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あそこにニキビ

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あそこにニキビ

2 - 第2話 お兄ちゃんか見てやろうか?

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2022年01月23日

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「あ、お兄ちゃん…

えっ、なんで…?

合コンって言ってたのに…」

あまりに突然で、誰かが帰ってくるなんて、これっぽっちも思っていなかった真子は、これだけ口にするのが精一杯で。

足を閉じることも忘れて、思いっきり開いたまんま。

斜め前から入ってきた兄からは、そのぱっくり開かれた秘部が…思わず目が離せなくなってしまった。


沈黙と緊張の時が流れ、ハッと我にかえった真子。

ぱっと足を閉じ、両手でスカートを掴んでそのまま太ももに押さえつけた。

何か喋らないとと気持ちは焦るが、何を喋ればよいのか分からない💦

あまりの突然の出来事に戸惑いを隠せない兄は、そんな真子から目が離せないまま、ただ立ち尽くしていた。

「お、お兄ちゃん。

あの、これはね、

あの、痛くって。

どうして痛いのか分からないんだけど、

何か出来てるのかなって思って。

誰も帰ってこないと思って。」

必死に喋る真子を見ていて、ようやく言葉を発することができた兄だが、

出てきた言葉は…

「そうだったんだ。

びっくりしたよ。

急に帰ってきて、ごめんな。

で、痛みの原因、分かったのか?

お兄ちゃんが見てやろうか?」

沈黙のあと…

「うん。」

真子が言った。

恥ずかしくてたまらないが、

こんなとこ、誰にも見られたくはないが、

でも自分でもどうしていいのか分からないし。大好きなお兄ちゃんになら…

真子なりに、

勇気を振り絞って口にした返事だった。

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