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何故、僕なんだ

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何故、僕なんだ

第3話 - 第3話価値観

2023年07月19日

#BL

#オリジナルストーリー

#創作BL

溶けかけたアイスの実

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溶けかけたアイスの実

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女子達の言葉はまだ続いてるので、アキラの仕返しに何をしようかと考えていた。気づかれない程度に横目で女子の方をチラッと見たら、少し上を見たまま呆然としていた。僕は気になって振り返ってみるとヒカルの姿があった。

「そこで、何してるの？」

いつもは、優しい彼だが口調がいつもと違う

「ヒカル、ど、どうしてここにいるの？」「教室にいなかったから友達に聞いて来たんだよ」

(だから、あの時アキラと目が合った時わらってたのか)

「まぁ、なんとなくだけどどんな状況か分かってるけど、なんでこんなことするの？」

「そっ、それは…」

「突然だけど質問するね？俺の良いところは？」

「たくさんある！かっこよくて、頭もよくて、スポーツも出来て…」

「もういいよ」

「えっーまだたくさんあるのに」

「じゃあ、次にナギサ」

「なんで僕まで…そうだな、意外に優しいとか…？」

「それしかないの？」

と、周りの女子達は僕の発言に対してバカにしてきた

「ふふっ、ナギサらしいね」

「次の質問をするね」

「何問か質問してみて、俺のことをどれくらい知ってるかわかったよ」

「当然だよ、ヒカルと一緒にいたんだし」

(もう、帰って良いかな？)

「そうだね、君たち僕のこと全然分かってなかったよね」

「えっ…？」

「それに比べてナギサは俺のことを見ててくれたんだね！」

急だったせいかヒカルに抱き締められた

よく分かってないテスト勉強してて、授業中寝てないのに教科書とノート書いてる内容違い過ぎてよく分かんない。

今回のテストでの答えの書き方は全て説明書きで教科書とノートがあれば出来るって言ってたのにまとめられないんだが？

テストまで一週間切ってるのに4月後半からの授業分をまとめる作業が辛い…