こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
ナチ日帝、アメ日帝です
NLです
自殺等の表現が有ります
戦争の話です
何でも許せる方のみどうぞ
《日帝視点》
ナチス「日帝」
後ろから自分が尊敬している方の声が聞える
日帝「はい。何でしょうか?」
ナチス「あー…と…その」
日帝「?」
何処かぎこちない返事をする先輩…
どうしたんだろうと顔を除くと
ナチス「コレ…」
日帝「!」
先輩が取り出したのは
紅色のピアス
とても高そうに見えるが…
ナチス「…日帝は、おしゃれとか
余り興味が無いかも知れないが…」
ナチス「…日帝に似合うと思って
買ってみたんだ」
ナチス「どう…かな?」
日帝「…有り難う御座います」
正直に言うと嬉しかった
先輩が、わざわざ私の為に
ピアスを買ってくれて…
私は、早速ピアスを耳につける
日帝「…どうでしょうか?」
(不安だ…もし似合わなかったら…)
私は、そのまま顔を下に向く
ナチス「…良く似合っている」
ナチス「流石!私の後輩だ!✨」
日帝「!」
まるで、私の心の中を見た様に
声を貼って「似合っている」と言ってくれた
何で、優しい方なのだろうか…
ナチス「ふふっ…そのピアスは
私が開発したんだ」
ナチス「日帝は可愛い女の子だからな!
少しくらい
おしゃれをしたら良いんじゃないか?」
日帝「おしゃれ…ですか」
私は、生まれてから
御国のために、尽くしてきた
戦場に行き沢山の人も殺している
そんな私に、楽しむ資格なんて…
ナチス「…また、深く考えているな」
日帝「えっ…あ…」
しまった…先輩は勘が鋭い…
私が何を考えているのか
直ぐに当てられる
超能力者か?と初めはそう思った
ナチス「…日帝は、御国のために
尽くしている」
ナチス「だが、頑張り過ぎだ」
ナチス「少しくらい、贅沢をしても…」
日帝「…贅沢は敵です」
私は、御国のために全てを捧げる
覚悟を持っている
勝利の為、御国の為なら
私は、死んでも構わない
ナチス「…そうか」
嗚呼…そんな悲しい瞳をしないで
下さい
貴方がそんな顔をしていたら
心が痛みます
貴方は、笑って下さい
貴方の笑顔が大好きなんです
ナチス「…それじゃ、私はそろそろ行く」
日帝「…あの!」
ナチス「?」
日帝「えっと…私は、おしゃれとか
女の子らしくが分からないので…」
日帝「また、今度教えてくれませんか…?」
つい言ってしまった
本音が出てしまったんだ
…私だって、女の子らしく
生きたかった
日帝「…」
そんな事を考えるな
私は、祖国の為に…
日帝「…やっぱり、何でも無いです」
ナチス「…日帝」
日帝「…?」
ナチス「今度、教えてやるよ
“楽しさ”って物を」ニコッ
日帝「!!」
ナチス「…息抜きは必要だからな」
日帝「先輩…」
日帝「有り難う御座います」ニコッ
ナチス「良いんだ…」
ナチス「日帝の幸せが私の幸せだから」
日帝「ッ…//」
そんな、はっきりと言うんですね…
太陽が窓の外から漏れる
その光が、日帝に当たり
影で少し顔が見れない
ナチス「…」(帽子を取る
日帝「!?」
ナチス「顔が良く見れない」
ナチス「私の側に居る時は
帽子を外しても良いんじゃないか?」
日帝「で、ですが…」
日帝「気持ち悪い…ですよ…」
日帝「この猫耳が…」
頭から猫耳が顔を出す
日帝は、不安そうな顔をすると
猫耳が垂れ下がる
ナチス「…気持ち悪くないぞ」
ナチス「寧ろ、可愛い…」
日帝「…えっ!?//」
ナチス「?どうした?」
日帝「いえ…何でも無いです…//」
ナチス「そうか」ニコッ
貴方は、人の褒め方が上手いですね
ソレに、私が困っていたら
必ず助けてくれる
同盟国…だとしても嬉しい…
日帝「…もう、そろそろ行きますね」
ナチス「嗚呼…分かった」
ナチス「後、今度会えたら
日帝の好きな場所に行こうな」
日帝「私の好きな…場所…?」
ナチス「嗚呼…お花畑だ」
日帝「お花畑!✨」
つい冷静さを失い子供の様に
はしゃぐ
ナチス「…良い笑顔だ」
ナチス「ようやく、
笑顔を見せてくれた」ボソッ
日帝「先輩、なら必ずまた今度
会いましょうね!」
ナチス「勿論だ。約束する」
日帝「有り難う御座います!」ニコッ
楽しみだな…
先輩と一緒におしゃれについて
学べるし、お花畑にも行ってくれる…
私は、最高な先輩を持ったと
感じた
1941年6月22日独ソ戦開始___
ナチス「…此処まで…か」
銃を手に取り
こめかみに当てる
ナチス「…すまん。日帝」
ナチス「約束…」
1945年5月9日終戦___
ナチス・ドイツ自殺_____
《ナチス視点》
ナチス「…?」パチッ
目が覚めると見知らぬ天井が
目に入った
ナチス「何処…だ…?」
ナチス「いッ…」
身体のあちこちが痛む
確か…私は…
???「あ!と、父さん!」
ナチス「!」
ナチス「ドイツ…」
私を見ると直ぐにドイツは
抱きついてきた
ドイツ「良かった…生きててッ」(泣)
ナチス「…すまんが、
コレはどういう状況だ…?」
ドイツ「えっと…父さんが
部屋で銃を持ったまま頭から
血を流していて…」
ドイツ「俺…驚いて…
急いで病院に運んで…」
ナチス「…そうか」
つまり、私は死ななかったのか
どうせなら、死にたかったが…
ドイツ「良かったッ…良かった…」(泣)
ナチス「…すまなかった。ドイツ」
私は、そのままドイツを抱き締める
寝ていないのだろう
目の下に隈が出来ている
恐らく、私が目覚めるまで
ずっと側に居てくれんだ…
ナチス「…」
ー数時間後ー
ドイツ「…すいません。嬉しくてつい
抱き締めてしまって…」
ナチス「いや、良いんだ…」
ナチス「…そう言えば」
あの後、日帝はどうしたんだろう…
枢軸国は敗北したと思うが
日帝は…?
