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エセ関西弁です!


苦手な人は🔙



𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭




[syp視点]


俺は吸血鬼だ。だがそれは他の人にバレては行けない。幼い頃から言われてきた、「吸血鬼やってバレたら生きるん大変なんやぞ!」と。母は吸血鬼、父は人間。いや、元人間と言った方がいいか。2人とも半不老不死。もちろん半なので寿命はある。


syp「はぁ。」


吸血鬼はバレちゃあかんなんか言われたって、無理やろ〜。楽しないわ。友達作ったら言いそうやから作ったことないし。


そう思っているとはっ!と思いついたことがある。同じクラスで後ろの席のciとか言うやつがよく俺を見てくることを思い出した。そんなことがあるから俺も印象に残ってるし、少し気になっていた。


ということで、いたずらをしよー!夢で俺出させるか。どんな夢見るんやろ、内容までは決められへんのよな。けどci絶対俺のこと好きやから起きた時顔真っ赤になるやろwww


syp「ふっ、ふふっ」

ut「なんやsyp、そんな変な笑い声出して、」

syp「あ、いやなんでもないっす。ただut先の顔が笑えるなって」

ut「は?」


言い訳をするとクラスに笑いが起きる。ut先は少しキレてるようだけど、聞き流す。


さて、どんな夢見とるんやろ〜?


俺 は後ろの席のciを見る。透明感のある薄水色の髪が風邪でふわっとなびいてる。


syp「…なんやねん」


俺は小さくそう言いながらciをじっと見る。いや、見入ってしまう。目が離せないのだ。何故だろうか、少し鼓動が早くなっている気もする。


ci「ん、んんっ」

syp「っ!?」


俺は勢いよく前を向く。周りはびっくりしたのか少し視線が集まっている。いつも通りイヤホンをつけて頭にタオルを乗せて授業を受けてるふりをする。


ut「なんやsyp…。おま、ci寝とるやんかっ!」

ut「おい!おいciー!ciー!!!」

ci「うわぁぁぁぁっっ!?」


ciの大声がクラスに響く。少し固まったあとすぐに顔が赤くなるのがわかる。そのまま顔を隠すように伏せている。


ut「はぁ。誰かこいつにノート貸してやって」


周りの声を聞き流しながら俺は心の中で笑う。


www最高や!反応最高すぎるやろ!!!よォ周りは気付かんよなwいやぁーっ!笑ったわぁ~!こんな笑ったんいつぶりやろー!こいつはこれからおもちゃにしよぉ〜!


そう思いながらくすくす笑っていると後ろからの視線に気づいた。


syp「……何?」


ci「んぇ!?あ、あ〜。いつも寝てるのになんで今日は起きとるんやろって思っとって、」


syp「ふーん。」


…プッwあ〜!おもろいわぁ~wまた顔真っ赤やんか!俺に見入っちゃったんか?w


ut「ってことで、今日はここまでやな!次はーっと、pc使ってやるから準備しとけや〜!」




先生の言葉に対してハーイと返事をし、号令をかけて1時間目が終了。休み時間、みんな授業中とは裏腹に楽しそうに友達と大きな声で話す。



マジciって奴おもろいなっ!wこれからは暇せんかもしらんな~!


そんなことを考えていると後ろから声が聞こえてきた。


mob1「よー!お前寝てんじゃーよ!」

ci「え〜、昨日ゲームやっとって寝れんかったんよ〜!!!」

mob1「寝不足やん!w」



ciとmobが話している。何故か少しイラッとしてしまう。


syp「……なぁ、うるさい、静かにしてくれん?」


強めに話しかける。


ci「うぇ、あ。…ご、ごめん。?」


びっくりしてる反応に俺はまたくすっと笑う。


mob1「おい!……おい?ci?ci〜!!!!」


キャパオーバーしてしまったciは机に伏せている。それを見て俺は心臓がまた激しく動き出す。


……無理やろこんなん、俺めっちゃciの事いじり倒したいわ〜!ciのこと好きやな〜。…ん?好き…???


𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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