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「さもくん大丈夫?最近元気ないけど…」
ななっし〜が心配そうに俺を見る。
「っ…大丈夫だよ!ちょっと疲れてるだけだから!」
無理やり明るく振る舞って、大丈夫なフリをする。
「そっか…無理しないでね?」
ななっし〜はそう言って、任務に行った。
「あ〜あ…」
俺はベットに寝転がる。
なんで俺、最低な政府の味方してたんだろ…馬鹿じゃない?
もちろんodmnの皆のことは大事だ、けど…
………皆だって政府のこと、不満に思ってるよ。
〈1週間前〉
「くっそ!」
凸さんがテーブルを拳で叩く。
「凸さん落ち着いて…テーブル壊れちゃうよ。」
俺はテーブルに置いてある、しわくちゃの紙を見る。
「………”また”?」
「ああ…また政府に抗議したんだけど…話を聞く耳すら持たない。」
紙の内容を要約すると、『政府の無能力者達への対応についての抗議、及び話し合いの場』
無能力者への差別を改善してほしくて、俺たちはずっと前から政府に抗議してる。
けど政府は一切話し合いの場を設けてくれない、差別は悪化してる。
俺たちはずっと政府に不満を持ってた…
………やっぱり、政府に味方する意味なんてない…むしろなくなったほうが世界の為だ。
「………ははっ…」
皆ごめんね…でも俺はもう政府に協力なんて出来ない。
だから…せめて、皆は俺みたいにはならないで…