ナチス「ドイツ」
ドイツ「?…」
ナチス「日帝を知らないか?」
ドイツ「えっ…」
?どうしたんだ…?
そんな驚いた表現をして…
ドイツ「えっと…その…」
何か言いづらそうなドイツに
私は質問する
ナチス「…はっきり言ってくれないと
分からない」
ナチス「日帝は?何処に居る?」
ドイツ「…」
ナチス「…は?」
殺された…?誰が…?
ドイツ「父さんが居ない間
日帝さんとアメリカが戦って…」
ドイツ「日帝さんに…核兵器を落として…」
ドイツ「そのまま…」
ナチス「…」
嘘だろ…?
嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!
ナチス「…ドイツ、冗談は辞めろ…」
ナチス「日帝が…死んだ…?」
ドイツ「…はい」
そんな訳が無い!!
日帝は強いんだぞ!?
私が認めた程の実力者だぞ!?
何で…何で…?
ナチス「…」
ドイツ「後…コレ…」
ナチス「!」
ドイツが差し出したのは
日帝に昔、プレゼントした
紅いピアス
だが、少し欠けている
ナチス「こ…れは…」
ドイツ「…アメリカが戦闘中に
少し壊したらしいけど…」
ドイツ「そこまで、酷くは無いから…
俺が治したんだ…」
ナチス「…」
ドイツ「?…父さん?」
ナチス「…すまん。少し一人にさせてくれ」
ドイツ「わ、分かった…」
そのまま、ドイツは
立ち去る
バタンッ…(扉を閉める音)
私は、その後暫く動けなかった
ナチス「…」
日帝が死んだ…
殺された…
信じたくない…だがドイツが
嘘をつくとは思えない
ナチス「…日帝」ボソッ
紅いピアスを見る
ナチス「…」
『先輩!✨』
ナチス「…すまん…すまん…!!」
今、そっちに逝くから…
扉が強く開けられる音が聞こえる
ナチス「!?」
扉の方を向くと…
???「やっほ~!ナチス君?」
看護師「ちょ!今は深夜ですよ!」
ナチス「米国!?」
何故、こいつが…!?
米国「ふふっ…驚いた?」
米国「実はさ〜…君に伝えないと
行けない事があるんだよね!」
ナチス「…消え失せろ」(低音
米国「まぁまぁ!そんな怒るな!」
米国「…で?お前はいつまで
そこに居るの?」
米国「邪魔なんだけど」
看護師「あ、す、すいません…」
看護師は、扉の外に出る
ナチス「…」
米国「実はさ〜…日帝Chanの事だけど…」
ナチス「!!」
米国「今、俺の所に居るんだよね」ニヤッ
は…?米国の所に…?日帝…が…?
ナチス「…ソレは、どういう意味だ?」
米国「それより、聞いてよ!」
米国「日帝Chanって
本当に可愛いんだよね〜」
米国「俺に勝てる訳が無いのに
一生懸命戦ってさ〜!」
米国「でも、努力は報われないのに…」
米国「可哀想だよな」(笑)
ナチス「…黙れ」
米国「しょうがないから核兵器を
落としたんだけど…」
米国「そうしたら、
全く抵抗しなくなったんだよね!」
米国「あ〜…キスした時の日帝の
反応可愛かったな…♡」
ナチス「き、す…?」
米国「嗚呼!倒れそうになった日帝Chanを
俺が抱き抱えて、そのままキスしたんだ!」
米国「その時の
日帝Chanの顔と言ったら…♡」
米国「辞めてとか嫌だとか…
掠れ声で必死に止めようとして…」
米国「体格差で勝てる訳が無いのに」(笑)
米国「後、日帝Chan最後は
泣いてたな〜…」
米国「聞けば、初キスだったらしいね」(笑)
米国「ソレを俺に奪われて…」
米国「…そうそう
先輩助けて…って言ってたな…」
米国「良いな〜…お前、日帝Chanから
信頼されてて…」
米国「ま、今度からは
俺が日帝Chanの一番の理解者になるから!」
ナチス「…黙れ…!」
米国「後〜、日帝Chanの処女も
今夜俺が貰う予定なんだ!」
米国「ごめんねぇ?日帝Chanの
全部奪って」(笑)
ナチス「黙れ!!!」
そこにある、花瓶を米国に投げる
米国「あは!こわ〜い」(笑)
米国「そう言う事で…」
米国「日帝は俺が貰うね…?」ニコッ
ナチス「ッ!!」
今、決めた…
米国「〜♪」
米国「じゃ、もう会う事も無いよ!」
米国「さようなら。哀れなナチス君?」(笑)
ナチス「待て!!」
ナチス「いッ…!!」
くそ…くそ!!!
私は、日帝を守ると誓っただろ!?
あんな奴に日帝を取られて…!!
ナチス「くそがッ…!!」
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら
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