センシティブついてるんですけどぜんっぜんえっちじゃないですよね!?
おかしい…
アプリの問題なんですかね…??
start!
不破視点
不破「んー…」
数cmくらい開いたカーテンの間から、くそ邪魔なほど部屋に入ってくる光で嫌でも目を覚ます。
不破「ねっむすぎやろ……今何時や…」
パッと時計の方向に振り向く。
不破「あぇ……?」
いつもならある時計が壁にかかっていない。というかベッドも違う。
ここどこや…?
まさか姫抱いちゃったか!?枕断ってんけどなぁ…
ん?でもなんか見覚えある気が…
(あ、言い忘れてましたけど、ろふまお全員で同居してます。)
甲斐田「アニキーー!もうお昼ですよー!」
キッチンの方から甲斐田の声が聞こえた。
甲斐田……
あ…ここ甲斐田の部屋だ…………
ガチャ
甲斐田「あ!不破さんおはようございます!」
不破「甲斐田…あの…」
甲斐田「?どうしました?」
不破「昨日はすまんな。」
甲斐田「え??」
全部思い出した。
何してんねん昨日の俺。酔いと疲れで俺らしからぬことしちゃった…
相当困らせたやろうな…これからは気をつけないと…
剣持「?昨日なんかあったんすか?」
甲斐田「あ、いやなんか」
不破「あー!なんでもないで!ただ酒の匂いが強かっただけやから!」
昨日のこと暴露されたら恥ずか死ぬ…
もう絶対に弱った姿を見せるなよ俺…
どんだけ疲れてても弱ってても。ホストとしてやんなきゃな…
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙疲れたマジで休みてぇよ。
不破「ふぅ…今何時や?」
甲斐田「あ、ぇっと12時半過ぎです、」
不破「おけぇ6時には出るわ」
加賀美「大変ですねぇ。」
剣持「まあ!お昼ご飯食べちゃいましょ!」
━━━━━━━━━━━━━━━
不破「じゃ、いってきまーす」
3人「いってらっしゃーい」
甲斐田視点
不破さん、最近ずっと疲れてる気がする。
ずっと気になってはいたけどなかなか聞けなくて…昨日やっと甘えてくれたと思ったら今日またいつもの不破さんに戻っちゃってた。
なにかできることは無いかな…?
剣持「なんか不破さんずっと疲れてるよねぇ」
お、僕と同じこと思ってたんだ。
加賀美「ですよね…やはりホストでしょうか?」
社長まで!?やっぱりみんな気になるよねぇ…
剣持「でもホストってそんな疲れるの?」
甲斐田「わかんない…僕はただ酒飲みながら女の話を聞くだけだと思ってたけど…」
加賀美「私もです。そんなに疲れる仕事なのでしょうか…?」
剣持「ええー、勉強の方が疲れそう!!」
甲斐田「じゃあ今日見に行っちゃいます!?」
まぁ断られるだろうけど……
剣持「行きたい!!」
加賀美「まぁ楽しそうですし!」
甲斐田「え!?」
まさかのOK!ホスト、どんな感じなんだろうなぁ!
加賀美「じゃあ準備していきますか!」
2人「はーい!」
不破視点
不破「姫、今日は来てくれてありがとう。やっぱり俺には姫が必要なんや。」
姫「湊…!ボトル入れちゃお(♡´▽`♡)」
不破「姫本当にありがとう!愛してるよ❤︎」
「不破さん!指名入りました!」
不破「はーい」
姫「あの、初めてで…!なにをどうすればいいのかわかんなくて……」
不破「!大丈夫やで、姫。俺と一緒に慣れていこう?」
姫「不破さん…♡」
不破「だぁーめ、みなとって呼んで?︎⸜❤︎⸝」
姫「み、みなと……♡♡」
不破「いい子♡」
「不破くん!指名!」
不破「まっててね姫♡♡」ニコッ
姫「うんっ!」
姫「湊!おひさ!」
不破「姫!来てくれたんだ!また会えて嬉しい…!」
姫「他の所行ってみたりしてたんだけどさぁ…やっぱりみな」
不破「え?姫俺以外の人を指名したん?、俺、こんなに大好きやのに…大好きやのは俺だけ?じゃあもうええわ。姫以外にも客おるし。」
姫「湊!ごめんっ!湊が人気者で嫉妬しちゃって…!」
不破「!そっか…原因は俺だったんやな…!ごめんな」
姫「ううん!湊はちっとも悪くないよ!ルイ13世入れよ!」
不破「姫っ!俺もうなんて言ったらええかわかんないくらい嬉しい…やけど…俺のためにそんなに…ええんか?」
姫「湊の為だもん!」
不破「ありがとう!愛してる」ニコッ
甲斐田視点
甲斐田「え…誰だよあの人…」(実はずっと見てた)
剣持「ふわっちがふわっちじゃない……」
加賀美「あんな甘い言葉を次から次へと出すなんて凄いですね…」
というかここが歌舞伎町か…やっぱちょっと怖い街だなぁ…
色んなところが光って…ん?
甲斐田「ん?なんかあれふわっちっぽくない?」
紫や赤のメッシュが入った銀髪の色男。
歌舞伎町のでかい建物にデカく飾られてるポスターの中の顔は僕の大好きな人にそっくりだった。
そのポスターの中には
『No.1ホスト不破湊 2週間で3億突破』
さんおく…?
甲斐田「3億!?!?!?」
剣持「え…まって……え???、」
加賀美「隣のNo.2ホストは3ヶ月で1億ですよ!?」
え…いや確かに不破さんはイケメンで性格もいいから人気が出るのも容易に想像できる。
いやけど3億?さっきの会話とかを見てても僕は数人でギブアップするのに、不破さんは数十人もの人たちに、笑顔を途絶えずに接客していた。
甲斐田「やばすぎでしょ…」
剣持「そりゃ疲れるわ……」
モブ女「えっそこの3人組ちょーイケメンじゃん!♡♡私たちと遊ぼぉ!」
加賀美「え?いやちょ」
モブ女2「うわ顔整ってるしスタイルいいー♡♡」
モブ男「ねえお姉さんたちそんな男たちより僕にしない?」
モブ女「え?クソブスは引っ込んでろよ。今私たちはこの子達に夢中なの!」
剣持「えっ…えぇ……?」
やばいこっちは未成年いるんだぞ…どうしよう……
「お姉さん」
モブ女共『!?』
不破「そこのお兄さん達困ってるからさ、俺の相手してくんない?」
モブ女「えっうそやだNo.1ホストじゃん!♡♡」
モブ女2「やば!イケメン♡♡」
不破「んー…No.1じゃやだなぁ…名前で呼んでほしいなぁ」
モブ女共『えっ?、』
不破「湊って呼んで?︎⸜❤︎⸝」
モブ女「きゃぁぁ♡♡!湊好き!!、!!!」
モブ女2「みなとぉ!♡♡」
不破「へへ…うれしいなぁ、!」ニコッ
不破<い け>(口パク)
不破さんのおかげで何とか歌舞伎町から脱出することができた。
まぁ入ったのは自分だけど……
不破さんってすごいんだなぁ…いつもへらへらしてるけどかっこいいなぁ…
けど…不破さん大変そうだったなぁ…
加賀美「あの…不破さん明日不破さん休みって言ってましたよね?」
甲斐田「あぁ、言ってましたね」
加賀美「全力で甘やかしません?」
剣持「いいね!」
甲斐田「僕たちで癒されるかな…!?」
剣持「まぁがんばろ!」
続く
次はふわっちが完全に愛されてます!(多分)
リクエストくださぁい!
コメント
2件
最高だ…🫶