元貴が。ただ消えないでほしかった。
バンド仲間として、友達として。元貴が大切だったから。
少なくとも俺はそう思ってたんだけど …
元貴は違ったみたい。
キスされた。俺はあの時、ほんの少しだけ酔っていたんだ。
流れでそういう関係になってしまった。
これは俺の責任だし。それによって元貴がずっとそばにいてくれたらまぁいいか。と
「若井 … !どこいくの」
「ちょっとトイレに行くだけだよ .. 」
「だめ , 離れないで」
「、……. 」
「わかった。ごめん。」
「、泣 ッ ….」
「ごめん、ごめんなさい ッ .. 泣」
「めんどくさくてごめんなさいッ ..
でも離れないで ッ ……」
「俺のほうこそごめん、また不安にさせた。」
「 … ッ若井 … 」
「うん .. 大好きだよ元貴 ….」
「わかいあいしてる … 」
「 ……. 」
あぁ。もう疲れた。
おいなんか不穏