手慣れた手付きで包み紙を剥がす。
紫の全貌をあらわにし、食欲をそそる匂いで私を誘惑する。
お腹を空かせた私には、それは…かつての友人は、腹を満たす食べ物でしかなかった。
悲しい顔で、微笑み、君は言った。
「それが僕の本望だから」
「僕を食べて、少しでも満腹になってね」
いつの間にか私の手は止まり、目から生暖かな水がこぼれ落ちた。
今までのことを振り返る。
包み紙を剥がしてたべようと…
…あれ?
あ、こいつ、食べ物だ。
最初から最後まで私にとっちゃ食べ物だ。
なに言ってるんだ、私。
そういって紫のそれを口に頬張る。
うん、うまい!!
ジューーーーシーーーーーー!ジューシーですねこれは!!!!
んーーーーーうまいです!
悲しみも何も感じねぇ!!!!
うめぇぇ!!!!!!!!!!!!
ハイチュウとの物語ですこれは
ぶどうハイチュウうまい
コメント
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ハイチュウかwww 切ない物語に見えるwww
www
いやいやいや、、、w