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キャラ崩壊してるかも…
見たいならお進み下さい…
俺はそう思う…いきなり何言ってんのか訳分からないだろうが…
紹介しよう…俺の名は奥山蒼…自分で言うのもなんだがこの世界は腐っている
俺は…個性がないと差別される個性社会を生きている
チンピラ1「有り金出せや!」
蒼「面倒だ…」
チンピラ2「早く出した方が身のためだぜ?」
今…チンピラに絡まれていた
チンピラ1「うぎゃあ!」
チンピラ2「何しやがるお前…!」
蒼「うるさい…雑魚の分際で俺に話しかけるな」
チンピラ2「んだと!?てめえ…」チャキ
その男は…どこからともなくナイフを出した
蒼(何も無い腕からナイフを出した?個性か…?)
チンピラ2「しねえ!」ブン
しかし…そのナイフは別の方向に切っていた
チンピラ2「あ?」
蒼「どうした?殺すんじゃないのか?」
チンピラ2「調子乗んな!」ブン
蒼「…」
またしてもナイフをあらぬ方向に切っていた
チンピラ2「!?…何で!お前の個性か!?」
蒼「正解だな…これから死ぬやつに教えてやる…俺の個性は…」
蒼「と言っても相手の攻撃や俺に害する物が当たらないだけだがね…」
チンピラ2「うああ…!」
蒼「因みに…体も鍛えているからお前を殺すことも造作もない」
チンピラ2「や、やめてくれ!」
蒼「やめない…じゃあな」
先生「え〜お前らももう3年ということで…!」
先生「本格的に将来を考える時期だ!」
先生「今から皆に将来希望書を書くが…」
先生「うんうん…!みんないい個性だ!でも校内の個性使用は原則だから気をつけろよ〜」
???「せんせえ〜!皆とか一緒にすんなよなあ!」
いきなり喋ったこの男は…
爆豪「俺はこんな没個性どもと底辺なんか行かね〜よ」
モブ1「そりゃねえだろ勝己!!」
爆豪「モブがモブらしくうっせえ〜!!!」
先生「そういや…爆豪は雄英志望だったな」
モブ2「雄英ってあの…!」
モブ3「国立の偏差値79っていう…!」
モブ4「倍率も毎度やべえんだろ!?」
爆豪「そのザワザワがモブたる所以だ…!」
何言ってんだこいつ
爆豪「模試はA判定!!!この中学唯一の雄英圏内!!!」
爆豪「俺はあのオールマイトをも超えてトップヒーローとなる!!」
爆豪「必ずや高額納税者にランキングを刻むのだ!!!」
先生「あ〜」
???「!?」
クラスの生徒は一斉に1人の生徒を見た
そして…
モブ5「はああ緑谷が!?」
モブ6「勉強できるだけじゃ雄英は入れねんだぞ!」
そうこの生徒が…
緑谷「そ…そんな規定もうないよ!前例がないだけで…」
爆豪「おい!!デクぅぅぅぅ!!!」
掌から爆発をすると…緑谷の胸ぐらをつかみ…
爆豪「没個性どころか…無個性のてめえが!!何で俺と同じ土俵に立てると思ってるんだ!!」
ビキ
緑谷「待っ…待ってかっちゃん…!」
緑谷「張り合おうとか思ってないし…!それに…」
爆豪「なぁぁにが!やってみないと分からないだ!」
爆豪「記念受験か!」
ビキ
そういうと…緑谷のクラスメイトが
緑谷「…」
放課後…
緑谷「さてと…帰ってノートまとめなきゃ」
爆豪「話まだすんでねえぞ…デク」
そう言って緑谷のノートを取り上げると
爆豪の取り巻き1「勝己何それ?」
爆豪の取り巻き2「将来の為の…まじか…くー!緑谷…!」
緑谷「いっいいだろ…返してよ!」
緑谷「あ〜!!!?」
緑谷「酷い…!!!」
ポーイ
爆豪「トップヒーローは大抵学生時の逸話を残している…」
爆豪「俺はこの平凡な中学で唯一の
「雄英進学者っ」っていう伯をつけてえんだわ…」
ビキ
緑谷「…」
爆豪の取り巻き2「おいおい…さすがになにか言い返せよ」
爆豪「言ってやんなよ3年になっては彼は現実が見えてないのです」
爆豪「雄英につきてえんならいい方法があるぜ…!」
緑谷「…!」
バッ
緑谷「ばかやろー…それで僕が飛んだら自殺教唆だぞ…!!考えてものをいえ…!!?」
回想
引子「ごめんねえごめんねえ出久…」
病院の先生「無個性です…諦めた方がいいね」
そして…とあるトンネルに…
緑谷「あん時…決めたじゃないか」
緑谷「そうさ!周りから何を言われようと気にすることないって!」
緑谷「グイッと前見て進め!」
緑谷「!?」
緑谷「ヴィラン…!!!?」
流動的なヴィラン「大丈夫…!痛いのは45秒だけ…!!」
流動的なヴィラン「いやあ…助かったよ!君は俺のヒーローだ!まさか…あんなのがこの街に来てるなんて…」
緑谷がつかもうとするが…
流動的なヴィラン「掴めるわけないだろ!流動的なんだからな…」
息が…できない…死ぬ…死ぬのか…嫌だ…死にたくない…
緑谷「誰か…!助け…!」
流動的なヴィラン「え?」
蒼「俺の道の邪魔をするな…」
流動的なヴィラン「は…?何で風圧?」
蒼「ん?こいつは…」
蒼「お?」
緑谷「あれって…オール…マイ…」
そのまま緑谷は気絶した
おーい…おーい!
