエプロン越しに俺の自身とぴったりとくっつけると、ゆっくりと腰を動かした。


「あ、いや、まっ…ん、ぁあ、あっ」

「あー…きもちいい…っ」


骨ばったその手で2人のものを掴むと、少し乱暴に扱く。エプロンは少し厚い生地で、そのゴワゴワとした感触がなんともいえない快楽を生んだ。彼も気持ちよさそうに眉間にシワを寄せている。


「あ、まって、とまって、ぁあ、んっ」

「あーやば…ん……いっちゃいそ、」

「ぁう…おれ、も…いく、いっちゃ、あ!」


ジヨンはいやいやと首を振る俺の顎を掴んでキスをした。無理やり唇が塞がれ、逃げ場のない快感が身体中にまわる。ギュッと瞑った目にじわりと涙が滲んだ。


「んぅ…ん、ぁ…んん!」


舌を軽く噛まれたと同時に身体が大きく跳ねて思いきり欲を吐き出した。イッた余韻で腰が鈍く重くなっていく。頭の奥がボーッとしてなにも考えられない。


「ぅ…はぁ、ぁ…」


ほとんど同じタイミングでジヨンもイッたらしい。2人の精液がかかってぐちゃぐちゃだ。濡れたエプロンが張り付いて気持ち悪い。


「あー…あはは。また勃ってきちゃった」

「は、ぇ…?」

「ほんとすごいね、この薬」


さっき出したとは思えないくらいに、ジヨンのそれが頭を擡げていた。当の本人よりもなんだか俺の方が恥ずかしい。


「……ねータプヒョン?」


声色とその顔なんとなくわかる。これからこいつが言おうしてること。


「…………舐めてくれって言いたいのか?」

「わーお。なんでわかったの?」


ぶん殴りたい。


「目が言ってんだよ、その目が!」

「あはは!ごめん隠せてなかった?」


彼は嬉しそうに笑ったあと、俺の頭を撫でて額にそっと優しくキスをした。


「…言いたかったところだけど、やっぱいい」

「は?」

「今、我慢できる自信ないから。苦しい思いさせてまでしてほしくない」


なんだよそれ。俺分かるんだからな、この薬がどんだけ身体を蝕んで熱くさせるか。こんなときまでかっこつけやがって。苦しんでのはどっちだよ。痛いくらいに勃たせておいて。


「………………こんなときまでかっこつけてんじゃねーよ」


ま、今回は俺のせいでもあるし。てか俺のせいだし。


「え?」


しゃがみ込むと、彼のそれに触れた。固くて熱くて、これがいつも俺のことぐちゃぐちゃにしてるのかと思うとなんだか後ろがじくじくと疼く。


「え、ま、まってたぷひょんっ」


焦ったような声を無視して舌で先端を舐めた。しょっぱくて美味しいはずがないのに、ジヨンのだと思うと抵抗がなくなるから不思議だ。ゆっくりと口の中に入れていく。


「ぅ、あ…!」


気持ちよさそうな声が頭上から聞こえてきてなんだか気分がいい。彼の手がくしゃりと俺の髪を掴んだ。


「…ん…ひもち、いーか?」

「ちょっと、しゃべんないでっ、う」


チラッと目線を上げると、眉間にシワを寄せながら必死に欲に耐えてる顔が見えて溜飲が下がる。いやらしい顔。嫌いじゃないけど。


「ん…ぅふ、」

「ぁ…やっ、ば…っ」


吸い上げれば彼から声が上がった。太ももがぴくぴく震えていて不覚にも可愛いと思ってしまう。


「はぁ…た、ぷひょん……、ごめんっ、」

「んぐ!?」


弱々しい謝罪の声とは裏腹に、髪を掴む手に力が入った。と、思えばぐっと頭を押さえつけられる。驚く間もなく腰が前後に激しく動き出した。


「ぅ、う…ん、ん!」

「は…ぁっ、ごめ、たぷひょん…あ、きもちいっ」

「んーっ、う、ぉ、ぐぅ…っ!」


喉の奥に擦り付けられ思わず嘔吐く。苦しくて涙が滲んだ。そんな俺などお構い無しに腰を振り必死に快楽に身を任せるその姿にお腹の奥がギュッと締まる。いやいやおかしいだろ俺!


