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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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※マフィアパロ

※女体化

危うい雰囲気

ーーーーーーーーーーーーーー

少年を医務室へ運び、ベッドに寝かせた。



「…ドズさん。」

「…はい。」



「思ったんだけどさ。」

「はい。」




「この子めっちゃ可愛くね?」

「え?」


「いやだから、この子めっちゃ可愛くね?」


真剣な空気の中何を言い出すかと思えば…..

「全くぼんさんは….。でも確かに整った顔してますね。」

「でしょ!」


長い睫毛にシュッとした鼻筋。薄紅色の唇は凄く柔らかそうで、、


「え、ドズさん?」


その声にハッと我に返る。僕の人差し指はその唇に触れていた。

「あれっ!え、?」


慌てて離すも指先にはふにっとした感触が残っている。本当に柔らかくてマシュマロのようだった。


いやいやいや!!何考えてんだ僕!!


「あのドズさんが…欲望に負けた….だと…」「いや!!違うんですこれは!」


「んん….あれ….?」

言い訳を続けようとした時、少年が目を覚ました。


「あ、起きた?オハヨ。」「え、誰….」

「こっちのセリフよ。」


コントみたいな会話をする2人にふふっと笑ってしまった。

「あ、点滴…ありがとうございます。」

「敵にお礼言う?まぁ助けたのこっちだけど。」

意外と育ち良いのかな、例の組織。

「で、君の名前は?」

ぼんさんがそう聞くと彼は黙ってしまった。

「…言えないの?」


「……1506。」

「「え?」」


「そう呼ばれています。」


驚いた。まさか名前ですら呼んでもらえないのか。


「そう呼ばれる前の名前は?」

「分かりません。覚えてないんです。」

「そっか。じゃあ何歳かは分かる?」

「いえ、それも….誕生日も分からないです。」


「….」

嘘をついているようには見えない。本当に分からないのだろう。


「ドズさん、ちょっと。」

「はい。君、少し待っててね。」


一旦部屋を出てぼんさんと話し合う。

「どうするよ、アレ。」

「本人さえ良ければうちのにしようかと。」

「名前と年齢分からんのはヤバいよ。」

「酷いです。幼い頃から組織にいたんですかね。」

「そうみたい。」


「あとドズさん。」

「どうかしました?」



「あの子女の子だわ。」


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