wt様の腐向け。
捏造・自己解釈を含みます。
※通常世界線 死ネタ有 誰も救われない。
「やだッ!離してってば!」
カラオケから家に帰る途中で知らない男に声をかけられた。
探しものがあるから探すのを手伝って欲しいと。
そして着いて行ったら路地裏に連れ込まれて服を脱がされた。
「いくら叫んでも誰も来ねえよ。」
「ヒッ…!ねえ!ほんとにやめて!!お願いだからっ」
「黙れ、仕事クビになって実家からも彼女からも絶縁された俺の身にもなれ」
「もう犯罪犯したって失うものねぇからよ」
「それはお前が悪いだろっ……!」
「あ゙ん!?お前クソ生意気だなぁ!その口もう使えなくしてやる!!」
前触れなく豹変する男。
男も服を脱ぎ汚く反り返ったモノを顕にする。
「今から咥えろ」
「い、いやっ」
「早く咥えろよ!!」
「お゙ごっ!?」
髪の毛を鷲掴みにされ乱暴に挿れられる。
不味くて口も閉じられなくて辛い。
「お゙ぉ゙っ、やぇ゙っ…!」
「何言ってっか分かんねぇよ!w」
「お゙っ!?//……っ〜〜!ぶはっ!ゲホッ、おぇ゙ぇ……」
「何勝手に…!」
「お前がだ!何勝手に咥えさせてんだ……!」
「絶対に喉だけは守るからな!!」
「なんでだ」
「俺は歌うために生きてるからっ、こんな行為は絶対したくないね…!」
「へー」
「何がおかしいっ…」
「はっ?お゙ぅ゙!!?//あ゙っ……」
話してなんかないで逃げれば良かった。
いや、裸で逃げても不審者扱いされるかもだしな。
てか早くこの状況からどうにかしないと!
「今から歌えなくしてやる」
「っ?……!!ぅ゙、お゙え゙っ……うぅ゙っ、お゙、お゙……」
不快な刺激に胃の中のものが逆流してくる。
口端から溢れ出た吐瀉物はびちゃっと音を立てて飛び散る。
「汚ねえな」
「ぅ゙っ!あ゙っ〜〜~っ!!?///」
一気に奥を突かれまた吐き気が込み上げてくる。
流石に性器に吐瀉物が付いて気が悪くなったのか抜かれる。
「ガヒュッ……ふ、ひゅっ、はーっ、はあ゙、はっ……も、これいじょう、はっ……」
「何言ってんだ?」
「まだまだこれからだぞ?」
「へ?」
この後も散々喉奥を突かれ吐いて、首を絞められて、処女まで奪われた。
「い゙っ〜!も゙ゔイ゙げない゙がらぁ゙っ……//たすけぇ゙っ、いだい゙っ!しぬ!しんじゃうっ……」
「みっともねえな」
本当にみっともない。
抵抗が裏目に出たのか身体中を殴られたし。
挙句の果てに動画まで撮られた。
「今からお前に送るわ、えーとスマホ…」
「……お前結構有名じゃん」
「おぇがっ、それだけはっ……」
「とりあえず二人のチャットには送ったぞ」
「お前が他のヤツに言ったら一気にバラ撒くからな」
「……っ!!ひぅ゙っ、どうしてこんなことっ……」
「話聞いてなかったのかよ、お?拭かずに挿れたからお前の腹にゲロ入ってるw」
「もゔっ、やめ゙てっ……」
制止は意味がなくこの後も乱雑に犯され続けた。
お願いだからさっさといなくなれよ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「んん゙っ、あー、あ゙ー……お゙かしいな…」
声が掠れる。
高い音と大きい音が出せない。
きっと無理に喉奥なんかに挿れたからだ。
行為後、意識を取り戻すと男は消えていた。
汚い服を着てふらつく足取りで家に帰った。
シャワーを浴びて、湿布を貼って、口の中綺麗にして、喉を冷やして寝た。
そして今これ。
歌の練習がまともに出来ないじゃないか。
数日はまともに声が出ないだろう。
ただでさえ気分は最悪なのに。
少量の水を飲む。
飲み込む際にも喉に違和感があり、すぐには通ってくれない。
加えて全身と口周りが痛い。
とりあえず今は身体休めないと。
頬を濡らしてまた瞼を閉じる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
襲われてから一週間が経った。
身体の痛みはほぼなくなり、精神状態もまあまあ安定してきた。
多分。
しかし未だに喉は不調のまま。
前と比べて痛みが強く嗄声も残っている。
怖くてこの声でメンバーに風邪かもと話したが、犯されたとまでは言い出せなかった。
……一旦検査しよう。
何も無いはずだが一応。
そう、一応。
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「落ち着いて聞いてください、残念ですが結論から言うと、ポリープ自体の除去は可能、声は治らない可能性が高いです」
「えっ?」
「とても珍しいケースです、最近何か喉に負担をかけるようなことをしましたか?」
うそだ。
ちがう。
そんなこと。
だって。
俺は、この口は、この喉は、アイツに襲われるまで何ともなかったじゃないか。
「…………なにも、ないです…あ゙りがとうござい゙ました、帰ります」
……メンバーといっぱい実況して、武道館で皆を湧かせて、色んな人と関わって、皆と一緒に歌い手のきんときとして武道館行こうって、俺の歌で皆を喜ばせるって。
きめてたのに。
なんで。
なんでなんでなんでなんで。
やだ。
行く前から何かしら抱えてるって心の中では分かってたけど……
わかってたけど!