「あ、ぁ…も、でそ…っ」

「ぅう、んん!」


口の中のそれがビクビクと震え、広がるであろう欲に覚悟を決めた瞬間、突然苦しさから解放された。ぬぽ、と情けない音と共に口の端から涎が垂れる。


「は、ぇ…?」


熱い液体が顔にかかり反射的に目を瞑った。どろっとしたものが頬を伝って床に落ちる。


「はぁ…は…」

「ぁ…、?」

「わ、わーー!ご、ごめんタプヒョン!つい…っ!」


ついで顔面にかけるやつがいるか。


「ほんとごめん…苦しかったよね?気持ちよくて止まらなくなっちゃった…」


ジヨンは眉を下げ情けない顔をしながら、キッチンにかけてあったタオルで俺の顔を急いで拭く。さっきまでの雄臭い顔してた人物と同じとは思えない。そんなこと言われたら何も言えなくなってしまう。


「ぁ…いや、別に…ちょっとびっくりしただけ…」

「うん、ごめんね?」


ちゅっ、と唇にキスをしながらよしよしと頭を撫でられた。しばらくそうしていたが、彼はふと視線を下げると、驚いたようにぱちぱちと瞬きをする。


「……あれ、タプヒョンも勃ってる」

「え、」


無理やり口内を犯されいつの間にか床にぺたりと座っている足の間、濡れて張り付いたエプロン。そこは微かに盛り上がっていて。


「……なんだぁ、あんな苦しいことされておいて勃っちゃったの?」

「なっ」

「気持ちよかった?」

「ち、ちがっ」


カーッと頬が熱くなっていくのが分かる。今絶対顔真っ赤だ。


「はーーーもう。なにそれ、かわいすぎ」


嬉しそうな声を上げるジヨンの顔に、またしてもおしりの奥がきゅうっと疼いた。











「ぁ、あ…ん、やっ」


足がガクガクと震えて気を抜けば座りそうになってしまうのを、キッチンにしがみつくように掴まって必死に耐える。激しく動く2本の指が抜き差しする度、グチュッと音をたてた。


「あ、ん…や、やだぁ…とまって、だめっ」

「タプヒョンてさ、もしかしてM?」

「ぁ…あ、ぅう、」

「さっきフェラしてもらったときもそうだし、この前も思いっきり項噛んじゃったときにイッたよね?」


そんなこと覚えてるわけねーだろ。


「苦しいのとか痛いのとか、意外と好きなの?」

「あ、ちが、ちがぁ、あっ!」

「違くないでしょ。タプヒョンほんとえっちだね、かわいい、好き、」


ピースするように指を開かれ思わず腰が跳ねる。耳の裏にキスをされ背筋が震えた。


「あー、あんなに出したのに勃ちすぎて痛い。もう入れていい?」


頷く前に指が引き抜かれた。秘部が寂しそうにひくひくと動いているのが自分でもわかって恥ずかしい。ジヨンは俺の右膝裏を掴むとぐっと持ち上げる。つられて引っ張られるように広がったそこに、熱いものが押し付けられた。


「入れるね」

「ぁ、あああ…〜っ!」


一気に根元まで入れられ頭の奥がちかちかとする。熱い。全部熱い。


「ぅ…っ、やば…入れただけでイッちゃった…、」

「あ、ぁ…ぅっ」


じわりと中に広がっていく熱に俺もイッてしまった。あれ?俺はあの薬飲んでないよな?


