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入学のシーズン。
皆、思ってるより年齢高いのか。
何でそんな顔するの?
あ、あーなんもないよ?
おんりーちゃん。
おんりーちゃん?
そう!恩海 莉玖オンカイリク だから、
おんりーちゃん!
変なのぉー!
僕は学校行かないよ、
だから勉強教えてね!
お兄ちゃん!
あの時チャイムを鳴らしたのは
やっぱりこの子だった。
でも、この村には
恩海なんて苗字はない。
あの子は孤児だった。
あの日の前日、母親は、、、
これから育てるんだ、俺が。
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