緑谷「ん?」
オールマイト「ヘイ!良かったーーーー!!!」
オールマイト「いやあ…悪かった!!ヴィラン退治に巻き込んでしまった!!」
オールマイト「いつもはこんなミスしないんだが…オフだったのと慣れない土地で浮かれちゃったかな!?」
オールマイト「しかし…君たちのおかげさ!こいつを詰め込めた!」
そういうと…コーラの中に液体のヴィランが詰め込まれていた
蒼「…」
緑谷「オールマイト…!!!!本物…本物だ!!やはり生で見ると…」
蒼「ふぁぁ…眠」
オールマイト「それと!君!」
蒼「ん?俺?」
オールマイト「そう君だ!助けてくれたのは感謝するが…危ない目にあったらどうするんだ!」
蒼「へいへい…」(うっざ…)
緑谷「そうだ…!サインサイン!どこかに…」
蒼「君も大概だな…」
オールマイト「それじゃ!私はこいつを届けるので…また液晶越しに!」
緑谷「あ…もうですか…!?待ってください…まだ聞きたいことが…」
オールマイト「プロは何時でも時間との勝負…それでは…今後とも」
蒼「狂ってるな…って」
緑谷はオールマイトに捕まっていた
オールマイト「熱狂が過ぎるぞ!離しなさい!!」
緑谷「今…!離すと…!!死んじゃ…!死んじゃう!」
オールマイト「確かに…!!!」
緑谷「僕…!僕…あなたに直接…!!色ろ色々…話し…たくて」
オールマイト「オーケーオーケー!わかったから!口を閉じなさい!」
緑谷「怖っ怖かった」
オールマイト「全く階下の人に話してもらえば下ろしてもらえるだろう…!それじゃ!私はまじで時間ないのでこれで」
緑谷「待って!」
蒼「追いかけて見りゃ…なんだありゃ」
蒼は他のビルの屋上から見ていた…
緑谷「個性がなくても…あなたのような人間になれますか…!」
蒼「個性…がない…!?」
オールマイト「…」
オールマイト「個性が…」
オールマイト「!?」
オールマイト「ああ…クソ!ホーリーシットだちくしょう…!」
蒼「ん?オールマイトから煙が…」
緑谷「個性がないせいで…それだけじゃないかもしれないけど馬鹿にされてきて…」
緑谷「だから…人を助けるのはめっちゃかっこいいと思うんです…」
蒼「あいつ…いいな」
緑谷「て…えええええええ!!???」
驚くのも無理は無い…さっきまでオールマイトのいたところに見るも無惨なしぼんだ人間がいるくらいだった…
蒼「ええ?あれ…オールマイトか?」
緑谷「しぼんでるぅぅぅぅ!?さっきまで…!ニセ…偽物!?」
オールマイト?「…」
オールマイト「私はオールマイトさ」ドバー
血を吐いた
緑谷「わあーーー!!」
オールマイト「プールでよく力み続ける人がおるだろ?あれだ…」
蒼「例えがよく分からん…」
オールマイト「恐れ知らずね…」
オールマイト「見るについでだ…少年…」
オールマイト「5年前…ヴィランから襲撃を受けた…」
そう言って…服を少しめくると
緑谷「ひ!」
そこにはとても生きてるのが奇跡だと思える傷があった…
蒼「…」
オールマイト「私が笑うのは…ヒーローの重圧そして内なる心を欺くためさ…」
オールマイト「個性がなくても成り立つとはとても言えないね…」
ビキ
緑谷「…」
蒼「まじかよ…オールマイト…」
オールマイト「では…私はこれで行く…くれぐれもヒーローの邪魔をしないことだ…」
緑谷「は、はい…」
そして帰る途中
緑谷「…」
蒼「着いてきたわいいが…いつ話しかけよう」
蒼(可哀想だな…彼はいい子なのに…ヒーローに一番の素質があると思うのに)
