テラーノベル
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空欄ノ凪。
「…………」
『…………』
沈黙。
太宰はゆっくりと辺りを見回した。窓なし、出口なし、置かれているのは古びたソファとテーブルだけ。どう考えてもまともな状況ではない。
そして。
「……なんで蛞蝓までいるの」
『そりゃこっちの台詞だろ』
向かいで腕を組んだ中也が、盛大に顔を顰めた。
『俺だってテメェと閉じ込められる趣味ねぇよ』
「えぇ〜? でも中也、内心嬉しいんじゃない?」
『殺すぞ』
即答だった。
太宰は肩を竦めながらソファへ倒れ込む
「しかし困ったね、出口もないし、どうする? 助けを待つ?」
『待ってるだけで来るわけねぇだろ』
中也は壁を軽く蹴った。鈍い音が返るだけだ。
『……ちっ、能力も効かねぇ』
「へぇ」
『なんだよ』
「いやぁ、中也でも壊せないんだって思って」
『ぶっ飛ばすぞ手前』
ぴき、と中也の額に青筋が浮いた。
そこに1枚の髪が落ちてきた
「動揺させたら勝ち?」
そう書かれた紙だった
「ふーん?動揺させればいいんだ」
「なんだ、簡単じゃないか」
『あぁ、そうだな 』
お互い余裕そうにしている
これまでどれだけ中也に嫌がらせできるか考えてきた私が負けるわけないじゃないか
こういう時は…
『太宰、』
「中也…」
「 餓鬼/好きだ』
「へ…?」
喉から出たこともないような音が出た
それと同時に私の顔は真っ赤になった
『 お、開いた 』
『 出るぞ太宰 』
「え、あ、うん 」
『 んじゃ俺は先に帰るぜ』
太宰は言葉よりも先に中也の腕を掴んだ
掴んだのはいいものの何をいおう …
『 じゃあ太宰、最後に』
中也は口パクをしたと思えばニヤッとして最後に出て言った
太宰はその場で力が抜けてくようにしゃがみこんだ
コメント
2件
まさかのちゅやからの好きだ!!照れてるだざさんもてぇてぇすぎる🫶🫶🫶
はーいありがとうございまああああああす!!!!!!!!😇😇😇😇😇😇🤟🤟🤟🤟👍👍👍👍👍👍👍👍👍 好きすぎて滅です愛してますひなの様