テラーノベル
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悪魔学校入学式の日
今年も血に飢えた
新入生悪魔たちが
暴虐の限りを
尽くさんとばかりに
その門をくぐる
そして、そんな
無法者たちを統率し
学園の秩序を保つのが
高潔にして冷徹悪魔のエリート___
?「嘆かわしい」
___生徒会である
アメリ「悪魔が下らん悪行をするな
騒ぐなら……もっと静かに騒げ」
…これから語られるのは
強く気高く美しい生徒会長アメリの活躍___
___とは全く関係のない、
1人の少女の物語である!
イサ「今日は悪魔学校バビルスの入学式!
まぁよゆーの時間だね!」
?「イサー?」
イサ「ぺんちゃん!
ごめん今行く!」
ガチャ
pn「おはよ!」
イサ「おはよ〜」
pn「じゃぁバビルス行こうか!!!」
イサ「うるさい…」
pn「あっ、ごめん!」
イサ「大丈夫大丈夫、
さぁぺんちゃん案内するんだ!w」
pn「イサ、方向音痴だもんねw」
イサ「良いだろ別に、
早く行くよ〜」
pn「あ、そっちじゃない…」
イサ「…(ムスッ
連れてけ」
pn「かしこまりましたお嬢様〜w」
イサ「…」
pn「ごめんて、!?」
pn「んじゃ、俺はここで!
絶対日常師団来てね〜」
イサ「考えとく〜
…ん?、あれは…」
?「…カッッコ
ええええええええ!!」
イサ「叫んどる…
入学式行こう」
イサ「ん〜、寝よ」
イサ「ん”〜!
終わった…?」
mob「シャオロンくん…
シャオロンくん、!」
イサ「どうしたのー?」
mob:うわっ急に後ろに…?
イサ「まあまあ置いといて、
どうしたの?」
mob「シャオロンくん…
…この子が起きなくて、」
イサ「じゃあ私が起こしとくから行ってて良いよ!」
mob「あ、ありがとう、
じゃあお願いしようかな」
イサ「任せて!
…てことで、」
ベチッ
sho「いだーッ!!
何すんねん今いいとこやったのn…」
(え、めちゃくちゃ可愛いんやけど、だれ?)
イサ「夢でも見てたの?w
私はベルス・イサ!
お願いされて君を起こしたよ!」
sho「あ、俺の名前はトイフェル・シャオロン、!
よろしくな!
今は今後のことを考えとっただけや」
イサ「今後のこと?」
sho「おう!
早速決めたんや、
俺がこの学園でしたいことは…」
イサ「したいこと…」
sho「生徒会に入って!!
アメリ会長と肩を並べる
人気者になることやーッ!!!」
イサ「おぉ…!すごいね、頑張れ!
応援してるよ!あ、シャオちゃんって呼んで良い?」
sho「え、まあええけど、」
イサ「やった!」
?「あ〜うるさいうるさい」
イサ「!?」
(誰…!?)
?「やかましいぞシャオロン
こんな公衆の面前で大声を上げるなんて…」
sho「!、げっ、その声は…
大先生!」
イサ(大先生…?誰だ…)
ut「非常識だと思わないのか?」
どーーーん
イサ「女の子はべらせてる…」
sho「…って非常識はどっちやねん!
入学式早々女はべらして…!」
ut「え?何がおかしい?
悪魔は欲望に忠実で当然だろ?
ところでそこのお嬢さん、
僕と連絡先を交換しないかい?」
イサ「え、私?
彼女さんが居るんじゃ…」
ut「連絡先程度は浮気じゃないよ、」
イサ「え〜…」
sho「だ、だめや!
イサ、こいつと連絡先交換したらダメやで!」
イサ「う、うん…?わかった、」
ut「邪魔すんなやシャオロン…
それより聞いたぞお前…
僕を差し置いて生徒会に入ろうとしてるらしいな?」
sho「は?どういう意味や
差し置いてって…」
イサ「何いってんの…?」
ut「許さんぞシャオロン…!
生徒会に入り麗しいアメリ会長を
ガールフレンドにするのはこの僕だ!!」
sho「!?
……は?
いやちょっとなんの話?」
イサ「シャオちゃんにそんな動機ないでしょ…」
ut「彼女には僕のような
優秀な悪魔がふさわしいんだ
抜け駆けしようたって
そうは行かないぞ(話聞いてない)」
イサ「は、はぁ…」
ut「いいか!この学園の美しい女性は
全員僕のものなんだからな!
お前は帰ってギャルゲーしながら
1人で喋ってろ!」
女の子:………
イサ(後ろの子の圧がやばい…!
こいつめちゃクズやん…!)
ドガンッ
sho「欲望に忠実にも程があるやろ…」
イサ「あの子10tのハンマー?持ってる…
力持ちだなぁ…」
sho「はぁ…ったく
アホに絡まれて時間ムダにしてもーた
はよ生徒会に入るための計画練らんとな…」
ut「ちょっ…
まってシャオちゃん
助けてよ…ねえ…!」
イサ(あの影は…デカい影だなぁ…)
?(ニィ…
イサ「あの、大丈夫ですか…?」
sho「イサ、そんなの助けんでええよ」
イサ「えぇ…でも、」
sho「ええのええの」
コメント
1件
めちゃめちゃ面白いです好き!