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「 ん” ….. ネムイ 」
というより、 瞼や 体全体が重い 。
まるで体全体に重りがついているようだった 。
みんなと会って3日目の朝だった 。
「 とりあえず イクカ 」
ゆっくりと 重い体を動かし、 下へと向かった 。
・・・
「 ナンダ ? 」
酷い鉄の匂い 。
話し声がする 。
いまさら気づいた 。
これは、
人間の血の匂い 。
そして彼らは、
この国の統領と 幹部達 。
途端、 全身の血が湧き出るように 熱くなった 。
「 ッ ?! 」
熱くて熱くて 仕方がない 。
吸い寄せられる 。
彼らのいるであろう場所に 。
・・・
「 ラ、 ダオ クン …..ッ 」
「 え….. 」
「 み、 どり ? 」
目が熱い 。
何かが垂れる感覚 。
そっと触れてみる 。
「 血 …. ? 」
「 みどり ? 大丈夫 ? 」
彼の声と動きには 焦りを感じる 。
なぜだろうか 、
「 ナニ ? 」
あれ、 今まであった 足の感覚がいつのまにか なくなって …..
「 浮イテ る ? 」
「 みどり ッ ! 」
「 な、ナニ ? ラだオ くン ? 急イデ 」
『 れうさん ッ ! 早く来てッ 』
「 なん デ レうサン ? 」
「 壊れちゃう ッ ! 」
「 あ 、….. 」
「 何ヲソンナニ 怖ガッ てルノ ? 」
むしろ強くなる感覚なのに 。
「 来たよ ! 」
「 レウさんッ 、 みどりが …. 」
「 みどりくん …. ? ッ意識は ? ある ? 」
「 ウン 元気ダヨ ? 」
「 なんッ で ? 」
「 なんでそんなに 元気に いられるの … ? 」
「【突然変異】」
「 エ ? 」
「 コンチゃん 」
「 それが今の みどりくんの状態 。 」
「 ヘェー 」
「 タノシーヨー? 」
「 ナンカカベスリヌケラレルシ 」
「 ッ は? 」
「 ヒャッホーッ ! 」
「 タノシィ 笑 」
「 な、 なんッ ? 」
「 ネェ 、 ソコニ居ル人 誰 ? 」
「 こ、 これは…. 」
「 殺シテインダヨネ ? 」
「 ええぞ、 どりみー 」
「 きょーサン 」
「 ッでも ! 」
「 それじゃあ 遠慮ナク 笑 」
自分ではあまり感じなかったが、 声にモザイクがかかるような、 よく分からない感覚が全身を支配した 。
誰かに乗っ取られているような、 違うような 。
「 ンフ 笑 当たんないネェ ?? 笑 」
「 悔しい ?¿ 笑 」
声さえ出せない そこの人間が 「悔しい」 と言ってるように 顔を顰める 。
「 笑 そっかそっかァ ? 」
「 悔シィ ねェ ? 笑 」
意識がなくなっても 、 死んでも 、 俺は構わず続けた 。
「 んふ 笑 今 最ッ高に タノシィ ヨ !笑 」
「 アリガトウ 。 そしテ サヨうなラ 」
・・・