「しかしリハビリと経過観察を続ければ多少は戻る見込みが……」
「多少ってどれくらい゙ですか、結局完全には戻らない゙でしょう?それだと意味がないん゙です、もう手術もリハビリもしなくていいんです、本当に構わないでください゙」
「……気持ちは分かりますがそんな悲観することはないと思いますよ」
「歌えなくなる苦しみはあなたには分からない、皆と、一緒にあの場所に立つって、約束したのに……ごめ゙んなさい、俺の戯言は無視してください゙」
「さようなら」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「なんでこんなことになったんだろうな゙……w」
「死にてー……」
もういっそのこと誰か殺してくれ。
死ぬのも痛くてやだけどそれ以上に生きる価値がない。
アイツは今どこで何をしているのだろうか。
のうのうと飯でも食ってるのか、また俺みたいな人を生み出してるのか。
殺したいと思ったが場所の目星はないし今の俺にそんな気力はない。
そして皆が愛してくれた”きんとき”の名を穢すわけにはいかない。
最後になかむ、ぶるーく、シャークん、スマイル、きりやんに伝えよう。
今まで楽しかったって。
スマホを手に取り六人のグループチャットで通話を開く。
皆この時間はラジオも出張も撮影もしていないからすぐに人は集まった。
『急にどしたー?』
『喉治った?』
『おーい、聞こえてる?』
「……み、みんな今までっ、ありがと」
「これまでずっとっ、楽し、かったっ……」
『何言ってんのきんとき……』
「ひぐっ、ぐすっ、ごめんね゙みんな……ごめんね、こんな俺に今まで付き合ってくれて……」
『ねえ何があったの!?きんとき!!返事して!』
『おいおい、一旦落ち着けって……!』
『ねえ、今から家向かうから何もしないで……』
そっと通話を切る。
この後も声が聞こえたが何を話していたか知る余地もない。
棚からあるだけ薬を取り、指でアルミ箔を突き破り錠剤を出す。
そして一粒ずつ飲み込んでいく。
ベランダに出て勢い良く身を投げ出す。
「ばいばい」
声が出ないごときで大袈裟?
少なくとも俺は人生が潰されたと思ってる。
他に方法があったんじゃないかって言うかもだけど今の俺にそんなこと考える余裕があると思うか?
ああ、アイツも早く死ねばいいのに。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『……ここで次のニュースです、〜都、〜区で二十代男性が家の二階から飛び降り死亡しました』
『鑑識によると、直接的な死因は落下時によるものではなく薬物中毒とのことで……』
「なんでもっと早く違和感に気付けなかったのかなぁっ…」
「なかむのせいじゃないよ。」
きんときが死んだ。
やっぱりあの通話の時点で心は限界に達していたんだ。
「俺が家に着いたときにはもう手遅れだった……」
「……俺もきりやんと行ったけど酷かったよ」
「頭血塗れでひしゃげてて、見てるのも辛かった」
「きんさん、どうしちゃったの……」
きんときが死んだ理由は飛び降りた際の衝撃ではなく薬のせいが一番に来る。
きんときが愛用していた鎮咳剤の過剰摂取。
他に聞くに薬の過剰摂取か飛び降りた際の衝撃、どちらかのみだったら生きている可能性は僅かだがあったらしい。
二階から落ちるのは明らかに危ないが、絶対に死ぬとは言いきれない高さだと思ったのか、頭から、そして薬を飲んで飛び降りたのだ。
「クソ…もう少し俺らのこと頼れよ……」
後悔したってもう遅い。
きんときは帰ってこない。
まだファンにも情報を出せていないし。
「あー、つら…w」
少しでも笑ってみる。
あっちにいるきんときはその方が嬉しいかな。
上手く笑えてない気がするけど。
「なかむ……」
「……一旦今日は皆で過ごそ?こんな状態じゃ仕事に身入らないし」
「僕ご飯作るから!ご飯食べたらゲームしよ、そしてきんさんの歌いっぱい聞こ!」
「……!そうだね……」
「ぅ゙、きんときー、見てるかー?元気に、長生きすっからっ、見守ってろよ!」
互いに励まし合うのも大切。
きんとき、待っててね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それぞれきんときのことを想い一日を過ごした。
皆泣いて、想いを吐露して。
少し気持ちを落ち着かせた。
このあと彼のパソコンから泣きながら犯されている最中の動画が見つかることを知らずに。
end
コメント
3件
やば、めっちゃ好き…