こんにちは!
ちょっとネタが切れたんですけど…
授業中に思いついた話を出そうと思います!
どうぞ!!
⚠太中⚠
⚠暴力表現⚠
⚠自傷行為⚠
僕は昔から親に虐待を受けていた…
毎日が辛くて、苦しくて、痛くて、死にたくて…
死のうとしても結局死ねない…
殴られ、蹴飛ばされ、タバコの火を擦り付けられて、自殺の失敗
そんな毎日を繰り返していた。
反応に飽きたのか、僕の親は孤児院に僕を預け1人で何処かへ行ってしまった。
初めは新入りだと色んな子が話しかけに来たが、僕の反応と言い見た目と言い僕に話しかけに来る子は次第に減って行った。
まぁ、仲良くしたい訳じゃなかったから僕も話しかけに行く事はしなかったし、1人で愛読書をずっと読んでいた。
親に捨てられてから何も変わらなかった。
楽しくもないし、僕の趣味を認めてくれる人もいないし、面白そうな子もいないし。
退屈な毎日だった。
だが、そんなある日僕が孤児院に来てから2ヶ月が経とうとしていた頃だろうか、初めて見た子が居た。
見た目は朱色の髪にとても綺麗な蒼い瞳をしていた。
僕は一瞬でその子の虜になってしまったのだ。
そして僕は思わずその子に声をかけた。
太宰 「ねぇ、君名前は?」
?? 「…どうして?」
太宰 「君は凄く綺麗な容姿をしているね」
??「え…?」
太宰 「君面白そうだから僕の友達になってよ」
?? 「…中原中也」
そう、僕よりも小柄な男の子はか細い声で自分の名前を教えてくれた。
太宰 「そう、僕の名前は太宰治よろしくね」
中也 「うん」((ニコッ
中也は僕に向かって微笑んでくれた。
だが、僕はその笑顔が”本物”では無い事がわかってしまったのだ。
太宰 「どうして笑うの?」
僕はまだ幼かったから中也が何故偽物の笑顔をみんなの前でするのかわからなかったのだ。
中也 「?…どううこと?」
太宰 「だって今…」
中也 「太宰治だよね、なんて呼べばいい?」
太宰 「(話遮られた…)」
太宰 「何でもいいけど…」
中也 「そうか…じゃあ、だざ…」
太宰 「やっぱり僕も名前で呼んでるから中也も治って呼んで?」
何故かわからないが、中也には治と呼んで貰いたかった。
中也も一瞬何故?と首を傾げたがすぐに笑顔になって頷いてくれた。
中也 「わかった、治な!」
太宰 「うん」
ーーー中也視点ーーー
最初は自分でも築いていなかった。
自分はみんなに向かってちゃんと笑いかけていたのに、その笑顔が偽りだと。
治に言われて初めて、自分が微笑んだり、笑ったり、その笑顔は唯貼り付けただけの仮面だと言うことに築いていなかったのだ。
その日から俺と治はずっと一緒にいた、と言うよりも治がピッタリと俺にくっつくようになってしまったのだ。
理由はわからないが、最初に言っていた面白そうだからなのか?と思うようにした。
中也 「(必要なくなったら、”また”捨てられるんだ…)」
まぁ、俺の人生はこの繰り返しなのだと、幸せを望んではイケナイのだともうわかっているからなんとも思わないけど…
キリが悪くてすみません!!
今回はここまでです
次回をお楽しみに!!
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コメント
2件
天才すぎて泣きました((
最初から好きすぎます...え、この話めっちゃ好きです...太宰さんが一方的に中也にくっ付いてるの本当に好きです、中也も可愛い