揺れる電車の中で、イヤホンを耳につけた。お気に入りの曲を詰め込んだプレイリストで気分を上げる。
窓の外を眺めると、まるで私がMVの主役の様に感じられる。
悲しい気持ちになったり、嬉しい気持ちになったり。曲が変わる度に、私の気持ちも変わる。
感情の揺れ、電車の揺れ、曲調が変わる度に私の中にも揺れが起きる。
なんてことを、私は電車の中でふと考えた。
まるで小説の1部の様で少し楽しい。
こんなこと言うのはなんだけど、ほんとに主役になった気分だ。
でも客観的に見れば、その私はその雰囲気に酔ってる人に見えるだろう。
そう思うと少し恥ずかしかった。窓の外を見ると私の顔は赤く染まっていた。
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