「…ふはは。また元気になっちゃった。動くね?」

「ぇ、や、まって、まだイッたばっか…っ!」


背中に重みがかかる。ジヨンが俺に体重をかけ腰を動かし始めた。押さえつけられてうまく動けない。


「ぁん、やだ、やだぁ…ぁあ〜っ!」


襲いかかる快楽から逃れようと必死にもがくがビクともしない。胸が圧迫されて呼吸もしにくくて苦しい。


「まっ、て…とまって、だめっ、やぁあ゛、んんっ」


なのに、なんでこんなに気持ちいいんだろ。


「あ、ぁ〜っ、むり、いや、あ、あ゛っ」

「ん…ふ…っ、締め付けやば…っ」


伸ばした手が当たって、置いてあったペッパーミルが倒れる。暴力的な快感が身体中を駆け巡ってもうわけがわからない。


「だめ、やだ…ぁっあぁあ、」

「ぅ…あ、」

「も、むり…でちゃ、う…でる、いっちゃうから、ぁあ、あ゛〜っ、」

「ん、イッて?俺も…イッちゃいそうっ、」


晒された肩にジヨンの歯が食い込む。びりびりと電気が流れるような感覚がして、腰が大きく跳ねた。視界が一瞬真っ白になったと同時に、またお腹の奥に熱が広がっていく。


「か、は…ぁ、あ、」


イッた余韻でぴくぴくと身体が震えた。ぐったりと力が抜けて、足の感覚なんてもうない。


「は…はぁ…ぁ、あ、」


彼がゆっくりと性器を抜いた。途端に溢れ出した精液がとろっと太ももを伝う感触にたまらず顔が熱くなる。


「はぁ…きもちよかった…」

「ぁ、う…」


項に1つキスを落とすと、そのまま耳たぶ、 耳の縁と順番に唇が押し当てられた。


「ん…、」

「……ねぇ、タプヒョン?」

「ぁ、」

「もっかいだけしてい?」

「え…、?」


ゴリッ、と固いものがおしりに当たる。思わず背中に冷や汗が流れた。嘘だろ。


「ぅ、うそ…散々、出しただろ…?」

「だってタプヒョンがえっちなんだもん。また勃っちゃった」

「ぇ…ま、まって、」


ぐっと後ろに腕を引かれ、力の入らない足が縺れてよろめく。ジヨンはそんな俺を抱えるように持ち上げると、後ろにあったテーブルに押し倒した。


「や、やだ…こんなとこでっ、」

「今更じゃない?」


抵抗しようと伸ばした手を掴んで動きを封じる。足の間に身体を押し込まれ無理やり開かされた。


「今からタプヒョンのこと食べるんだし。同じじゃない?」


決めた。全部終わったら絶対殴る。


「やだ、まって…ぁ、ああっ!」


グチュッとした音と共に彼のものが入ってきた。奥をつかれ顎が上がる。口の端から涎が垂れて、目尻からは涙が零れた。


「ぁ、あん、や、だめっぇ」

「んっ、」


ガタガタとテーブルが揺れる。固いそれで前立腺を擦られ、無理やり快楽の縁に投げ出された気分だ。怖いくらいに気持ちよくてもうなにも考えられない。


「ぁ、や…ああっ、きもち、い、こわいっ」

「ふ、ぅ…っ、俺も、」

「いや、あぁあ…〜っぁ、じよ、じよんっ、」

「なぁに、?」

「って、これ…とって、とって!」


未だに外してもらえないぐちゃぐちゃに濡れたエプロンが身体に擦れて更に快感を生んでいく。


「んふふ…だーめ」

「な、なんれ…っ、やっあ」

「かわいくてえっちだから。興奮するの」

「ぁ、あ…ん、ん”ん”っ、」

「ん…っ、もう少し、奥いれてい?」

「ぇ、?」


もう少し奥ってなに?これ以上は入らない。だってそこに入ったら。


「や、だめっ、まっ…!」


更に足を開かれ、ぐぽっとした音が鳴る。一瞬息が止まった。


「〜〜ぁ、あ゛っ!!」

「あは、入っちゃった」

「やだ、そこ、だめ〜〜〜ぁんん゛ぅ」


激しく揺すぶられる。身体中がびくびくと痙攣してうまく動かない。涙が止まらなくて、気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだ。いやもう半分はおかしくなってる。


「あ、ぉ…ん゛ぁあ〜〜っ、あ、やあ!」

「ん、ぐ…っ」

「ぁん、やだ〜っぁああ…また、いっちゃ…」

「はぁ…っ、俺も、」

「あぁ゛ぁあ、んんん゛っ!!」


ぎゅぅっと奥が締まっていくのを最後に、俺は意識を手放した。











洗濯機が回る音と、煙草の匂いで目が覚めた。瞳を動かして時計を見る。寝起きでうまく働かない頭では時間を認知するまでに時間がかかった。


「……も、夕方…?」


何時間寝てたんだ。


「あ、タプヒョン起きた?」


灰皿に煙草を押し当てながら、ジヨンが顔を覗かせる。ゆっくりと起き上がると、かけられていた布団が肩から落ちた。


「……ベッドまで運んだのか?」

「うん。意識飛ばしちゃってたし。俺もだいぶ寝ちゃった。今洗濯機回し始めたところ」

「洗ったのか?あれ」

「エプロン?そうだよ?」

「…いや、捨てろよもう…」


思い出しただけで頬が熱くなった。声も掠れてうまく出ないし、腰も背中も鈍い痛みがする。俺はため息をつくと、ジヨンの頭をペシッと叩いた。


「あだっ…なにすんの」

「どうしても1回殴りたかった。グーじゃないだけ感謝しろ」

「ええ〜元はと言えばタプヒョンのせいじゃん。俺だって結構キツかったんだからね?」

「ぅ…」


それを言われてしまうと何も言えない。


「………もう二度とごめんだ、あんなもの」

「えーー」


仕返しだなんだの簡単な気持ちで手を出してはいけない。この前でわかってたはずなのに。


「ほんとたまーーーになら使っていいってタプヒョンも言ってたじゃん〜」

「……うっせ」


甘えるようにぎゅっと抱きついてくる。


「別にいつものセックスに不満があるとかじゃないよ?でもたまにはあんな激しいのもよくない?」


上目遣いでそう聞かれる。可愛くねーぞ。


「ねぇ、ほんとたまにでいいからさ、ね?」


可愛くないけど、可愛い。むかつくけど、結局好きだから許してしまう。


「………………………………まあ、」


たまにならいっか、なんて思った時点で俺の負け。

















皆様お付き合いいただきありがとうございました!ちょっとお馬鹿なタプさんが書きたくて書きました。裸エプロンって我ながらどんだけベタな設定。

読んでくださりありがとうございました♡


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