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🐻❄️「おはよ・・・」
朝ごはんを作っていると背中に重みを感じた
寝起きだからか枯れ気味の声
👾「おはよう、顔洗っておいで」
寂しそうに離れていくのがかわいい
戻ってくる間にご飯を並べて待っとく
🐻❄️「いただきます!」
元気に手を合わせてる姿が幼くて笑ってしまう
ハムスターみたいに口に詰め込んでるのは真都
ご両親が海外で仕事してるのもあって預かってる
🐻❄️「今日、小テストだよ・・・」
👾「なんの教科なの?」
🐻❄️「数学」
🐻❄️「苦手な単元なの・・・」
こういう会話が出来るのも学生の特権
俺と違って賢いから成績は心配してない
👾「そのテストってその場ですぐ返ってくる?」
🐻❄️「回収されるけど結果は教えてもらえる!」
👾「そっか、満点取れたら夜は唐揚げにしよ」
🐻❄️「やった、頑張るね!」
唐揚げって言った途端、ニコニコと眩しい笑顔
食べる事は昔から大好きだったもんね
👾「今日は部活もあるんでしょ?」
🐻❄️「うん、18時半まで!」
👾「分かった、迎えに行くね」
🐻❄️「ありがとう」
真都のお陰で仕事が早くなったんだよね
社長含め理解してくれて定時退勤を認めてくれた
🐻❄️「ネクタイして!」
👾「はいはい、こっちおいで」
毎朝、ネクタイをつけるのが俺の役目
今って巻けない子が多いらしいね
将来困るからと教えようとしても聞いてくれない
🐻❄️「行きたくない・・・」
👾「その気持ちは分かるけど頑張っておいで」
🐻❄️「うん、帰ってきたら褒めてくれる?」
👾「もちろんだよ」
家を出る5分前になると駄々を捏ね出す
かわいいけど甘やかす訳にはいかない
将来がかかってるし真都の為にもならないしね
🐻❄️「行ってきます!」
👾「行ってらっしゃい!」
笑顔で見送って俺も仕事の準備をする
帰りに買うものをメモして家を出た