テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前回、エフィリンと合流したカービィ、バンワド、ヒナの3人。4人になった彼らは、ついに扉の先へと歩みだした…
扉の先では…
カービィ「……パッと見は、かなり綺麗だね…」
エフィリン「……やっぱり、この世界は、新世界と近しい…」
バンワド「……僕も思ったよ」
扉の先は大きく広い空間だ。奥には、ガラス越しに置かれている、空っぽの培養カプセルと……
その手前に、ボロボロで石材の玉座があった。
ヒナ「……皆、見て、あの玉座」
カービィ「玉座…?ボロいけど…」
ヒナが指さす、その玉座には、黒色の仮面らしき物と黒いの甲冑的な物を身に纏い、背後からは巨大な蝶の翅が生えている。蝶の翅を持つ漆黒の剣士だ。その剣士の座る玉座のそばには槍『アンタレス』が突き刺さっている。
???「ほう……来たか、星の戦士よ」
カービィ「お前は…バルフレイナイト…?」
???「……今はそう名乗ろうか」
その剣士の名前は、バルフレイナイト。しかし、本来のバルフレイナイトはあきらかに何かが違う。特に、地面に突き刺さったアンタレスだ。
エフィリン「でも、その槍は、カオス・エフィリスのもの…」
バルフレイナイト「…感の良いネズミは嫌いだ」
カービィ「それはちょっとアウトなセリフでしょ」
バルフレイナイトなら剣だ。つまり、こいつはバルフレイナイトの形をしたなにかだ。
バルフレイナイト「……ここまで辿り着いた貴様らに、冥土の土産として教えよう」
ヒナ「…何を教えるつもり?」
バルフレイナイト「少し長くなる。星の戦士よ、寝るなよ?」
カービィ「あ、うい」
この世界は、無数の死者の思念が混ざりあって出来た。
混ざりあった思念の大部分は、我や兄の”侵略種”の思念。しかし、そのはずなのに何故か世界の色はあまりにも鮮明だった。
理由は世界ができてすぐにわかった。忌々しき、神としての姿を失った者達の思念と、恐怖に染まった人間の思念が混在していた。
それはそれは忌々しかった…今でこそ、その思念は完全に取り除いた。しかしその思念の影響は強いものだった。
数多の世界に侵略しようとしたが、それは彼女らの思念によって防がれ…
バルフレイナイト「貴様らがこの世界に流れ込んできた、ということだ」
ヒナ「恐怖に染まった、人間……まさか、別世界の先生…?」
カービィ「そういうのはあとだよ…ここでお前を…」
カービィが構えを取るが、バルフレイナイトがアンタレスを引き抜き立ち上がる。
そのまま、4人の上を過ぎ扉の先へ。
カービィ「あ、待てぇ!」
バルフレイナイト「待てと言われ止まる阿呆はいない」
そのままバルフレイナイトが奥へと進んで行った。
ヒナ「……早く追うわよ」
エフィリン「行こう!」
カービィ「うん!」
バンワド「はい!」
4人が扉の奥へ戻っていった。
扉の先は打って変わって草木が生えていた。
#作者出演
#【推しの子】
#多重クロスオーバー
#オリキャラ注意
加茂憲倫の小説部屋🟪🟦
246
カービィ「この先だー!」
ヒナ「猪突猛進ね…」
屋上。
???「………来たか」
屋上では、アンタレスを構え、静かに佇んでいる、侵略種、カオス・エフィリスがいた。
カービィ「カオス・エフィリス…!」
カオス・エフィリス「……星の戦士よ…今ここで、侵略種の積年の恨みを晴らす!」
カービィがコピー能力『バルフレイソード』を発動し、バンワドがスピアを構え、ヒナも『終幕:デストロイヤー』を構える。エフィリンは、カービィに潜み隠れる。
カービィ「…行くよ!」
ヒナ「ええ!」
バンワド「うん!」
カービィが剣を構え、カオス・エフィリスに向かっていく。カオス・エフィリスはアンタレスを構え、直前でカービィの攻撃を瞬間移動で避け背後からアンタレスを振るうが、バンワドがブロック。バンワドを弾き飛ばすが、その動作の隙を突きヒナがデストロイヤーを連射。カオス・エフィリスが鬱陶しそうに片腕で防ぎ、ヒナを腕で薙ぎ払い後退させ、エネルギーの槍を飛ばしながらも、カービィにアンタレスを振るう。カービィはバルフレイソードの瞬間移動で回避し、完璧な反撃を叩き込む。その御蔭で、ヒナに飛ぶエネルギーの槍が消えた。カービィによる反撃を喰らったカオス・エフィリスにさらにバンワドのスピアが突き刺さる。
カオス・エフィリスが確実に怯んだところに、ヒナの『終幕:イシュ・ボシェテ』、カービィの『極楽新界斬閃』、バンワドの『ワドひゃくれつスピア』が叩き込まれる!
