「小春〜!もう7時半よ!?」お母さんがエプロンをしたまま私の部屋に勝手に入ってきた。「あのさ!前も言ったよね〜!勝手に入るなって……」眉間にしわを寄せて言ったのは私、三葉小春(12)まだ中学に入ったばっかの……ぼっちです。なんでかな小6の1学期の頃……って思い出したくないのに…まぁおいといて!そろそろ学校に行く時間だ!お気に入りのゴムでポニーテール。趣味は無いけど可愛いアクセ集めるのは大好き!それから重たいあしを動かしながら学校に向かった。見えてきたあの肛門…。体が行きたくないと言わんばかりに後ずさりしてしまう。後ろから聞きたくないふたり組の女の子が来て背中をトンっと押してきた。「あれぇ??あそこにいじめっ子がいるぅ!またいじめられたらどうしよぉ♡」ニヤニヤと猫目のこの子、伊集院美緒。「ええどうしたの美緒ちゃん!」美緒ちゃんの取り巻きの中谷静奈がまた同じ事を言ってる。これ何回聞いたかな…。で、最後は「美緒ちゃん可哀想…謝ることもできないの?笑」ほら出たこれ。甲高い声で二人は私を見下しては笑う。私はすぐさま無視して教室に入った。そう…私はいじめられている。その原因は……またあとでにしよう…こうして私は教科書や上履きの紛失、仲間はずれ、他にもいじめられている。その上ぼっちはきついなぁ…!ん?あの子…私が好きなブランドのポーチ持ってる?同クラじゃないよね?なんか話しかけるの怖くないかも…!そのロング髪の子に話しかけた。「あの……!」
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