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『一章 希望の学級裁判』
【パーティーホール】
秘「…猪爪…?」
そこにはナイフで磔にされている変わり果てた猪爪の姿があった。
心臓には剣が刺されていて、それで壁に固定されていた
秘「…猪爪!」
俺は急いで駆け寄り、触ろうとした
天「死体に触るな!…これから捜査をしなきゃいけないんだ」
秘「捜査…」
その時
モノクマ『オマエラ!パーティーホールで死体が発見されました!
一定の時間後に学級裁判を開始します!』
天「…やっぱり死んでるか…」
秘「…」
モノクマのアナウンスの後
次々と人が集まり、約10分後には全員がパーティーホールに集まった
羽「う、嘘!?なんで…!?」
東「そんな…!」
音「な、なんで猪爪が死んでるんだよ!?ミライ!」
秘「…」
俺は黙って俯くことしかできない
見「秘田。」
秘「…見鏡か」
見「さっきモノクマから貰ったやつ、あんたに渡しとくね」
秘「…これは」
モノパッドと似た形をしたタブレット…
見「なんか…捜査ファイル的なやつらしいけど」
秘「…ありがとう」
見「…まぁ、頑張ってよ。友達が死んだから悲しいかもだけどさ」
…友達と言えるのだろうか
まだ出会って数日程度なのに……それでも…
なんで猪爪は死んでしまったか突き止めたい。
猪爪の仇を取るために
【捜査開始】
秘「まず捜査ファイルを確認するか」
東「あの…よければ私もお手伝いさせてください」
秘「いいのか?ありがとう」
東「では捜査ファイルを開いてみましょうか」
【モノクマファイル】
被害者は超高校級の陸上部・猪爪勝吾
死亡推定時刻は18時、死因は刺し傷による失血死
東「…この中だと死亡推定時刻と死因が鍵になりそうですね」
秘「だな、覚えておこう」
コトダマ→モノクマファイル
秘「…次は現場でも調べてみるか…」
東「…そうですね」
猪爪の死体と向き合う
死体なんて見るのも初めてだし、ましてや捜査なんてしたことない
だけど…やらなきゃいけない
秘「…」
薬「今から死体の捜査すんの?」
秘「うわっ、びっくりした」
薬「死体は俺が捜査しておいてあげたから感謝してよね!」
秘「え?もう調べたのか?」
薬「勿論、俺は真っ先に死体を調べたよ」
秘「じゃ、じゃあ、なんか見つかったか?」
薬「うん、少ないけど」
秘「教えてくれ」
薬「まず猪爪は3回刺されてる、背中に一回、前に2回」
秘「そんな酷いこと…」
薬「錯乱してたんじゃない?あと両手首に縄の後があった」
秘「そうなのか…ありがとう」
コトダマ→猪爪勝吾の死体
薬「ねぇ、秘田」
秘「なんだ?」
薬「…せいぜい俺の期待を裏切らないでね。」
秘「?あぁ」
薬「それはよかった、捜査頑張ってね」
そういうと薬師寺はどこかへいってしまった
期待…とはなんだろうか