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「柱昇格、おめでとうございます」
「我々も精進します」
隊士達が発したのは、おめでとうと言いながらも抑揚がなく、感情がこもっていない形だけの言葉だった。
「ありがとう。あなた達もがんばって」
こういう時は素直に受け取り、躱すのが正解。
私も同じように抑揚のないありがとうを返し、その場を後にした。
「陽(ひなた)柱様って陽の呼吸の使い手なのに性格全然違うよな」
「だな。陽ってより氷みたい」
そう。私は陽の呼吸の使い手だ。
炎の呼吸の派生型、陽の呼吸。
名前からして明るそうなイメージを持つ人が多いが、そんなことはない。
だが先代陽柱は陽光のように皆を照らしていたという。
けれど、私はそのように明るく接する気は毛頭ない。
任務に情は必要ない。
ただ鬼を斬るだけ。
だから影で氷柱と言われようと、気にしない。
任務に支障がなければ、何をされたって構わないと思っていた。
だが。
そんな私の思考を否定し、変えてくれた1人の青年がいた。
その青年の名は、時透無一郎といった。
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初っ端から短くてすみません💦
週1くらいのペースで投稿して行けたらいいなと思っています!
まだまだ下手くそですが、暖かく見守ってください!
読んでいて違和感があったり、おかしいなとおもった所が有れば教えて頂けると嬉しいです!
ではまた次回会いましょう!