カービィ「どうだい!」
カオス・エフィリス「ぐっ……調子に乗るなァ…」
カオス・エフィリスが大きく飛び上がり、ヒナの攻撃すらも届かない遥か上空へ飛ぶ。そのままアンタレスを掲げると、空が『混沌』の一色に。
エフィリン「!隕石が来るよ…!」
エフィリンがそう言うと、無数の隕石が降り注ぐ。
カービィ「いや避けれないって!?」
ヒナ「どうにかして空中から引きずり降ろさないとまずいわ…!」
カオス・エフィリス「貴様ら、この攻撃、どう受ける?」
???「させるか!」
カオス・エフィリス「ぐっ…!?」
なんと、空中から、カービィと同じような球だが、ゼロツーのような翼を生やした、シャドーカービィのような人物が、隕石を破壊し、カオス・エフィリスを地上に蹴り落とす。
バンワド「あの人は…!」
カービィ「シャドウツー!」
その人物の名は、シャドウツー。バンワドの次に仲の良い、カービィの友達兼相棒とも言える存在だ。
シャドウツー「やっ、最近顔見なかったと思えば、可愛い子連れてなーにしちゃってんのさ?」
ヒナ「かっ、可愛い子って…」
シャドウツー「おっとごめんね、デリカシーが無かったかな」
こいつ、調子狂う陽だ。
カービィ「そんなキャラだっけ?」
シャドウツー「知らね」
ヒナ「…取り敢えず、あいつを叩くには今しかないわ」
バンワド「ですね!」
カービィ、バンワド、ヒナが武器を構え直し、シャドウツーが『アナザードリル』を構える。
カオス・エフィリス「邪魔をしやがって…!」
カービィ「さあ、決着だよ!極楽新界斬閃!」
バンワド「ワドひゃくれつスピア!」
ヒナ「終わらせる…!」
シャドウツー「とっておきさ…バーンクラッシュ!」
カービィの巨大化した剣、バンワドのスピアの連撃、ヒナのデストロイヤーの超連射、シャドウツーのドリルの一直線、全てがカオス・エフィリスに襲いかかる!
