バァン
…ッ
やってしまった
実力を見ようとしただけなのに
あの感覚に襲われて撃ってしまうなんて
初めてこんな失態を犯した
「…ゾム!」
「…ハハ」
「ゾム…?大丈夫か?」
「ふーん!心配はいらねぇ」
「腕に掠っただけだぜ!」
よかった…
安心して胸を撫で下ろす
「なんで敵のお前がそんな顔してんねん」
「まさか人攻撃するんは初めてなんか?w」
なぁんだ、元気じゃん
こんな煽ってくるなんて
ナンカ、むかつくなぁ
「舐めてると痛い目見るよ」
「痛い目見るんはお前じゃいッ!」
「……え?」
後ろを見ると凄い形相をしたトントンだった
「トントン!!
やっと来てくれた!」
トントンの声がして嬉しくなる
これでやっと誤解も解ける!
と思ってたんだけど
なんでトントンと緑と黄色は
こっちに向かってきてるん?
「えぁっ、ちょ、」
「クハッ、よそ見厳禁やで」
「敵の城で余裕ぶっこいてええんか?」
「あんだけお前の銃は使うなと言ったやろ!」
1人だけ論点ズレてますやん
でも3対1とかワクワクしちゃう
もう銃は使い物になんないかな
そう思って私は銃を捨てた
コメント
2件
続き楽しみ(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ トン氏だけ論点外れてるの面白いw
トンさん( 来るの遅いっすよ((