今回はダーマッスよ
チキチキ!
〜ぺけたん視点〜
マサイは俺達の大切な仲間だし自殺させる訳にはいかない。それはマサイだけじゃない、シルクもンダホもモトキもダーマもザカオも、皆死なせない。俺は皆を守るって決めた。今の状態のマサイを放っておく訳にはいかないしねw
「……あ」
マサイ「どうしたのぺけ?」
「このまま行くとダーマの家だけど……」
マサイ「……確かに」
「様子見てく?」
マサイ「……うん」
「OK、行こっか」
マサイ「うん」
俺はマサイと一緒にダーマの家に向かった
ダーマは今どんな状態か分からないけど……苦しいのは分かる
ダーマを説得して皆助けないと!
ピンポーン
ダーマ「……んだよ」
マサイ「あ、ダーマ……」
「大丈夫?体調悪いとかない?」
ダーマ「……ないから帰れ」
マサイ「えっ、と」
やばいな……マサイが慌ててる
急遽ダーマの家に来る事になったから混乱して会話が出来ないのも無理は無い
「帰る訳にはいかないんだよね」
マサイ「ぺけ…!」
ダーマ「……なんでだよ?」
「マサイが教えてくれたんだ。まぁかなり不器用で分かりにくかったけどw」
マサイ「あ……ごめん」
「いや、俺だからこそ伝わったんだよ。友達の俺だからこそね」
マサイ「……!」
「ダーマも色々な事情があるのは分かる。けど、1人で抱え込む必要は無い」
ダーマ「…………………………」
「どんな事情でも周りの人に相談したら少しは気が楽に(((ダーマ「ならねぇよ」…え?」
ダーマ「なる訳ないだろ?色んな事情を全部言って[あースッキリしたー]なんて都合のいい事ある訳ないだろ?」
ぺけ「ないかもしれないけど!それでも!」
ダーマ「無理なものは無理なんだよ。諦めて俺とずっとずっと、永遠に距離を置いた方がお前らも気が楽だ。絶対に。」
マサイ「…絶対なんて……誰が決めたんだよ……」
ダーマ「は?」
「マサイ…?」
マサイ「絶対気が楽だなんて誰が決めたって言ってんだよ!!!」
ダーマ「ツッ!?」
「!?」
あのマサイが凄く怒っている……怒ったとしても激怒はしないマサイが
マサイ「俺のせいでこうなったのかもしれない!!他のやつのせいかもしれない!!けど!仲間なんだよ!!友達なんだよ!!離れていって気が楽だなんて絶対にありえないんだよ!そっちの方がありえないんだよ!!」
ダーマ「マ、サイ……」
マサイ「俺だって今苦しい!!皆と一緒で苦しい!!」
「マサイ……やっぱり…!」
マサイ「でも!仲間が!友達が!離れていった方が!もっと!もっと!!もっと!!!
苦しいから……」
ダーマ「…………………………」
「マサイ泣いてるよ…!大丈夫なの…?」
マサイ「どれだけ泣いても…どれだけ馬鹿にされても…どれだけ殺されかけようとも…俺は……お前と、仲間と一緒にいたいんだよ……」
ダーマ「……ごめん…な……」
「ダーマ…!」
ダーマ「今日は帰ってくれ……」
マサイ「……!」
「ツッ……」
やっぱりダメだったのかな……精一杯説得したのに……
「帰ろっか……マサイ」
マサイ「……おう」
ダーマ「……おい」
「何…?」
マサイ「……?」
ダーマ「また、明日な…!」
ぺけ、マサ「……!うん!」
その時のダーマの顔は
さっきの苦しそうな顔よりも
さっきの暗い顔よりも
ずっと
ずっと
明るい顔をしていた
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暴走族日記 部下「総長!おはようございます!!」 総長「馬鹿野郎今は夕方だよ」 部下「あ……てへぺろ(´>ω∂`)」 総長「………………」 部下「え?」