左右田(日向)『……』
花村(左右田)『……』
(左右田に多分皆居るであろうと言われ)食堂に駆け付けると、案の定……というかなんというか、誰も居なかった。
花村(左右田)『な、なんでだ……!?』
左右田(日向)『まぁ仕方ないさ左右田。多分そろそろ皆起きてくるだろ。』
今の時刻は7時半。早起きなヤツは外にでも居るだろう。
と思っていると、なんだか落ち込んでいそうな田中が入って来た。
花村(左右田)『うわ……田中かよ…』
左右田(日向)『……誰だアイツ(中に入ってる人)は。』
きょろきょろ辺りを見回す田中。
しかし、いつもの田中にはいるものがいない。
左右田(日向)『……あれ、田中、破壊神暗黒四天王は?』
花村(左右田)『日向オメェよく覚えてんな……』
そう。そこにいる田中には、いつものハムスターたちが居なかったのである。
そんな話を左右田としていると…
田中(?)『……あっ、左右田くんかい!?』
と突然俺に田中は声をかけてきた。
なんだこいつ、と思わず顔を顰める左右田を無視し、俺は田中に話しかけた。
左右田(日向)『えっと……お前、誰だ?』
田中(?)『ンフフ……ぼくの顔を見て分からないのかい?
……ってあ、今はそんな所じゃなかったよね。』
……なんだか聞き覚えのある…
田中(花村)『ぼくは花村輝々さ!…所で君は日向くんでしょ?』
左右田(日向)『おお、花村か!俺は日向だ。よく分かったな。』
田中(花村)『所で、そこにいるぼくは…一体誰?』
…うん、俺は自己紹介をしたぞ。頑張れよ、左右田。
と俺が微笑むと、微妙な顔をした左右田が言った。
花村(左右田)『……オレは左右田和一だ。今はテメーの体に入ってるけどよ。』
田中(花村)『フゥン……まぁぼくの体だし、変な事はしないでね!』
…ごめん花村、もうコイツ才能使って料理作っちゃってるんだ。
とは言えず、俺はそっと目線を逸らした。
左右田(日向)『あー…花村は、今日起きてから誰かに会ったか?』
田中(花村)『うーん。ぼくは誰にも会ってな…あ、澪田さんには会ったよ。』
花村(左右田)『でかした花村!澪田はどうだったか?』
田中(花村)『ぼくは目覚めてから直ぐ状況を飲み込めたけたど……澪田さん?は飲み込めてなかったのか、「なんでオレが……!!ペコはどこに……!」ってぶつぶつ言ってたよ。』
左右田(日向)『……それ、九頭龍じゃないか?』
花村(左右田)『だよな、オレも思ったぜ。』
田中(花村)『やっぱり男から男だけじゃないんだね……ぼくも女の子になりたかったよ……』
花村(左右田)『花村きめぇぞ。』
左右田(日向)『お前もソニアになれるかと少しでも思ったならコイツと同類だぞ。』
花村(左右田)『……まぁこまけぇこたぁいいんだよ!じゃあ、整理するぞ…』
田中(花村)『そうだね、ぼくもちょっと不安だよ。』
花村(左右田)『えー、まず日向がオレに成り替わる。』
左右田(日向)『あぁ、そうだな。』
花村(左右田)『んで、オレが花村の体に入る。』
田中(花村)『そうだね!でもぼくも女のk』
花村(左右田)『それで、九頭龍が澪田に成り替わる。』
左右田(日向)『結構想像したら恐ろしいな…朝目覚めたら自分が女だった時って……』
花村(左右田)『そして、オメーは田中の中に入る。』
田中(花村)『全くナンセンスだよ!ぼくは女の子のパンt』
左右田(日向)『花村、1回黙れ。』
田中(花村)『……』
花村(左右田)『で、驚きのことに、才能はその体のままだな。』
田中(花村)『フゥン…じゃあぼくは飼育委員か……』
左右田(日向)『俺はメカニックだな。』
花村(左右田)『じゃ、オレは料理人で』
田中(花村)『料理人じゃないよ!シェフと言っておくれ!』
花村(左右田)『めんどくせーな… で、九頭龍が軽音楽部だな。 』
左右田(日向)『……結局狛枝は分からないんだな』
花村(左右田)『だよなぁ……アイツ誰に入ってんだろ…』
田中(花村)『案外十神くんかもよ?』
花村(左右田)『恐ろしいな。アイツ、案外楽しんで十神演じてくるかもだよな。』
左右田(日向)『面倒臭いな…狛枝……』
【現在確認】
日向創 → 左右田和一
左右田和一 → 花村輝々
花村輝々 → 田中眼蛇夢
九頭龍冬彦 → 澪田唯吹
コメント
3件
閲覧&ハート、素敵なコメントありがとうございますー!
あぶな!?花村が田中で良かったw日向くんに入れ替わった人はどうなるんだろう、、、次も楽しみです(* ˊ꒳ˋ*)