この作品はいかがでしたか?
158
この作品はいかがでしたか?
158
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
サロメ先輩とLINEを交換して満足した自分は家に帰った
夜ご飯を食べ、お風呂に入った後のことだ
いきなりマネちゃんからメッセージがきた
いつもは夜に連絡は来ないからなんだろうと思いスマホの画面を覗くと
そこにはこう書かれていたのだ
「さなさん 本社に来てください!!
夜遅くに大変申し訳ありませんが至急です!
宜しくお願いします🙇」
なんだろう、先輩達の圧を感じる…ಠ_ಠ
これは先輩達だな。そう確信したとき、自分は気づいた
流石の自分もお風呂上がりのすっぴんで
男性の前に現れるわけにはいかない…!
一応これでも自分はレディーなのだ
「恥」という感情だって持っている
でもな…うちのマネちゃんが人質になってしまってるんだもんな…
…しょうがない、行くか
苦闘の末、化粧もせずに行くことにした
こうなったらトコトン早く行ってやろうと思い、
自分は服も着替えず寝巻きのまま行ったのだった
そうして、本社に入るとそこにはやっぱり先輩達がいた
加賀美「すいませんさなさん。女性をこんな時間に
呼び出したりしてしまって…」
『いえいえ〜、大丈夫ですよ(*^^*)
ところで早くうちのマネちゃん返してもらっていいですか?』
真っ先に人質(マネちゃん)を取り返そうとしたのだが
甲斐田「ダメだよ!さながやることを やってからしか
返さないんだから!」
マネ「あ、あの?甲斐田さん?///」
なんと、甲斐田先輩が意地悪をしてきたのだ
返さないという意志を、マネちゃんを抱きしめてる腕で感じ取れる
だが、マネちゃん大好きな自分はそんな甲斐田先輩に嫉妬してしまった
『…もういいです。やることって何ですか』
甲斐田以外(あーあ、甲斐田終わったな…)
葛葉「俺等さ、サロメさん?とLINE交換してるの見てたんだよね」
叶「今まで、僕達がどんなに言ってもLINE交換してくれなかったのに」
剣持「だから、僕等とLINE交換してくれない?っていう話」
『…そんなことですか?(キョトン)』
不破「そんなことじゃないんよな〜、俺等にとっては」
身構えていた自分がバカみたいだ
そんなことならマネちゃんを人質に取らないでいただきたい
『じゃ、LINE交換しましょうか…
あ、でも甲斐田先輩とはLINE交換しません(*^^*)』
甲斐田「ゑ”?!ななななんで?!」
『…マネちゃんにハグしてるからです😡
今すぐに離してくれたら許してあげます』
自分がそう言うと甲斐田先輩は今気づいたかのように
慌ててマネちゃんから手を離した
離してくれたはいいものの、甲斐田先輩が慌てすぎて
マネちゃんが吹っ飛んでしまった
そのままマネちゃんのことを避けたら マネちゃんが転んでしまう
自分はマネちゃんを受け止める体制に入った
が、マネちゃんの勢いが凄すぎて
自分はマネちゃんと一緒に 床に倒れ込んでしまった
『…っふふ、アハハハ!(≧▽≦)』
自分は何故か面白くて爆笑してしまった
そして、笑いが収まってきた頃、何気なく先輩達のほうを見てみると
…?何故か先輩達は全員顔を真っ赤にしていたのだ
自分は疑問に思いマネちゃんの方を見てみた
「あの…さなさん…大変言いにくいのですが…
パンツが見えそうになっていました…///(小声)」
あぁ、最悪だ…寝巻きできていたのを忘れていた…
自分のその時の寝巻きはワンピースだったのだ🤦
幸いにも、マネちゃんが瞬時に気づいてくれ
すぐに直してくれたらしいのだが…
自分は恥ずかし過ぎて
『LINEはマネちゃんに聞いていて下さい////』
と言い本社を飛び出したそのときだ
『?!』
葛葉「さな!大丈夫か?!」
叶「何があったの?!」
『…お兄ちゃん達…だぁれ?』
加賀美「え?」
剣持「は?」