蒼「ん?やけに人がいるな…」
そこには…爆豪勝己が流動的ヴィランに操られていた…
蒼「!?」
緑谷「かっちゃん!」
Mr.レディ「私…2車線以上じゃなきゃ無理ーーー」
シンリンカムイ「爆炎系は我の苦手とするところ…今回は他に譲ってやろう…」
消防系のヒーロー「そりゃサンキュー!消化で手一杯だよ!」
デステゴロ「ベトベトでつかめやしねえし…良い個性の子供が人質になってる!」
蒼「…バカか…不利でもやるのがヒーローだろう」
蒼「やるか…」
走り出したのはヒーローでも蒼でもなく
蒼「少年!」
デステゴロ「馬鹿ヤロー!!止まれ!止まれ!」
蒼「…やばかったら助けよう…」
爆豪(馬鹿…!何でお前が…)
流動的ヴィラン「爆死だ…」
緑谷「こういう時は…!」ブン
流動的ヴィラン「な…!」
爆豪「なんでてめえが!!」
緑谷「わかんない…!わかんないけど…!身体が勝手にそれに…」
爆豪「…!!」
流動的なヴィラン「げえ!?」
市民1「まさか…今ので上昇気流が?」
市民2「雨?」
市民3「右手1本で気候を変えちまった!!!」
市民4「これが…!オールマイト!!」
その後は…
蒼「何で…あいつが」
デステゴロ「君が危険をおかす必要はなかったんだ!!」
蒼「そして…」
爆豪が賞賛されていた…
ヒーロー「素晴らしいタフネスだ…!それにその個性…!」
蒼「クソ…!んでだよ」
ビキ
緑谷「…」
帰り道…
緑谷「これから…どうしよう」
緑谷「え…?かっちゃ…」
爆豪「てめえ…俺は助けなんか求めてねえぞ!助けてもねえ!なぁ!?ひとりでやれた!」
緑谷「…」
ビキ
蒼(ここまで来ると滑稽だなあいつの言い訳は…デクくんと言うのか?彼は…)
爆豪「ふん!」スタスタ
緑谷「やっぱり…僕なんかじゃ」
緑谷「!!」
オールマイト「君…さっき言ったはずだが…!」
緑谷「えっあの…ごめ…」
オールマイト「全く!もし被害が拡大してたらどうしてたんだ!」
緑谷「…」
ビキ
緑谷の何かが割れた…
オールマイト「これに懲りたら二度としないことだ!!」
オールマイト「では!」
緑谷「はは…あはは…」
蒼「デクくん…」
緑谷「もうダメだ…憧れにもかっちゃんにも否定されたんだ…僕なんか生きてる価値ないんだろうな…」
蒼「…」
緑谷「そうだ…遺書を書こう…母さんは1人になるけど…無個性の僕なんかすぐ忘れるだろうなあ…」
そして…学校の屋上
緑谷「わあ…高い…落ちたら確実に死ぬ…」
緑谷「遺書も書いたし…大切な物も全てバッグに入れた…」
爆豪(来世は個性が宿ると信じてワンチャンダイブ!!)
緑谷「来世は…個性が宿るといいなあ…」
緑谷「え?」
蒼「ダメだ!自殺なんか…」
緑谷「もう疲れたんです…目の前で死んだら失礼でしょうが…最期に僕の死を見てください」
蒼「ダメだと言っている…」ギュ
緑谷「え///ちょっと…」
蒼「ごめん…引き止めて…でも君が報われない…」
緑谷「…」ポロポロ
蒼「な!泣いてる…そんなに嫌だったか!?」
緑谷「違うんです…嬉しくて」
蒼「大丈夫…俺がいる…俺が君のヒーローになる…」
緑谷「う、うわああああああ…!!」(泣)
蒼「…」ナデナデ
緑谷「こんな…無個性の僕を必要としてくれるんですか?」
蒼「無個性なんて関係ない…僕は」
緑谷「こんなこと…言われたの初めて…」
蒼「君が賞賛されないのは間違っている…」
緑谷「はい…!」
蒼(…この子は…幸せにする例え…この手を汚しても…)