カオス・エフィリス「ぐあぁぁぁ!?」
カオス・エフィリスが全ての一撃を喰らい、ぶっ飛んだ。
カービィ「よし!」
カオス・エフィリス「ぐぬぬ……貴様ら…貴様らだけは…!!」
カオス・エフィリスが大きく飛び上がり、混沌一色の空に、別次元へと繋がる大きな裂け目を作る。そこには…
カービィ「あ…!あれは!」
バンワド「うん…!」
「ポップスターだ!!」
そう、ポップスターだ。
エフィリン「まさか、カオス・エフィリスはポップスターをこの世界にぶつけるつもり…!?」
ヒナ「ちょっと規格外すぎないかしら…?」
シャドウツー「…カービィ、僕らなら出来るだろ?」
カービィ「…たしかに!よし、行くぞ!」
シャドウツー「ああ…!」
カービィとシャドウツーが前に並び立つ。
ヒナ「…何をするつもり?」
カービィ「合体だよ、合体!」
カービィが綺麗まっさらな能力星を掲げると、それがカービィとシャドウツーの間に浮かび上がり、二人を中心とし光と闇が渦巻く。そして…
「「今の僕ら、ビヨンドカービィ!」」
そこに立っていたのは、体色が、虹の七色と紫の深き暗黒が混ざり合いグラデーションを織りなし黄金に輝いて、そしてスーパー能力”ウルトラソード”時の帽子を被っている、カービィがいた。
バンワド「頼んだよ、カービィ、シャドウツー!」
ビヨンドカービィ「「任せておいてよ!」」
そのまま、飛び上がりカオス・エフィリスの元へ向かっていく。
しかし、カオス・エフィリスもそう簡単には行かせない。
カオス・エフィリス「直進してくるか…ならば」
空間の裂け目を生み出し、そこから巨大な隕石を降らす。
ビヨンドカービィ「「うりゃあ!」」
先ず一発。巨大な隕石一個目を勢いに乗って拳で破壊。続いて、隕石二個目を素早く回避。
カオス・エフィリス「……これで終わりだ…!」
そのままもう一度、空間の裂け目を生み出し、途方もない大きさの隕石を落とす。
その隕石と、ビヨンドカービィが衝突。
ビヨンドカービィ「「うおぉぉ!」」
カオス・エフィリス「ぐっ…舐めるな!」
ビヨンドカービィ「「うわぁ!?」」
隕石に駆けるエネルギーを増やし、一度ビヨンドカービィを押し返す。
すると…
デデデ大王「全く、だらしねえな?」
ビヨンドカービィ(カービィ)「あ、デデデ!」
デデデ大王が、隕石の瓦礫を足場にやって来た!
エフィリン「…カービィ、僕も力を貸すよ!」
デデデ大王「お、エフィリンか……俺様も手伝ってやるよ、星の戦士!」
ビヨンドカービィ「「…ありがとう!」」
そのまま、エフィリンがエネルギーをビヨンドカービィとデデデ大王に送る。そして、ビヨンドカービィが拳で、デデデ大王がハンマーで隕石と鍔迫り合い。一度は押して行くが、カオス・エフィリスが更にエネルギーを増やす。しかし、それすらも跳ね除け…
エフィリン「はあぁぁぁぁ!!」
ビヨンドカービィ「「てやぁぁぁぁ!!」」
デデデ大王「うらぁぁぁぁ!!」
カオス・エフィリス「…!!」
そのまま、カオス・エフィリスを貫いた!
ビヨンドカービィ「「ふっ…!」」
デデデ大王「っとと…!」
そのまま、漂う瓦礫を足場に着地。
ビヨンドカービィ「「さて、あとは…」」
デデデ大王「あの、ポップスターをどう対処するかだろ?」
ビヨンドカービィ「「ま、任せておいてよ」」
ビヨンドカービィが、空間の裂け目を、空一杯の混沌を、自らのエネルギーで青空に還していき…
ビヨンドカービィ「「これで…終わり!」」
空間の裂け目が消え、空も青空に戻った。
To Be Continued……
コメント
8件
ゴクウブラック:モンスターではない!? ザマス:今の奴は……『神』だツ!
メタナイト先生、第18話読み終わりました…! 遂にカオス・エフィリスとの決戦、めちゃくちゃ熱かったです🔥 バルフレイナイトが偽物だった展開にはゾッとしましたし、そこからの連携バトルが本当に気持ち良かった…! 特にヒナさんの「終わらせる…」のセリフ、短いのにグッときました。 そしてまさかのシャドウツー参戦! しかもビヨンドカービィへの合体って…! チーム全員でポップスターを救う流れ、鳥肌立ちました✨ 次回、本当に楽しみにしてます!